“ なんちゃって “ にもほどがある『CASINO』JLモデル ★Reprise★ (予告編) | FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

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  不定期更新
  FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』



果たしてこれを “ 満を持して “ と表現すべきなのかどうか・・・。
新規「不定期連載記事」を開始いたします。



過去に当ブログにて、あるギターに関する不定期連載を綴ったシリーズがございます。


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◆第一弾

 ● ” なんちゃって " にもほどがある、『 EPIPHONE CASINO 』JLモデル。(前編)
  2013年9月11日(水) 記事


 ● ” なんちゃって " にもほどがある、『 EPIPHONE CASINO 』JLモデル。(中編)
  2013年9月11日(水) 記事

 ● ” なんちゃって " にもほどがある、『 EPIPHONE CASINO 』JLモデル。(後編)
  2013年9月13日(金) 記事

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◆第二弾

 ● ”なんちゃって"にもほどがある『Rickenbacker 325 “風”』JLモデル 【1/4】
  2018年12月10日(月) 記事

 ● ”なんちゃって"にもほどがある『Rickenbacker 325 “風”』JLモデル 【2/4】
  2018年12月15日(土) 記事

 ● ”なんちゃって"にもほどがある『Rickenbacker 325 “風”』JLモデル 【3/4】
  2018年12月16日(日) 記事

 ● ”なんちゃって"にもほどがある『Rickenbacker 325 “風”』JLモデル 【4/4】
  2018年12月25日(火) 記事

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手持ちのギターを私なりの解釈で『ジョン・レノン モデル』に仕立てようという企画。
私的には大マジメに取り組んだつもりではございますが、この “ 私なりの解釈 “ というところが客観的に見てかな~り一般性を欠くモノであろうとの自覚もあり。
故に『なんちゃってにもほどがある』という自虐を以って免罪符としているつもり・・・だったりするのですが。

 


詳細は上記リンク先をご参照いただくとして、とりあえずそれぞれの「成果物」画像を載せておきます。

 ◆ 第一弾:
  ”なんちゃって"にもほどがある『 EPIPHONE CASINO 』JLモデル

 

 ◆ 第二弾:
  ”なんちゃって"にもほどがある『Rickenbacker 325 “風”』JLモデル




第二弾記事の冒頭でも語っております。
元々アクセス件数自体が多くはない当ブログ内でのお話なので絶対数は知れているものの、時々アクセス解析をしてみると、これら連載記事が常に閲覧件数上位を占めております。(← あくまで “ 当ブログ内 “ での相対的なお話。)

まあ、確かに。
かく言う私も上記プロジェクト(?)遂行に当たり、過去に蓄えた雑誌やムックなどの情報の補強のためにネット上でもかなり一生懸命情報を探した記憶があります。
とはいうものの。
このインターネット全盛時代、ちょっと掘ればあらゆる情報が手に入ると思いきや・・・。
意外にこれら JLモデル に関する まとまった情報に辿り着けなかったという印象も残っております。
(探し方の問題もあるとは思いますけど。)


で。
そう考えると・・・。

本気で『ジョン・レノン モデル』の情報をお探しの方々としては きっと藁にもすがる思いで上記記事に辿り着いたのに、

 「これ、読んでも時間のムダ・・・。」

ってなってる可能性も大いにあります。

もしこれをそのまま放置しておいたら、そのうちに偉い人に怒られるに違いない。




ということで。
『第三弾』不定期連載に着手することにいたします。

(いずれにしても怒られそうな状況には変わりはありませんけど・・・。)




私の中では『カジノ』も『325』もすでに “ 完結済み “ の事案。

そんな風に思っていた 4年ほど前。
実は、今回の『第三弾』のベースとなる あるギターを購入してしまっておりました。
(魔が差したとでも申しましょうか。)




経緯はこうです。


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某楽器店のメルマガに、黒い『Epiphone CASINO』の写真入りバナーが貼られていました。

繰り返しにはなりますが、私の中では カジノ はすでに “ 完結済み “ 事案のため、今後如何なるモデルも購入するつもりはないと思っていたはず。
なのに・・・。
ついつい釣られてバナーをクリック。


当該製品の通販ページを見ると、

 『 Epiphone CASINO Coupe 』

とある。

 「『Coupe(クーペ)』って?」

バナーの画像が黒いモデルだったので、きっと何某かのミュージシャンのシグネチャーモデルとかだろうと思いながら眺めておりました。

が。
特にそういった記述は見当たらない。
しかも、黒以外の塗装色もいくつか設定されております。
シグネチャーモデルでカラーバリエーションの設定ありってのもフツーは考えにくい。

 「??」

よく見ると別ページにリンクが貼られていて、” 通常 “ の カジノ との比較解説が・・・。

 「あれ? 小さい??」


昔よくあった、既存の有名機種をちょっとオモチャっぽくアレンジした いわゆる「ミニギター」とは違うニュアンス。
詳しく見ると、基本的にギブソン の『ES-339』という小振りな別機種(セミアコ)と同サイズのボディに カジノ の装備を当てはめたものとのこと。
正直なところ、一般的に “ それ “ のどこに利があるのかはよく分かりませんが、私個人の事情としては

 「おっ! これなら(小さいので)取り回しが楽じゃん。」

って感じでした。


既出の改造済み『(なんちゃって)カジノ JLモデル』は、例えば生活のちょっとした空き時間にアコギ代わりにポロロ~ンと鳴らすことが多かった。
生音状態で適度にアコースティック感ありつつ/且つ 鳴り過ぎなくてちょうどよいので。


カジノ は、よく『ES-335』などのいわゆる「セミアコースティック(セミソリッド)」タイプとの対比で

 ~ センターブロックがない。

というところが取り沙汰されます。

恐らくそもそもを遡れば「中空 “厚“ 胴」の「フルアコースティック」タイプ(当然ながらセンターブロックなし)の派生型として「中空 “薄“ 胴」の カジノなど が存在するのではないかと思います。
いわば「薄いフルアコ」。
そしてこれが本来ギブソンの意図するところの「シン(= 薄い)ライン」ってことだったんじゃないかと。
(それをフェンダーが “ 中空 “ のテレキャスを胴厚のフルアコに対して「シンライン」と表現したので、むしろそっちがセットで定着してしまったのではないか・・・みたいな説は先の過去の連載中でもちょっと触れました。)


話が逸れました。


要するに。
現在の私の事情として、

 ~ “ 鳴り過ぎない薄胴のフルアコ “ の カジノ を、ちょい弾きのアコギ代わりに利用している。

という状況。


ただ。
この、「生活のちょっとした空き時間にアコギ代わりにポロロ~ンと鳴らす」といった際にちょっと気になるのが、

 ~ カジノ のボディは、薄いけど “ デカい “ 。

ってところでした。
特に椅子に座って弾く場合にはボディのデカさが際立って、けっこうジャマだったり。
そこで、ボディが小振りな分取り回しが楽なんじゃないかと この『Coupe』に反応してしまったという次第。
ちょっと空いた時間にポロロ~ンと弾くのにちょうどよい・・・はずなので。


恐らく、

 「たったそれだけの理由でギター  1本買っちゃうのか?」

と思われる向きも少なからずいらっしゃるかと存じます。


私は既に “ それなり “ の本数のギターを所有しております。
うっかり日常会話の中で口にしてしまうと、フツーの人の感覚としては

 「プロですか?」

という反応が返って来るくらいの本数。


私自身は決して『コレクター』ではなく、所有するギター 一本一本それぞれにちゃんと所有する必然性がある『実用品』として購入している・・・つもり。(← ギター沢山持ってる人の常套句。)

この『Casino Coupe』についても、

 ~ 通常の カジノ に比べてボディが “ 小さい “ 。

というのは、それだけで既に充分に新規購入の価値アリなのでございます。




そんな感じで一気に『Coupe』熱が高まって、購入を決意。


となると・・・。

ここで選択すべきボディ色はやっぱり「ナチュラル」でしょう。


第一弾プロジェクトでは早い段階で断念した「ブラウンサンバースト」塗装の剥離。
本来なら、塗装を剥がして『カジノ JLモデル』の見た目上の最大の特徴とも言える「ナチュラルフィニッシュ」に “ 改造 “ すべきだったのですが、そこは私自身の “ 脳内補完 “ でカバーすることに方針転換しておりました。

で、それを踏まえて。
『Coupe』とはいえせっかく カジノ を新規購入するのなら、もう素直に「ナチュラル」を選ぶべき。


そして実際に購入したのがこちら。


通常タイプとのサイズ比較。



一応『JLモデル』を意識しての「ナチュラルフィニッシュ」選択で、何とな~く雰囲気だけ味わえれば充分と思っておりました。

んが。
じ~っと眺めていると、ちょっと気になるのはこの表面のツヤ。



う~む。
どうもやっぱり「ナチュラル」に似合うのはマットな仕上げの様な気がする。
何らかの方法でこのツヤを消してマット仕上げにしてしまおうではないか。


だったら・・・。

ついでと言ったらアレですが、この『Coupe』をベースに、改めて

 『 EPIPHONE CASINO 』JLモデル

を作ることにしてしまおう!


さらに。
『JLモデル』は 2本も要らないので、第一回プロジェクトの カジノ は元の『64年(実は 65年?)仕様』に戻せばよいではないか!!


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・・・ということで。


今回の『第三弾』不定期連載は、一応 “ リアルタイム “ で逐次その作業経緯を報告する形を取りたいと思います。
(あくまで目標。)

実は既に調達済みの部品などもありますが、次回『その1』では大筋のプランについて書く予定です。
(あくまで予定&時期未定。)




ついでに。
これに伴い、第一弾/第二弾/第三弾(= 新規) まとめてブログテーマを新設して

 『 【連】“なんちゃって“JLモデル[1] /[2] /[3] 』

で括ることにいたします。
(ページ右側のリストに反映されております。)





『その1』に つづく。)


  ↑
くどい様ですが、あくまで「不定期」ですので悪しからず。




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