私は少し前と比べて嘆く部分が変わっただけで、その状況が好きなのには変わりがないね。あの子いじめから自分いじめに変わっただけで、根底に変化がひとつも見当たらないね。自分の腕を切って注目されようとするのから、侮りやすくてナイーブさを全面に押し出してみんなに囲まれようとするのに変わっただけで、自己顕示欲は減りそうにないね。喉に手を突っ込んで泣きながら吐いて頭痛くなる自分から、不特定多数の男の人に体をゆるせる女になっただけで、小説の中で生きていたいのには変わりない。自分のポテンシャルに対する根拠のない自信と、私だけ愛されたい独占欲は本当に何も変わらないね。
不細工でも美人でもなく
やたらと暗い
内科で診てもらえない病気の主
優しくされればもう
誰でもいいとのたまう
太るのが恐いから
手にタコ作って 今日も吐く
「私には何にもないから」
そう言って笑った
そう言って笑った
普通の会話があんまり成立しない
自分だけの世界に入ると戻って来ない
一生懸命過ぎて簡単に騙される
嘘ついてよ見破るよ
そんなに人に怯えるなよ
「私には何にもないから」
そう言って笑った
そう言って笑った
「すべてを晒すことは
割り切ってるから平気なんだ。
時々 空しいのは
向いてないかなって思う時だけ」
吐く血の女はどっかで多分生きてる
血を吐きながらどっかできっと生きてる
「私には何にもないから」
そう言って笑った
そう言って笑った
こんな人になりたい