トイレで手を洗う話 【その2】 | FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

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  FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』

 

 

【その3】まで不定期連載を予告したこの記事。

【その1】をアップしたのが昨年(2017年)の9月でした。

 

 

 ● 2017年9月14日 記事

  トイレで手を洗う話 【その1】

 

 

↑ 読み返してみたら、迷走し過ぎ。

 

要約すると、

 

 ~ 私 FJスズキ は、外出先で手を洗った後にその手を拭うためのハンカチを常に携帯しております。

 

という一文に集約されてしまいますので、あえてお読みいただく必要はございません。

 

 

 

 

では。

以下、【その2】本文です。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

 

今回はもう単に私のグチです。

 

 

常にハンカチを持ってはいても、出先のトイレなどに備え付けのペーパータオルがあればそっちを使います。

恐らく衛生的には使い捨てのペーパータオルの方が優位だろうし、自分のハンカチは出来るだけ使わず温存しておきたいという打算もあるので。

 

 

 

私の勤務先の会社の男子トイレには、ペーパータオルが備え付けられております。

あえて『男子トイレ』に限定したのは、女子トイレの方の事情は知らないので。

(ホントです。)

 

 

確か私が入社した当時からペーパータオルがあったはず。

当時は壁に設置された箱形の装置にロール状のペーパーが入っていて、引き出すごとに ガコン! と一回分の長さでストッパーが掛かって、それを ビリっ! と破り取る仕様・・・だったと思います。

 

ロールが切れると自分たちで新しいのに入れ替えていました。

 

ある時期にロール式が廃止され、カット済みのペーパーを下から引っ張り出すタイプに変わりました。

こちらも当初は社員が自分たちで補充してましたが、現在はアウトソーシングの所謂『掃除のおばちゃん』的な人が毎朝補充してくれてます。

たま~に過剰に詰め込み過ぎで、引き出す際にペーパーが千切れるくらいパンパンになってたりするのはご愛嬌。

 

 

 

他所で見掛けるペーパータオルにはティッシュペーパーみたいに薄くて柔らかいタイプのものもありますが、ウチの会社のヤツは厚手で結構コシのあるゴワゴワした紙質。

手拭き用としては好みの仕様です。

薄いタイプは、吸水性は充分なのは分かっていても どうも頼りない感じ。

まあ、つでいに鼻をかむには都合がいいですけど。

 

 

使い勝手としては好みなのですが、ゴワゴワのタイプ故の弊害がありまして。

 

 

手を拭き終わったペーパーをゴミ箱に捨てた際、ゴワゴワでコシがある分 ちょっとかさばるのです。

ふわっと積み重なって行くと、あっと言う間にゴミ箱のキャパを喰い潰してしまう。

 

実際、夕方にはゴミ箱は口元まで ほぼ一杯に。

希にペーパーが山盛り状態になっていることもあります。

更にヒドい時には、溢れたペーパーが床に落ちてたり・・・。

 

 

 

ゴミ箱のキャパを節約する 至極簡単な方法があります。

 

お察しの通り、

 

 ~ ペーパータオルを軽く丸めて捨てる。

 

 

たったこれだけのことで、何分の一にか容量を縮小可能。

ペーパーを堅く丸めれば、10倍くらいは稼げるはず。

 

 

・・・だと思うのですが。

 

 

 

なんでしょう。

 

社員みんな、日々 ゴミ箱が溢れそうになってる状況を目の当たりにしているはずなのに、その簡単な施策に気付かないヤツが多過ぎる。

想像力が欠落しているとしか言い様がない!

 

 

 

かれこれ 30年間近く。

私もこの状況に ただ手をこまねいていたわけではございませぬ。

 

 

もう 10数年前になるかと思います。

取引先の東京のある会社を訪れた際、正に同じ状況に出くわしました。

その会社のトイレはスペース的にあまり余裕もなく、ゴミ箱は壁にビルトインされたタイプ。

元々容量が小さいこともあってか、ゴミ箱に入り切らないペーパータオルが床にこぼれておりました。

 

そのゴミ箱の口の上に

 

 『ペーパータオルは丸めて捨てて下さい。』

 

との貼り紙が。

 

 

これだ!

 

 

・・・というわけで、翌日。

早速 対策に打って出ました。

 

 

会社の備品のラベルテープライターで

 

 『ペーパータオルは丸めて捨てましょう。』

 

というラベルを作って、トイレのゴミ箱に貼る。

 

 

手書きではなくラベルテープにしたのは、誰かの個人的なお願いではなく ” オフィシャル感 “ を演出するため。

あと、「捨てて下さい」ではなく「捨てましょう」という表現にしたのは “ 当事者意識 “ の喚起を狙ったもの。

 

私なりに策を練ったつもりです。

 

 

 

で、その効果は・・・。

 

 

 

一瞬は あったかも。

 

 

前後の状況からして、そのラベルの意味するところは充分に伝わっているはず。

なのに改善がみられないのは、私が思った以上に社員の想像力が欠落しているってことなのか!

 

果たして、この会社に未来はあるのか??

 

 

 

 

 

・・・という嘆きで終わる予定でしたが。

 

 

 

読み返してみたら気付きました。

 

 

私が参考にした東京の会社のケース。

『ペーパータオルは丸めて捨てて下さい。』の貼り紙がしてあるにも関わらず、ゴミ箱が溢れていた。

 

ってことは、

 

 ~ 効果なし。

 

・・・なわけですね。

 

 

想像力が欠如しているのは むしろ私の方だったのだ。

あはは。

 

 

 

あと。

社員のみなさん、持てる想像力はすべて仕事に振り向けているのかも知れない。

仕事中にず〜っとトイレのゴミ箱のことばっか考えている私の方がアレなんだな、きっと。

 

 

 

あはははは。

 

 

 

 

 

(【その3】に つづく。)

 

 

 

 

■ FJスズキ ■