山口3というジャージでスカート短い女の子が居たなあ… | 魔法使い泰蔵!

魔法使い泰蔵!

ある日突然、魔法少女が空から振ってきた!ってなるのが早いか、
俺が魔法使いになって、魔法少女を召還して空から落とすのが早いか、
伝説の戦いの幕を今開けてみる。
きっと明日はいいことあるはず

なんでか一ヶ月前の日記を書こうと思い出す。

何やってんだ俺。

とりあえずばあちゃんが墓に入るまでは書いておこう。


確か弟も親父も寝かけてて、俺もねちったって話までだったな。

婆ちゃんが墓に入るまでにはもう少し紆余曲折があった。


仏前での供養、焼香が終わりついに納骨へ。

寺から墓地まで車で移動しなくちゃいけない。

あたしが車出せるから、だとか、住職の車乗れるから、だとか

車割りでごちゃごちゃ言いながら各自車へ乗り込んでいく。

1台目、2台目、と順次出て行く。



何かがおかしい、、、言いしれぬ不安が俺を襲う。

最後に俺と弟と親父を残して母が車で出ようとする。


母「じゃあ、その水だけお願いね」


と墓を洗う用の水の入ったペットボトルを指さす。

おかしい、何だ。

何かが足りない、、、。

(´-ω-`) …               Ω\ζ°)チーン

分かったぞ!じっちゃんのナニかけて!!


俺 「あ、あのぉ、、、ほ、骨は?」


母 「そうだそうだ、忘れてた、あっはっはっは」


叔母「あら、そうねえ、おっほっほ」


何だよお前らオーマイキー か。

忘れちゃったじゃねえだろ。

あんたら何しに墓場行くんですか?

運動会?


母 「ほら、何してんの。早く持ってきてよ」


何故か怒られながらすごすごと位牌と骨を運ぶ男三人。

何でやねん、誰か頑張れよ…。




とかなんとかで墓地についてついに納骨。

納骨室の入り口をふさぐ石を持ち上げる。

永きにわたり閉ざされてきた扉が今開く。

ふんっ、、、プ。

あれ?

持ち上げる、、、ん、、?

あぁれぇ?

良く見ると開くはずの石の部分がコンクリっぽいので溶接されている。

ぶっちゃけありえない!

近所に家のある婆さんが「私、鑿(のみ)取ってきますわ」と駆け出す。

なんなんだか。

待ってる間よそさまの墓をみんなで見て回る始末。

「ちゃんと開くようになっちょうわ」

そりゃそうだ。


やがて婆ちゃんが鑿を持って帰ってくる。

「じゃあ私やりますわ」と住職。

鑿を右手に構えて、ガッガッとコンクリの溶接部を削っていく

( ゚Д゚)ポカーン

納骨で住職が墓石に鑿を突き立てることがかつてあったろうか?

どうでも良いけど。

頑固な婆ちゃんだったが、納まるときぐらいすっと納まれよな。

まあ入れて良かった。

成仏して下さい。