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フロリダ(タンパベイエリア)より

アメリカフロリダ州タンパベイエリアでの生活記です。

今更なんですが、先日私は生まれて初めてネイルサロンに行って来ました。


アメリカでは数年前くらいからあちこちのモールなどにお手頃価格のネイルサロンが出来て、庶民でも定期的に利用する人が増えたと思うのですが、ちょうどその頃に当時の職場で怖いガーン話を色々聞きまして・・・


まあ、端的に言えば「衛生管理がしっかりしていない店で爪水虫を貰った」とか、そういう話です。しかも安い店に限らず、高級スパや美容院のネイルサービスでも起きているという話。実際そういうサロンで働いていた人からの内部告発もあったりして、100%単なる都市伝説とは思えなかったし。


小さい安い店だと店内に仕切りがないから衛生管理状態もわかりやすいけれど、高級店の個室でのサービスだと裏でどうしているかが全然わからないという意外な落とし穴もあるそうで。


ジムやプールの更衣室の床を介して水虫を貰っちゃったら、それはアンラッキー、くらいで済ませられる気がするんですよね。確率としてはかなり低いと思うし、水虫が怖いがために全てのプールやジムを避けるという気には私はなりません。清掃が行き届いていない施設は避けるとか、公共のシャワーではなるべくビーチサンダルを履くとか、それくらいはするけれど。


でも、爪をきれいにしてもらうという目的で、それなりのお金も払ったのに、逆に爪が長期間に渡って(下手したらその後一生?)ボロボロになってしまう病気を貰って、治療のために時間とお金も費やすことになるなんて、絶対に嫌だと思ったし。


まあ、その頃に比べたらネイル関係のテクニシャンの資格試験は衛生面で厳しくなったみたいで(というか最初は州によっては殆ど無許可で営業できていたみたい)、近年まで衛生面を気にして全くネイルサロンに足を踏み入れたことのなかった私はかなりの少数派だとは思います。


なぜ今更ネイルサロンに行くことになったかというと・・・私達は友人宅でのサンクスギビングディナーナイフとフォークに招かれたのですが、その席で土曜日にまた皆で集まろう、という話になり。


男性陣はその家のプールのポンプが壊れているからその修理をして、それから近くに釣りうお座に、女性陣はミニメークオーバーネイルに出掛けよう(要するにポンプ修理には付き合いたくない)ということに。当初はヘアとネイルの両方をやってくれるサロンを探したのですが、なんせホリデーウィークエンド、しかもこちらは総勢7名ということで希望にかなうスパやサロンは見付からず、結局ネイルだけのサロンに行くことに。


私はペディキュアをしてもらったのですが、ペディキュアそのものよりもフットバスとマッサージチェアが気に入ってしまいました。何だかんだで小一時間マッサージチェアでリラックスできたので、これで20ドルはいいかも?自宅からはちょっと遠いのでこれからも定期的に利用するとは思えないんですが。


ペディキュアもきれいにしてもらったので、これから何回かあるホリデーパーティークリスマスツリーに備え、ネイルエナメルを傷つけないよう殆ど靴下を履いて生活している今日この頃・・・

このところうちのわんわんはトラブル続きです。初夏の検診からずっと特に何の問題もなく過ごしてきたけれど、ここ1週間にどっと問題が・・・


最初におきた事件は今考えると小事件でした。


ある日の夜、散歩の途中に野球ボールを見つけてそれを得意気に持ち帰ってきたしっぽフリフリと夫。お子様用ではなく本物の硬球で噛みごたえがあるらしく、ドッグベッドの上でそれをカミカミし始めました。その後、しっぽフリフリの隣でテレビを見ていた夫が「あー!叫びと叫ぶ声が。書斎からリビングに行ってみると・・・


わんわんがボールの革をはがして遊んでいると思ったら、次の瞬間、


ボール一個分の革をそのまま丸呑みしちゃったって・・・


何で革がはがれてきた時点で没収しなかったのよむかっって言ったら、


ローハイド(牛革)の犬用ガムみたいに噛んで楽しんでるだけだと思った、飲み込むとしたら小さく噛み切ってからだと思った


とか。


人工皮革ではないし、比較的薄い革のようだったので自然にうんちに出てくるんじゃないかと私は楽観していたのですが(もちろん変調がみられたらすぐに動物病院に直行ですが)、夫は自らの監督不行き届きのせいもあってかずっと心配だったみだいで、翌日仕事関係の獣医師の方に相談したそうです。


その方によると、こういう場合は飲み込んだ直後にすぐ吐かせるのが一番だそうです。そのためには消毒用の過酸化水素を少量飲ませると聞いて、ちょっとギョッショック!としましたが、後で開腹手術になるリスクなどを考えるとやっぱり吐かせる方がずっといいですねえ。


相談した時点で既に事件発生から半日以上経っていたので、その時点で薦められたのは繊維質豊富な缶詰のかぼちゃハロウィンを食べさせること。偶然家に生のかぼちゃがあったので、それを電子レンジで煮崩して冷ましたものを食べさせました。その甲斐あってか、飲み込みから48時間後くらいに問題の革が出て来た~音譜


1枚につながった状態ではなく、かなり消化されたみたいで、ローハイドを食べた時のうんちと同じ、白っぽいものでした。革の縫い目に使われていた赤い糸が混じっていなければボールの革とはわからなかったかも。


そして一難過ぎたと思ったら、その日の夜に大事件が・・・


夜の7時半過ぎくらいにわんわんと夫と私で夜の散歩をしていた時のこと。うちの区画から出てメインの通りへと曲がったところで、もう一組犬の散歩をしている家族が見えました。夫がリードを短く持ち直し、彼らから少し距離を置いてすれ違おうとしたところで・・・


一回り大きな、相手の犬(後で聞いたところジャーマンシェパードとシャーペイのミックス)が前触れなくうちのわんわんに突進!


自転車に乗りながら伸縮式のリードを持っていた飼い主はバランスを崩してリードの持ち手を離してしまいました。


うちのわんわんは仰向けに倒されて、その上に相手の犬が組みかかっている状態。双方の飼い主が大声を上げ、相手の犬を軽く蹴ったりして離れさせました。


たまにドッグパークでひやっガーンとすることはあるけれど、普通はもう少し前触れ(相手の犬が唸るとか、歯を見せるとか)があるんだよね。今回はあっと言う間の出来事でした。


もちろん私達はムッとしてましたが、相手の飼い主(中年女性と、中高生くらいの子供)もびっくりしている様子で、とりあえずまともに謝って来たのでその場を離れようとし(その時点では散歩を続行しようとした)、数歩離れてからわんわんの脇腹を撫でたら・・・べっとり出血が。懐中電灯を点けてみたら襲われたところから点々と歩道に血痕がある。


相手にうちのわんわんが噛まれて怪我をしていることを伝え、相手に治療費の支払い責任を求め、住所と名前を聞き出すことに。本当の住所と名前なのかは半信半疑でしたけれどね。犬の散歩中ですからIDは持ってなくても仕方ないし(実際うちは二人とも財布や携帯電話もおろか、ペンとメモ用紙さえなし)。


親子連れだったので、さすがに事態を全て把握できる年代の子供の前でしゃあしゃあと嘘ついてトンズラする可能性は低いかなとは思ったけれど、ここらでは普通の常識が通用しないことも判ってるし(地元のニュースでは親子ぐるみの犯罪、例えば幼児を使った万引き、ティーンエイジャーの子と共謀した強盗、ひどいものは娘を使った売春などの話がよく流れてます)、特に身軽な借家人だと数百ドルを支払いたくないがために急遽引越し夜逃げなんてことも十分有り得るし。


もちろん散歩は中止。家に帰ってきてわんわんをよく観察すると、後ろ足の付け根にがっぷりと穴があいてる・・・出血は止まったけど、こりゃ、縫わないと傷口が開いたままでダメかも、ってことで、また夜間に恐縮なんですが、夫が前述の獣医師の方に電話。


ちなみにうちの普段のかかりつけの動物病院は時間外は全く対応なしで、そこから車で30分位離れたところにある夜間・休日専門の動物病院へ、ってことになってるんです。そこに電話したら今すぐ連れて来て下さいって言われるだろうけど、そこまでの緊急性があるものなのかがねぇ。もっと重症の急患などでバタバタしている所に連れて行って、長いこと待たされた上に薬剤の投与ミスなんかされたらたまらないし。


結局、翌日の朝一番で夫がわんわんをその獣医師のオフィス(夫の職場の近く)に連れて行くことに。処置後、夫の仕事が終わる夕方まで面倒を見てくれるとのことで助かりました。麻酔後などは特に心配ですからね。


縫合糸はわんわんが引きちぎってしまう可能性があるということで、ステープル2本で傷口を閉じてありました。それでも帰宅後はやっぱり傷口を気にしていて、舐めながら1本を少し引き出してしまったので、慌てて閉店間際のペット用品店に駆け込んであのメガホンみたいな円錐状のカラーを買う羽目に。エリザベスカラーとか言うらしいですね。そんなエレガント王冠1なものじゃないけど・・・


感染防止のための抗生物質を経口で1日2回、ということで、それに合わせて食事が1日1回から2回に増え、ここ2日間はたまに咳き込んだりするので、その対策に人間用咳止めシロップと蜂蜜を混ぜたものなんかも貰ったりして、食の面ではちょっと嬉しそうなわんわん


でも12月上旬にステープルを外すまではドッグパークにも行けないし、リードなしで走り回ることも出来ないので運動不足に気を付けないとね。しっぽフリフリも人間も健康一番です。


水曜日の夜

夫:「金曜の夜は仕事関係のパーティーで遅くなりそうだ。」

私:「あ、そう。私は普通に帰れる予定だからから、しっぽフリフリのことは心配しなくていいよ~。」



木曜日の夜

夫:「明日のパーティだけど、一緒に出席できる?」

私:「ハァ?カップルで出席しなけばいけないようなかしこまったパーティーなの?ホリデー・パーティーにしては時期的に早くない?まだ感謝祭も終わってないのに。」


夫:「今日主催者と話したんだけど、チャリティー・ガラなんだと。」


チャリティー・ガラ?


慈善事業団体がアッパークラス宝石紫の方々相手に高額のチケットを販売して、当日はチャリティーオークションなどで高額お金の寄付を募るアレ?


うちみたいなパンピー雇われ人夫婦が出る幕じゃないんですけど?大体チケット代だけでも一人最低数百ドル、下手したら千ドル単位でしょ?


よくよく話を聞くと、職場を代表して大ボス夫妻(アッパークラス)と中ボス夫妻(アッパーミドルクラス)が出席する予定だったが、中ボスは翌日から海外出張ということで、土壇場になって出席したくないできないと言い出したらしく・・・


夫:「主催者によると服装はブラック・タイで、女性はフロア丈のイブニングガウンにストールがいいだろうって」


フロア丈のイブニングガウン???そんなの持ってないよ?あなたもタキシード持ってないでしょ?自分の結婚式だって濃色のスーツで済ませたんだから。レンタルを手配する時間もないし。どうするの~?


翌日、夫は職場近辺でタキシードをレンタルしているお店に片っ端から電話をかけたものの、当日すぐ借りられるところは、手頃な新品が買えそうなレベルのレンタル料金。まあそれだけ良い品なんでしょうけれど。


逆にお手頃価格のチェーン店は数日前からの予約が必須とのこと(多分レンタカーみたいに支店間でやりくりしているんでしょう)。


結局夫は近くのモールのデパートでタキシード一式を揃えました。採寸してくれた店員さんにのせられて、その場で15%割引が適用されるからとそのデパートのクレジットカードまで作ってきたし・・・(ターゲットなどではいつも断ってるのにねえ)


私も、自分の職場の近くのデパートでドレスを調達するつもりだったのですが、途中に寄ったペット用品店の近くにNordstrom Rack(Nordstromのアウトレット)があるのを発見。もしやひらめき電球と思って足を運ぶと、プロムシーズンの残り物っぽいものが多かったけれど、確かにイブニングドレスのセクションがある!


よっしゃ、ここで決めちゃえアップ、ということで5着くらい一気に選んで試着。そのうちペティートサイズは1着しかなく、それは却下となったので、裾上げはまず必至。店内にお直しサービスはあったみたいだけど、ドレスの裾はその場では無理ということなので、自分でするしかない。この時点でフレアの大きい(裾周りが長い)デザインも却下。ストレッチ素材で着心地がよく、ブラのはみ出しなどが問題にならない、安心して着ていられるデザインのものに決定しました。


靴とバッグとストールはもう、手持ちのもので何とかしちゃえ、ということで家に直行。1時間あればできると思った裾上げですが、薄地の素材で、しかも売り場では気付かなかったけれどスカート部分は微妙に後ろにトレーンがあって、それをトレースするのに時間がかかったりして、もう最後は焦りまくりあせる夜遅くなるからと急遽手配したケンネルにしっぽフリフリを連れて行く約束の時間も迫ってくるし。アイロンを出す時間もなくて、超いい加減・目分量で布地の端を三つ折にしてひたすらミシンをかけました・・・


そして裏地は元のヘムライン同様に仕上げる時間がなく、何と切りっ放しにジグザグミシンをかけただけ。どれだけ雑なんだか・・・まあ、夜のイベントで食事は着席だし、裾周りなんてそんなに良く見えないだろう、と・・・


無事時間通りに会場に到着して、カクテルカクテルグラスアワーの間に大ボス夫妻に出会ったのですが、彼ら曰く


「今夜はサラソタのwho's whoが集まっているねえ」


とのこと。いやー、言われなくとも何となくわかりますわ。トイレの近くにVIP駐車場があったけど、ロールスロイス(アメリカではあまり見たことがない)なんかも停まってるし。数時間のイベント終了までひたすら待っている運転手さんたちの数も半端じゃない。


社会勉強にはなりましたが疲れた一夜でした。まあ、私はそれでも誰も知らないし、誰とも利害関係がなかったので夫よりははるかにお気楽な立場だったんですが。私も職場のパーティーなんかはかなり気疲れするので、気持ちは良くわかります。


華やかなパーティも結構だけれど、私達は家のカウチでわんわんとまったりしてる方が幸せラブラブ、というのが夫と私の一致した意見でした。