原則、アコギ(?)は “ ヤマハ派 “ です。 | FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

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  FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』


そういえば。


必要に迫られて(・・・か?)、時折 ド素人目線のギターリペアとか/改造の記事などしたためておりますが。
現在ライブで使用中のギターに関しては ほぼ話題にしたことがございませんでした。

ということで。
あまり需要は見込めませんが、ちょっと書いてみます。
(出来るだけコンパクトにまとめたい。(← 努力目標))



2019年4月より、『FJスズキ』ソロで弾き語る際にメインで使用しておりますのは ↓ こちら。


■ YAMAHA サイレントギター SLG200S TLB(トラスルーセントブラック)

・・・を、ちょいと いじったヤツ。
今のところ特に命名はしておりません。

ヤマハの『サイレントギター』シリーズのスチール弦タイプ。
・・・ってゆーか、型番の『200S』の『S』が恐らく「スチール弦」仕様の意味だろうとは思うのですが(「ナイロン弦」仕様が『N』なので)、実際に張ってるのは いわゆる「フォークギター弦」だから「ブロンズ弦タイプ」って言った方がよいのかな〜。(← こういうところで文章が無駄に長くなる。)

メーカー想定としては “ 胴が鳴らない “ ので生音が非常に小さく、自宅練習やトラベルギター用とか/ハウリングを起こしにくいのでステージ使用でも便利・・・みなたいなところかと。
(かなり大雑把なので、詳しくは → メーカーサイトへ。)


私はこれに Roland 『GK-3ピックアップ』を搭載して、ギターシンセ『GK-20』を鳴らしております。
その他、実際のライブでの使用に際して必要な機能(・・・か?)をいくつか盛り込んでおります。


例によって・・・みたいな感じにはなりますが、やっぱり長〜くなる予感が。


《Before》
新品購入時の状態。

 

コンパクトに収納出来るように上側のフレームが外せます。


これも恐らくコンパクトさを重視した設定。小振りなオーバルのツマミのロトマチックペグ。




そして、現在使用中の仕様。

《After》







細部の解説です。
(結局これがやりたくて仕方ない・・・。)


● マシンヘッド

ペグは比較的ポピュラーな六角ツマミのロトマチックに換装。オリジナルのオーバルのツマミが小さくて回しにくいので、実用性重視で使い慣れた形状のものに。(見た目のバランス的にはちょっとアレですが、私の場合 “ コンパクトさ “ は求めてないので。)

裏側にチューナーを装着。D’Addario の『NS MICRO CLIP-FREE TUNER』という小型チューナーで、プラスチック製のベースをヘッド裏にネジ止めしてます。パッケージの写真だとストラトの 6弦ペグの板部分の上に重ねて共締めするイメージ(木部には加工不要)になってますが、私はもうパーマネントな仕様と考えておりますので がっちりと木ネジで固定してます。(チューナー本体はベースにスナップ式で固定。)

そして、不可解な黒い箱状のものは、『鯖-ヒカリモノ 25インチ ネックLED エレキギター用』用の電池ボックス。
『鯖-ヒカリモノ』は、ネックサイドのポジションマークを後付けで LED 化するキット。リボン状に連なった LED を両面テープで固定、ヘッド側にコントロール部兼電池ボックスを装着します。
これも通常はボックスを(木部への加工を避けるため)マジックテープ付きのベルトで固定する仕様なのですが、露骨にヘッドに ぐるっと巻き付く状態になるので正直かっちょ悪い。こちらも私はパーマネントな仕様と考えておりますので、躊躇無くヘッドに直接樹脂製ベルトをビス止め。表からは(ほぼ)見えない様に努めております。

『鯖-ヒカリモノ』の実際の使用状況は ↓ こちら。

付属のリモコンで LED の 色/明るさ/発光パターン(常灯/点滅など) の設定が可能。余談ですがインテリア向けのリボン状 LED でも同じ様なコントロールが出来るものがあるので、恐らく同一エンジンではなかろうかと思います。
で、そのリモコンは ↓ ここ。

マジックテープで半固定。ギターに取り付けたままでもヘッド側のコントロール部に赤外線が届くので、外さずに操作出来ます。(ストラップを付けてても OK。)
ギミック重視で装着しているわけですが、照明が暗めのステージだと LED が眩しくて却ってポジションを見失いがちだったりします。ちゃんと日頃から慣れておかないと危険です(笑)。


● フレームの塗装
実は、この「サイレントギター + ギターシンセ」という案はけっこう以前から考えていたのですが、『SLG200』の前の機種『SLG110』シリーズの購入にはイマイチ食指が動かなかったというか・・・。
前機種『SLG110』のフレームのシェイプは恐らく「ドレッドノート」タイプを模したものと思われるのですが、どうにも煮え切らない印象がありまして。
一方、『SLG200』の方は『レスポール』に近いちょっと締まったコンパクトなシェイプで、率直に「かっちょいい!」と思いました。
「すわ!」と飛び付こうと思ったものの、直前に「ん??」と二の足を踏んでしまった理由が・・・。

 「『黒』が黒くない!!」

というところ。
またまた細かい話になるのですが、ここは重要なところ。
前機種『SLG110』の場合、「黒」の機体はギターの本体(といってもコア部分だけですが)もフレームも「黒」の仕上げ。(実際はメタリックブラックだそうです。)

んが。
新機種『SLG200』の方は、「黒」の機体はギター本体(コア)は「黒」だけど、フレームは他の色の機体と共通の「ナチュラル(木色)」の仕上げ。(こちらの「黒」は実際はシースルーブラックです。)
私は全体をズバリ「黒」のハードなイメージでまとまめたいと思っているのに、フレームの木色が妙に “ ナチュラルテイスト “ を醸してしまって全然閉まらない。(← 個人的な好みの問題です。)

その後、2018年10月に 東京ビッグサイト で開催された『2018楽器フェア』の会場で初めて試奏させていただいた勢いで購入を決断。

 「フレームを “ 黒 “ に塗っちゃえばいいじゃん!」

・・・ってことで。
そのフレームは ローズとメイプル のプライだそうで、正面(& 背面)に見える端面が明るい木色/サイドがほぼ黒に近い焦げ茶色。従って、この正面から見える端面だけを本体に合わせたシースルーブラックに塗装しています。
使った塗料はこちら。

スモークの塗料はかなり淡いので、塗り重ねて重ねて・・・フレーム上/下 合わせてスプレー缶 1本丸々使い切ったところでちょうどよい濃さでした。
あとは保護と艶出しをかねてたクリアーを重ねて研ぎ出し。(極寒の屋外作業でスプレーの圧が下がって、塗装面はボツボツ状態でした。(苦))


研ぎ出し直後のツルツルピカピカ状態の時に写真撮り忘れてたので既にダメージ満載ですが、色目はけっこういい線いっていると思います。




● フレームの裏側カット
もうひとつ、フレーム関連で。
上側のフレーム裏のあばら骨に当たるところが痛い!
このギター、厚みがない分 通常のアコギと持ち替えた時にポジショニングが変わってしまうところがあります。私的にはこの “ 薄さ “ は大きなメリットと感じておりますが、持ち替え時の違和感を埋めるべくフレームの一部のみを突出させたのがデフォルトの形状なのかな〜と思います。(← 勝手な憶測です。)
ただ、これは痛い・・・。
前掲の Before/After サイドビューで比べていただけると何となく分かるかと思いますが、ここ ↓ をカット。

一応削った後にニス仕上げで周囲と色を合わせております。
ただ、けっこう削ったつもりだったのに、演奏中やっぱり痛い!
で、ゴムのガードを追加しました。



● GK-3ピックアップ搭載
ギター本体のブリッジ後ろのスペースが、何だかあつらえた様にコントローラーを載せるのにピッタリ。
ディバイデッド・ピックアップの固定は一応高さ調整が効く様にエンザートを埋めて、ミニ四駆パーツのスプリングを噛ませてビス止めです。(ちょっと狙いが外れて 5〜6弦はギリギリの位置関係。)

ディバイデッド・ピックアップのケーブルは、通常は 6弦側に出ます。
配線を繋ぎ換えて「リバース仕様(1弦側から出力)」に変更。フツーは演奏性に鑑みてリバース化することはあるのですが、今回は 上フレームを外した際にケーブルが枠外にはみ出してしまうのを避けるための対策として。断線などのダメージ防止策です。
コントローラー内の基板に繋がるコネクターの配線の内、1〜6弦のコードを逆順に差し換えます。
(抵抗器のカラーコードと同様、1:茶/2:赤/3:橙/4:黄/5:緑/6:青。0:黒は生音/左端はコモン。)

 

 [通常]

  ↓
 [リバース]

( ↑ 自己責任でお願いいたします。)

これまで、アコギにもエレキギターにも何本もディバイデッド・ピックアップを取り付けております。取説には

 〜 原則として、ピックアップは6本の弦の中央で、ブリッジになるべく近い場所に取り付けます。

となっているので、その原則に従っておりました。
んが。
つい最近気付いたのですが、

 〜 アコースティック・ギターのように、銅・ブラスまたはブロンズ巻の弦を張ったギターに取り付けるときは、ブリッジから15mm程度離した所に取り付けてください。

ですと!!
そんなオプションがあったとは・・・。
前者はあくまでエレキギターの「スチール弦」のお話ってことなのね。ここで冒頭の「スチール弦」なのか/「ブロンズ弦」なのかってところに掛かって来るわけなのですが。
でもまあ、とりあえずちゃんと使えてる(と思う)のでよしとしましょう。


● ストラップボタン新設
デフォルトの仕様では、上側フレームの固定用ネジが 上下ともストラップボタンを兼ねております。
これはナイスアイデア!
・・・と思ったものの。
これ、実際にストラップを掛けて演奏していると確実にネジが緩みます。ライブで使用するにはあまりに不安、というかむしろヤバいレベルだと思います。
ってことで、ストラップボタンは上下とも新設しました。
上側はネックのヒール部分/下側は下フレームに。(既出画像参照。)

ただ、それでも演奏中に自然にフレーム固定ネジが緩んでしまうので、ワッシャーを噛ませることに。

素材はいくつか試し中。PE の適度な厚さの板があればそれがベストな気がするで、現状は “ 暫定 “ 状態です。


● 独りでニヤニヤするポイント
実は、実用面でも重要なところだったりもするのですが・・・。

アウトプット・ジャックのプレートを反転して使用。(デフォルトはストラトと同様にボディ側に埋まる向き。)

この方が生音用のパッチコードの取り回しに都合がよいのです。


あと、『マグネシア』のエンブレムは蓄光仕様でございます。

ステージ直前に余裕があれば、ケータイの LED ライトでチャージしてます。


肝心の音について。
『SRTパワードピックアップシステム』という、内蔵ピエゾと「SRTパワードピックアップ」サウンドをミックスするバランスツマミが付いております。
https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/guitars_basses/silent_guitar/slg200_series/features.html#product-tabs
https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/guitars_basses/silent_guitar/slg200_series/craftsmanship.html#product-tabs
ってゆーか、メーカーサイトの解説を読んでも結局のところ「SRTパワードピックアップ」のサウンドというのがよく理解出来てませんが、生ギターのレコーディング音を加工したシミュレーター的なものってことでしょうか。
いずれにしても、メーカーが当シリーズで目指しているのは『本格クラシックギター』の音(!)らしい・・・。

因みに、両極端の「ピエゾ 100%」のぬるっとした音と/「SRT 100%」の針金みたいな音の違いは私の耳でも分かります。ギターシンセの特にストリングス系などとのミックスでは、アコギの胴鳴りのモワッとしたこもり感が無いのと/高音の適度な “ 針金感 “ で分離がよい気がするので、通常は「ピエゾ 35%:SRT 65%」くらいのところで使用しております。
その分、ギター単体の音でパンチを出すのがちょっと難しい。かといって低音を稼ごうとピエゾ側に振ると唐突に低音がぼよ〜〜んと出てしまったり。(← 恐らく私の技量の問題。まだまだ研究の余地あり。)



・・・という入り口から、果たしてライブに興味を持っていただけるかどうか。

何卒、よろしくお願いいたします!


 


■ FJスズキ ■