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フロリダ(タンパベイエリア)より

アメリカフロリダ州タンパベイエリアでの生活記です。

アカデミー賞にもノミネートされたドキュメンタリー、Food, Inc .がPBSで放映されるというので録画予約をしていた私。


うちはテレビはケーブルテレビで視聴しているのですが、ケーブル会社のDVRは契約しておらず、そのため裏番組録画が出来ない。つまり録画中はケーブルボックスのチャンネルが変えられないんです汗番組ガイドを画面に出したり、ケーブルボックスで音量を調節したりすると、それらが録画されてしまいます。


Food, Inc.の放映は夜9時から10時半のゴールデンタイム。タイマー録画がうまくいっていることを確認するためにテレビの電源を入れたのをきっかけに、家事や犬の散歩でところどころ抜けながらも大部分を観ました。


私達にとっては内容的には特に目新しいことはなかったのですが、巨大アグリビジネスの元幹部が、それらを取り締まるべき立場にあるFDAやUSDAの上級官僚や最高裁判事のポジションにすんなりと収まっているというのはちょっとびっくりでした。特にFDAやUSDAに関しては、USGSやNOAA、EPAのように大学や研究所でキャリアを積んだ元研究者、あるいは公共政策のプロとして関係機関の公務員として叩き上げてきたキャリア官僚が多いのだろうと勝手に想像していましたし。


アメリカでは政府に対する不信感が大きくて、そのせいもあって「小さい政府」をと叫ぶ人々も多いわけですが「世界一の民主主義国チョキとか言う割には


公務員(特に上級レベル)は結構好き放題やってるし、

悪いことをしているのが見付かってもなかなかクビにならないよね~


去年あたりからからタンパベイエリアで大きく取り上げられた話題 なんですが、(日本で言うハローワークみたいな)無職の人が定職に就くのをサポートする公設組織の所長(年俸17万ドル)が、独自の権限で年間13万ドル(約1300万円)上級スタッフの食費に使っていたことが判明。(ちなみに下級スタッフは1食10ドルの上限が明文化されていたので蚊帳の外状態だったらしいです。)


会議を(必要ないのに)わざとランチタイムや夕刻に開催して、人気レストランから前菜・メイン・デザート込みで1人分50ドルクラスの食事をテイクアウトしたり、6個で30ドル?だかの高級カップケーキを注文したり、極めつけは地元の有力ビジネスとのネットワーキングのために、ということで所長自身の自宅でパーティーを開き、高級レストランのケータリングを頼んだ上にコメディアンまで雇い、もちろん経費は全て公費、という有様。


これらが全て、写真や書類、ビデオなどで克明に証明されたのに、この所長、数ヶ月間は有給の謹慎処分で、懲戒免職されたのはかれこれ最初の調査から1年近く経ってから。


日本だったら、公務員なんか飲酒運転で捕まっただけで(事故は起こしてなくとも)、一般市民を危険に晒したってことで処分があるし、依頼退職しなきゃいけないような雰囲気になる職場も多いことでしょう。数百円分のキセル乗車で職を失った人とかもいますし。年収1千万円クラスの公務員にこんな公私混同が見付かったら即刻クビじゃないですか、普通?


もちろん、日本でもトップレベルの官僚や議員はそれなりに色々やってるんでしょうけれど得意げ、たかが地方自治体の職安の所長レベルでここまで好き放題やってこれたというのがアメリカのすごい所?


こんな公務員不信もあって、最近のSenate Bill 6 (SB6)で公立学校の教師の給与を学力テストの結果ベースの能力給にしろだとか、テニュア制をなくせとかいう話になったのでしょうが、


ただでさえ教育レベルの低いフロリダ、これ以上先生を冷遇したら先がないよ


と思っているのは私だけではないようです。

日曜日はイースターヒヨコでした。普通はイースターというと自宅や親戚・友人の家などに集まって食事、というパターンだと思いますが、今年は私達の参加したグループは珍しく外食。その2週間前に誕生日バーティーで同じメンバーで集まって、こちらはあるお宅での手料理だったため、どうやら皆色々忙しいみたいだし、また誰かがホストになって色々準備するよりも、お気軽に外食にしよう、という流れになりました。


クリスマスやサンクスギビングなどでも、多人数のゲストをホストするのが面倒だからとか、他人の料理に対して口うるさい親類がいるとか、色々な理由でグループ揃って外食にする家もたまにありますし、実際このようなグループのためにホリデー専用の特別メニューを宣伝しているレストランもしばしば見かけます。


今回はグループの一人が、セントピーターズバーグのダウンタウンのレストランを予約してくれたので、イースターサンデーの午後2時頃に現地集合。


イースターだからあまり人はいないんじゃないかと思いましたが、まだ春休みの観光客などもいるようで、かなり賑わっていたダウンタウン。


主要な宗教上の祝日だし、レストランではイースターの特別メニュー限定のサービスかと思ったら、普通のメニュー(ランチメニューを含む)からもオーダーできるということでした。イースターメニューは3コースで結構おいしそうでしたが、この日は結構暑かった晴れせいもあってグループ内では誰もこれは注文せず(子羊のローストやハムなど重い感じのものだったし、ファーストコースはサラダじゃなくてクリーム系のスープだったし)、サラダやチキン、シーフードが主なオーダーでした。


この日は夫と私の向かいに、先月泊まりに来た8歳のお姉ちゃん女の子とそのパパ(夫の悪友)が座っていたのですが、オーダーするに際して、パパは彼女にキッズメニューしか見せないんですよ。


あれ、「私はもうキッズメニューは注文しないの」とか言ってなかったっけ、彼女?


結局、彼女とその弟2人はみな同じアイテム(スパゲッティにバターをからめたもの)を頼んだのですが、栄養上の配慮でしょうか、パパがそのうち1つをキッズメニューの海老のグリルとマッシュポテトに変更して、スパゲッティーは2個の注文。


キッズメニューは大人のサラダと同じタイミングで届き、ここでパパママはパスタ2皿と海老のグリル(って言ってもグリルで焼かれた中ぶりの海老が3個と、マッシュポテトが1スクープだけ)を子どもたち3人に振り分ける作業に。


お姉ちゃんはこれがイヤらしく、


「何で自分の分として頼んだものを弟たちと分けなきゃいけないのむっ


とか言ってましたが、両親はさりげなくスルーDASH!


「そういえば、○○ちゃんはマカロニグリルに行った時は大人メニューから頼んで、よく食べてたし、残った分は自分から持ち帰りの箱を頼んで、次の日のお昼に全部食べて、偉かったね」


と言ったら、ママは


「あらそうだったの。偉いわね~合格


と褒めてあげてましたが、パパの方は得意げ左矢印本当にこんな感じの表情で)無言



彼女はキッズメニューの分量なら食べきれると思うけれど、弟達は多分全部は食べきれないから、量的にはパスタ2皿を分配でいいのでしょうけれど、彼女の気持ちもよくわかるよ~。私も年下のきょうだいのために無理矢理分けさせられていた身だからねえ。


うちのきょうだいは最初は「いらない」とか言ってたくせに、私が食べようとしたらやっぱり自分も欲しいとか言い出すパターンが多くてねえ。親としても、一旦要らないって言ったのだから我慢しなさい、くらい言って欲しかったけど。


で、食事が終わって、ランチセットメニューを頼んだ人たちには小さなデザートが出てきて、単品で頼んだ夫と私はコーヒーを注文。他にデザートの注文はありますか、と聞いたウェイターに対してお子様達は相次いで


「Meアップ Meアップ


の声。お姉ちゃんはクレームブリュレ(何と彼女の学校では給食のデザートに出るらしい)、弟達はバニラアイスを1個ずつ注文。パパは渋い顔して止めさせようとしたけどママがゴーサインを出しちゃった形で。まあイースターヒヨコなんだし、外食じゃなかったらデザートにケーキやカップケーキが出てくる所なんだから、これくらいいいよねえ。


お姉ちゃんはクレームブリュレを完食、弟達は結局それぞれ半分くらい残しちゃったな、やっぱり。


で、会計のチェック(分けてくれる店だったので)がそれぞれの家族に来たのですが、帰路夫曰く


「あの一家のチェックは200ドルお金近かったよ」


だって。え~?大人は前菜やデザートは頼まず、一般的にはランチの範疇の食事だったのに、小さな子供3人が加わっただけでそんな額になるのか叫び


世間的には高学歴、高収入とされるカップルですが、そりゃ、こんな外食が月に何度もあったら大変だわ。お姉ちゃんにもキッズメニューから注文させるとか、デザートを避けようとするとか、パパの策略にもちょっと納得。


そうでなくとも共稼ぎで忙しいから家で食事の準備に時間をかけられないし、フルタイムでシッターも雇ってるし(でもこのシッターさん、子供の世話や掃除・洗濯のスキルは素晴らしいんだけど、料理は全然ダメなそうで)、子供の習い事やら何やらで出て行く金額も半端じゃないだろうな、と。

何か、そう考えたら今回のイースターはうちでホストすれば良かった、とちょっと後悔した日でした。


何だかイメージ的には完璧にグレーズされたハムを中心に、素晴らしいディナーワインを提供しないといけないような気がしていたのですが、ぶっちゃけ某チェーンのグレーズ済み、スライス済みのハムを温め直してもそれなりにおいしいし、サイドは持ち寄りを頼んでも良かったんだしね。これからはそうします。

昨年数箇所を修理して、ガレージのおっちゃんからも「あと1年は持つだろう」と言われていた夫の車。走行距離が20万マイルを超えていることもあり、


今度メジャーな修理が必要になったらこの車は処理して新しい車(中古かも知れないけれど)を買おう


という話になっていました。それに合わせて、夫には


1次の車のモデルや予算についてリサーチしておく

2とりあえず今の車が走っているうちに月300ドルくらいずつ車の資金として貯金しておく(新しい車をローンで買ったら月々の支払いはこれ位になると思うので、月々の支出パターンもそれに慣らしていこうということで)


という宿題を出しておいたのですが、今月になって夫の車の不調が明らかになり、それに合わせて問い詰めた質問したところ


どちらも未だに手をつけていなかったむかっ


ことが発覚。


1については仕事が忙しかったとか、2については最近401Kへの払い込み額を増やしたとか、年末年始にまとまった出費があったとか言い訳をしていますが、次の車はコンパクトがいいのか、ミッドサイズ以上がいいのか、SUVがいいのか、ミニバンがいいのか、ピックアップトラックがいいのか、そのレベルでさえ決めかねているって汗


そんなですから、時折低速で変な音のするようになった車をいつものガレージに持って行き、キャタリティック・コンバーター(触媒装置)の故障で$500という見積りを貰った夫は、


500ドルでこの車がもう数ヶ月生き延びるなら、安いもの音譜


とさっさと修理を決め込みました。まあこのあたりは夫自身のお財布でやりくりされているので、新車資金の貯蓄を怠っていた手前もあり、とりあえず今回はこれでお茶を濁したかったようです。


しかし、500ドルを支払って修理済みの車を引き取った直後、再度例の変な音があせる

直ってないじゃんむかっと一時は怒っていた夫ですが、ガレージ側にしてみたら、常時ではなく「時折」変な音がして、オイルの減りが早いという情報しかなかったわけで。彼らが試乗した時にそれと同じ音が再現されたとは限らないし、その代わりにキャタリティック・コンバーターの故障(これは音が出るものかよくわからないけど)が発見されて、それに対する見積りを出してうちの夫が修理のゴーサインを出したんだから、普通に考えたらガレージに非はないっつーの。


大体ねえ、排気ガスがオイル臭いって言ってたのに自分ではオイルレベルをチェックせず、ガレージに持っていく前の晩にオイルがディップスティックに付かない位減っているのに気付いて、慌てて注ぎ足していたのは誰?こんなずさんなメンテじゃどこがどう壊れていてもおかしくないでしょ。


で、夫がガレージにその車を持っていくこと2回目。今回はメカニックの一人を乗せて近所を走ったところ、うまく問題の音が再現されたらしく、ギアボックスの交換で$1500との見積り。


夫の車の時価をはるかに越えているのではないかと思われる金額ですが、


既にキャタリティック・コンバーターを直したし、

古い車に$1500を払いたくないから修理はせず、新しい車を買いますと言っても、

車種さえ決まっていないこの時点からカーショッピングを始めて(仕事のため週末に限定されるし)、

値段やらオプションやら下取り額やら交渉して、ローンが必要ならそれを組んで、各種登録やら保険の変更やらを終えて

新しい車を使えるまでずっとレンタカーだったら、

その費用だけで2000ドルくらい楽に吹っ飛ぶよ・・・


そうです、どっちみち、今回はこの車を修理するしかないのです。そういうことなんです。こういう事態を回避するために上記の2つの宿題を課しておいたのに・・・


しかし今回はこれだけでは済まなかった。


元のギアボックスは5速MTなのに、交換後はなぜか4速MT汗


夫はガレージの閉店直前に車を引き取り、市街地を抜けて高速に入って初めて5速がないのに気付いたらしいです。その時点でガレージはもう閉まっていたので、仕方ないので右車線でゆるゆると時速70マイルギリギリ(それでもすごいエンジン音)で帰宅した模様。私がトライしても確かに5速がない。反対側のリバースはちゃんとあるのに。


ATならまだしもMTで4速の車なんてここ20年の間には製造されてないと思うし、

5速のギアボックスだけど何かが挟まったりして(?)物理的に5速に入らなくなってるだけじゃないの~


なんて言いつつ、4速のままで夫の長距離通勤は不可能ということで翌朝は夫は私の車で出勤、私は朝一番でこれまた高速の右車線で時折煽られつつ(法的には制限速度での走行ですから問題ないんですが、フロリダでは左車線を遅い車がブロックしていることが多いので、結果として右車線にいてもアンダーテイクしてくる車に煽られる)出勤前にその車をガレージに持って行きました。


そしてベテランメカニックもびっくり目


「確かに5速がない、これは4速のギアボックスだ」


要するに中古部品業者が間違えて?4速のギアボックスを納入し、それを当たり前のように5速と思い込んだメカニックがそのまま取り付けて、その後のテストドライブ中も市街地なのでギアを5速に入れることがなかった、というオチでした。


しかしこの件はガレージが責任を持ってその日のクローズまでに正しい5速のギアボックスに交換してくれて、その間のレンタカーはガレージが手配してくれたので良しとしておきましょう。


しかしまた、ガレージのおっちゃんに


「エンジンや車体はしっかりしてるからまだ1年はいけるね」


とか言われて、それを半ば真面目に、半ば願掛けで信じている夫ガーン


まあ、こうやって不況の中でもアメリカのスモールビジネスをサポートしているので良いとしましょうか得意げ