2015/1/18(日) 新春 東京日和・・・後半。(・・・の前編) | FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

  不定期更新
  FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』



さて。
本年一発目の東京方面訪問の「後半」。




昼のお台場から、夕方はこちらへ。



18:00 ~

● 東京 上野の森美術館 『進撃の巨人展』






 「『進撃の巨人展』、観に行って来ました。」

と、手放しに言ってしまうのが ちょっと恐い。
何故なら・・・。


恐らくそこから得られるであろう反応として、

 「えぇ? 意外~。」

とか

 「やっぱ、そういうの 好きそう。」

だとか、いずれしても「FJスズキ = 『進撃の巨人』に思い入れの深い人」という印象を持たれるのが自然かと。
特段、私のことをご存じないとしても・・・、です。



しか~し。

『進撃の巨人』ファンの方々には申し訳ないと当時に、もしかしたらチケット完売で同イベント見逃した方にはさらに申し訳ないとも思いますけど、

 ~ 『進撃の巨人』という作品について 全く知らない訳じゃないけど、そんなに思い入れがあるのかと問われると「う~ん、そんなに・・・。」という感じ。

なのでございます。


この後の当記事の展開を鑑みると、その点を明らかにしておかないと不誠実なのではなかろうかと。




当ブログ、大抵いつも「前置き」が長いのは、こうした話題の対象と私との “ 遠さ “ を あらかじめ明確にしておきたいという意識が働いてしまうからなのでした。

実はこれは「 “ 退路 “ を確保しておきたい。」という意味でもあるのですが、まあ それについてはまた機会があればということで。


・・・あぁ、めんどくさ。>自分




一応、『進撃の巨人』と私めとの距離感について。


新聞の連載コラムで、アニメ脚本家の『辻真先』氏 が紹介していたのを拝見。
気になって書店で見てみたら その時点で単行本 5巻まで刊行済み。
とりあえず 1&2巻を購入し読んでみたところ、
 「あぁ、延々と続くタイプの予感・・・。」
と思って、ちょっと萎えた。
そのまま放置していたところ、TVアニメ放映開始(BSにて)との情報。
その劇伴(劇中曲)担当が『澤野弘之』氏 と知って俄然興味が沸く。
が、持ち前の忍耐力のなさでとりあえず毎週 録画&消化 を繰り返すも、内容にはそんなに踏み込んでいない。(要するに、再生はするけどマジメに観てないってことなんですけど。)
現在 静岡の地上波で同アニメ放送中ですが、毎週 録画&消化 を繰り返しつつ内容には踏み込まない立場を継続中。


・・・という感じ。




じゃあ、そんな状況でいったい何をしに行ったのか?



今回、『進撃の巨人展』訪問目的の 98% が

 ~ 会場限定販売の CD 『「進撃の巨人展」Music Produced by 澤野弘之』を買う。


残り 2% が、その他(というか本来メインの)展示コンテンツ鑑賞ということで。
ここまで動機が “ 不純 “ だと、むしろ「 “ 不純 “ の純度」が高くて清々しくすらあるではございませぬか。



『澤野弘之』氏 による『進撃の巨人』TVアニメの劇伴。
その劇伴の中でも代表格とも言える『ətˈæk 0N tάɪtn』という楽曲、Vo. に『小林未郁』さん をフィーチャーしていて、鼻血が出そう。
(因みに、楽曲タイトルは便宜的に『attack ON titan』と表記されている場合が多いです。(↑ 環境によっては正しく表示されてないかと思います。) CD に記載のクレジットでは発音記号みたいな特殊な文字が使用されていて、この辺りはタイトルにはあまり拘りのない 澤野氏 の “ 遊び “ だそうで。)

この楽曲、『進撃の巨人』絡みの TV CM とかその他バラエティ番組などでも使い倒されておりますので、耳にされている方は多いかと存じます。
そういったところで流れるのは ほぼ前半のインストパートの極一部のみなのですが、後半で 小林未郁さん のボーカルが炸裂!
正に “ 炸裂 “ という表現がピッタリで、この持って行き方 ちょっとズルい気もしますが。(笑)


澤野弘之氏 に関しても決して “ 深い “ 訳ではありませんが、数々の劇伴を手掛ける中で「ここぞ!」というところでインパクトのあるボーカリストを起用するスタイルが特徴的ではなかろうかと。
そしてそのボーカリスト群の筆頭が 小林未郁さん という認識で間違いないと思います。


アニメにしても映画にしても、いわゆる「主題歌(オープニング/エンディング含む)」に関しては恐らく劇伴とは違った “ 流れ “ というか “ 事情 “ で採用されているであろう状況は 素人目にも何とな~く透けて見えます。
近作では 澤野氏 の楽曲がズバリ主題歌に採用されているケースもありますが、むしろこの「劇伴で主題歌を凌駕するインパクトと原作品の世界観を端的に現す楽曲をぶち込んで来る」というのは、最早 確信犯だと睨んでおります。(笑)


で。
その会場限定販売 CD、『ətˈæk 0N tάɪtn』のフルボーカルバージョンが収録されているというではないか!!
想像しただけで鼻血が出そう。

じゃあ、『進撃の巨人展』行く。CD 買いに。




2014年11月28日 ~ 2015年1月25日 の会期中、他のライブ観覧目的で東京訪問の予定があったので「ついで」に行ってしまおう、という流れに。

この「ついで」という認識が甘々だったことに後々気付く訳なのですが・・・。



今回、私的には 実際にこの展覧会に辿り着くまでの段取りというかその仕組み的なところにいろいろと新鮮な感慨などございまして。
「前置き」はこの辺で切り上げて、そこのところの顛末を『覚え書き』してみようかと。



ということで、「後半」の「後編」につづく。(予定)






・・・あぁ、めんどくさ。>自分 (Reprise)










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