とりあえず年内には 11月分まで。
(以下、敬称略)
《2016年》
● 11月3日(木・祝) 東京 森美術館
11:00 ~
『宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ』
う~~んと。
とりあえず時間があったので。
『空山基』氏作『セクシーロボット』の立体作品がツボだったので、ショップで関連のグッズを買おうと思ったものの、かなり長~いこと迷いに迷った上で買いませんでした。
ってゆーか、迷った末に結局買ったのかどうか 既に記憶が曖昧だったのですが、モノが手元にないってことは買わなかったってことなのね・・・。
基本、迷ったら「とりあえず買っとこ。」という私にしては珍しい。
・・・というくらいの印象。
同日のメインはこちら。
● 11月3日(木・祝) 東京 TOKYO DOME CITY HALL
18:00 ~
『澤野弘之 LIVE [nZk] 004』
劇伴作曲家『澤野弘之』氏 の、バンド+ゲストボーカル陣で構成されたプロジェクト。
昨年秋の『003』を拝見した頃は、ちょうどベスト盤CD が発売された直後だったり、私の中では NHK朝ドラ『まれ』中心にしばし「澤野熱」が高まっている次期だったこともあり、それなりに演目に追随出来てた気がします。
しか~し、今回は違った。
けっこう新曲(もしくは知らない旧曲?)が多い上に、新しい男性ボーカリストが 2名参加してたり。
皆さん、よく追随して行ってるな~とか感心しちゃいます。
今回、チケットはシングルCD 購入特典の先行販売に当たって購入。
第1希望の「2階バルコニー席」でした。
もうね、1Fフロアのスタンディングのすし詰め状態は、回避出来るのなら回避したい!
カネで解決出来るのならカネで解決したい!!
(取り乱しました・・・。)
スタンディングでもそれなりにパーソナルスペースが侵略されない環境ならば問題ないんですが、まあ そんなのは期待薄でございます。
相変わらず内容については特に語りません。
● 11月4日(金) 清水 宇宙食堂もでらあと
20:00 ~
『海野勝也 グループ』
海野勝也:G. / 山北裕文:B.
ギターの『海野勝也』さん レギュラー回。
ガットギター使用で、ウッドベースとのデュオ。
ジャズのスタンダードなど。
● 11月5日(土) 静岡 丸子紅茶古民家カフェ「二六茶庵」
15:00 ~
『畳とギターと丸子紅茶 ~秋のミルクティー編~』
◆ ノーザンスター
静岡市内、丸子(まりこ)にある紅茶工場とリンクした古民家カフェにて、『ノーザンスター』さん のアコギ弾き語り生音ライブの第二弾。
畳のお座敷にて観覧。
因みに、演奏は縁側から。
静岡だけど、緑茶じゃなくて紅茶ってのが乙です。
休憩挟んで二部構成でしたが、私は一部のみ拝見して退散。
● 11月5日(土) 静岡 UHU
19:00 ~
『かくれみののきせつ ~秋』
◆ かくれみの
◆ 大畑力
◆ 竹田キミヒコ
◆ そのひぐらし
トップの『かくれみの』さん には遅刻。辛うじて最後の 1曲のみ拝見。
遅刻の理由を思い出しました。
丸子でライブ観覧の後、お通夜に出席してからの UHU でした。
「『かくれみの』って、だれ??」と思っておりましたが、「へ~、ナルホドね~~。」ってことで。
● 11月8日(火) 神戸元町 ギャラリーヴィー
11:00 ~
『こしあん個展「モヤンモヤン展」4456~4468日め』
造形作家『こしあん』さん の個展訪問。
ご本人在廊の土日はタイミングが合わず。
毎度新しい表現手法が盛り込まれており、今回はジオラマを使ったストーリー展開。
ネタは私の大好きな “ あの “ キャラクター。(・・・と言っても分からないと思いますけど、一応ネタバレ防止。)
そして同日。
神戸から一気に東京へ。
(昨年にも「モヤンモヤン展 → 東京でライブ観覧」日帰りという 同じパターンを画策したことがありました。その日は台風の本州直撃横断にて断念。今回は生憎の雨模様ではあったものの、無事に完遂。)
● 11月8日(火) 東京 studio coast
19:00 ~
『MANIC STREET PREACHERS』
◆ O.A. GRAPEVINE
◆ MANIC STREET PREACHERS
ライブ内容については申し分なしでしたので、その前後に私の頭の中をぐるぐると巡っていた取り留めのないお話を、思い付く限り羅列してみます。
・『MANIC STREET PREACHERS』(以下、マニックス)のライブは 3度目。近年、夏のフェスとかでは頻繁に来日してましたが、私はフェス行かないので 3年振りくらい。確か、前回単独公演の際はチケット取れなくて断念した気がする。
・会場の『studio coast』は お初に訪問。新木場駅から徒歩 10分程、橋を渡って臨海の埋め立て地に踏み入るわけなのですが、これがちょっと恐い。
(以下、勝手なイメージです。)
この辺りの湾岸地域って、もしかしたらハイソなタワーマンションとかに居住者が居るのかも知れないし、昼間なら企業のオフィスや倉庫などに そこそこ人気(ひとけ)はあるとは思うのですが。
そもそもの街(?)の作りとして、ほぼ “ 生活感 “ がない。
夜ともなれば尚、人の気配は感じられず。ゴーストタウン的な薄ら寒~い不気味さが漂っております。(住んでる人、スミマセン。)
・開演予定時刻 5分遅れくらいで演者登壇。さすが、マニックス はマジメなのでほぼオンタイム進行だな~。
と思ったら、演奏が始まって照明が当たったところで「ん? だれ??」ってなりました。
どうやら歌も、英語かと思ったら英語っぽい日本語らしいし。
途中の MC でようやく分かりましたが、オープニングアクトの『GRAPEVINE』でした。名前は知ってましたけど、どんなバンドかは全く存じませんでした。これも途中の MC で分かりましたが、マニックス とか オアシス 辺りの '80~'90 年代ロックがルーツとのことで、確かに楽曲はそんなテイスト満載でかっちょよい。
ただし。
O.A. アリならアリって言ってくれないと。こちとら終バスの都合があるのだ。
(ってゆーか、私のリサーチ不足ですか? そうですか・・・。)
・ところで、『O.A.』って。私の勝手なイメージだと「2曲、若しくはせいぜい3曲じゃね?」って感じなんですけど。
その私の中のイメージの素ってのは恐らく「寄席の前座 = 持ち時間 数分」みたいなところから来てる気はする。こういった音楽ライブで言うところの前座は、プロモーション絡みとか慣例的なお話とか 寄席のそれとは諸々事情は異なるわけなのですが。
とはいえ、「演奏たっぷり 30分」+「転換たっぷり 30分」って・・・。
こちとら終バスの都合もあるんじゃい!
(余裕を持って遅目の便にしといてよかった。その分 翌日がツラいんですけど・・・。)
・更にこれまた GRAPEVINE の MC で初めて知りましたが、今回の マニックス の演目、「アルバム『Everything Must Go』の全曲再現ライブ」ということでした。
マニックス を聴くきっかけになったのは、同アルバムや その収録曲『A Design for Life』がノミネート/受賞した「ブリット・アワード」をたまたま TV で見ていたところから。(オアシス 出るかな~と思って見てました。)
後にバンドの遍歴を知るにつけ、このアルバムがそれまでの作品の流れとは異質なもので バンドとして大きな転機に当たる時期の作品であったことを 改めて思い知らされた次第。
とはいえ、ビートルズ も『Yesterday』から入った私としては「何事にも “ きっかけ “ はあって然るべし!」と自身を納得させております。
・その当時、アルバム『Everything Must Go』を起点に 旧作品を遡りつつ/新作をリアルタイムで追いかける形となり、各作品ともかな~り聴き込んでおりました。ただ、近作になるにつれ聴き込みの度合いが薄れる傾向にあり。ライブの予習で聴き返そうにも、出題範囲が広過ぎて絞り込めない。(まあ、絶対に演るであろう数曲は思い当たりますけど。)
結局、ライブ前 1週間程は iPod touch の “ シャッフル “ 再生で時間が許す限り 広く/浅く 拾っておこうという作戦に打って出ました。(延べ 227曲。限定盤収録のデモ・バージョンや日本盤特典のライブ音源などで、けっこうダブってる楽曲も多いので効率は悪いのですが。)
『Everything Must Go』の再現ライブと分かってればもうちょっと集中して予習(復習?)できたのですが、逆に かつてはかなり聴き込んだ(つもりの)楽曲を改めて新鮮に聴けたので、それはそれでよかった・・・と思います。
・同アルバム再現の後の演目は、概ね予想の範疇の定番曲たっぷりで “ ザ・マニックス “ 的ライブでした。
ライブ演目も新作を追いかけるセットリストに変遷して行くのは世の習いではございますが、こうした『ベスト盤的ライブ』ってのも ちょいちょい織り交ぜていただけるとありがたい・・・と言えるほど頻繁に観れるわけじゃありませんけど。
・観覧形態は、私の苦手なスタンディング詰め込みパターンでした。少しでもパーソナルスペース侵害を避けようと前の人から半歩強下がったところに陣取っていると、その間隙を縫って人が往来する “ 通路 “ になってしまって却って鬱陶しい。
・studio coast の床は木製のデッキ材でした。コンクリートの上に長時間立つよりも幾分ソフトな感触で疲れ難い・・・気がする。
但し、デッキ材ならではの ある欠点が。
O.A. 演奏中、床から伝わる周期的な「コンコンコン・・・」という振動が気になり始めました。踵をべったり床に付けて立っているので、身体の芯に響くけっこう不快な振動。当初、キックとかの低周波が共鳴しているのかな~と思ってましたが、どうもそのリズムとジャストでシンクロしているわけではない。どうやら、中途半端に楽曲に合わせて人為的に刻まれているものらしいのですが、だとしたら発信源はどこだ?
O.A. が終わって転換中、今度は BGM に合わせて(ってゆーか “ 合ってない “ のがより不快なのですが・・・)例の振動が。
それとなく周囲を見回してみたところ、元凶発見!!
七時の方向、距離約 2メートル。長身の男性が腕組みして右足を斜め前に投げ出した「休め」の姿勢で立っている。その投げ出した右足、黒い皮のブーツを踵を支点にトントントンと踏み鳴らしているのであった。恐らく本人的には ほぼ無意識でリズムを取っているだけ(取れてないけど)だと思うのですが、意外なほどデッキ材がその振動をダイレクトに伝えるのでした。
私としては注意をしてでも止めさせたいくらいの不快な振動だったのですが、自覚のない本人的には「はあ?」って話でしょう、きっと。無用な揉め事は避けたいのでぐっとガマン。
まあ、本編が始まったら もうどうでもよくなっちゃましたけど。
・御上りさん状態ででっかいリュックを背負ってたので、コインロッカーを利用。入場の案内スタッフが「建物内のロッカーは数が少ないので、屋外のものをご利用下さい!」と連呼していたので素直に従うことに。
その屋外のコインロッカー、外壁に沿って 1F/2F の二層になっていって、1F はすでに埋まっている感じだったので 2F の方を利用。このコインロッカー、人ふたりがすれ違うのにもかな~り苦労するくらいの狭い通路を挟んで対面で並んでおります。ここから容易に想像出来るのは、奥の方のロッカーに入れたら 帰りの混雑時にはそこまで辿り着けないに違いない。幸い、手前から 3列目のところが空いてたので すかざすそこをキープ。
案の定、終演後は大混雑。おまけに結構な降雨に対し ロッカースペース入り口にはひさしもないので、もう大変なことになっておりましたよ。
・・・って、さすがにこれはバランス悪過ぎなので、一旦ここで切ります。
(後半へ つづく。)
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