おっす俺は泰蔵!
魔法使い的に不服だが仏事で山口にやってきたぜ。
on businessってやつだ。
ちゃうか。
うだうだうだりながら目的地の寺へ。
本堂に用意はしてあるものの誰も見あたらない。
っかしぃな~、とりあえずおかんに電話してみる。
ッルルップルルルルップルルルルップツッツーッツーッ…
!?
弟「どない?」
俺「切られた、、、電車かどっかか?」
弟「ん~んじゃあ間に合わへんやろ。なんやろな?」
俺「とりあえずぶらつくか」
と寺内をぶらぶら。
十分後…
ドタドタドタ
隣の建物から誰か来た。
母「あら!**ちゃん。来てたの?」(※都合により)
ん?
俺「電話したやん?」
母「え~それはお母さん気付かなかったわ。いつ?」
俺「十分くらい前。」
母「え?あ~あれ?え~十分も待ってたん?」
俺「待ってたん?、、って電話はよ、何で切ったん?」
母「あ~あれ?お母さん間違えて切っちゃった。」
切っちゃってんじゃねえよ、しかもその後放置かよ!
大丈夫かイラクの国民投票はあああ!?
母「まあとにかくこっちきて」
と軽くスルーされて親父とか親類に挨拶を。
親父は住職の自慢話を聞いている。
爺「そででね、次男はペンタゴンに努めてましてね、、、」
父「へ~アメリカ軍にお勤め?」
爺「そう、情報局ってのかな、、」
良いのか?それって?
やがて仏前での読経が始まる。
爺「なんまんだげほっなんまげほっげほっげほっ、、、」
やる気ねえし、世間話の時は全然そんなんじゃなかったじゃねえかよ!
更に左手から不思議な気配がする。
視界の左端に黒い影がちらつく。弟の頭だ。寝かけてる。
もっとやる気ね~!
どうなってんだお前ら!
とりあえず弟の足を踏みつける。
弟「へへ、、」
へへじゃねえだろう(;´Д⊂)
しかし今度は右手にもふらふらしてる気配が。
オヤジ、お前もか。
親父の足を踏みつけるのは微妙だなぁ、と逡巡してるうちに
自己回復できたようで適当に礼と織り交ぜてごまかしている。
とりあえず何気なくぶつかっておいた。ザメハ。
つづく。