" なんちゃって " にもほどがある、『 EPIPHONE CASINO 』JLモデル。(後編) | FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

  不定期更新
  FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』



『中編』 からつづく。)



オマケです。




『中編』を書き終えたところで、ふと思い出しました。


もう 1本所有の『エピフォン・カジノ』JLモデル。


FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』


 「な~んだ、あるじゃん。」

と思っていただけたなら 思うツボですが・・・。






実は、こういうことになっております。


FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

5~6年前に自作した 1/6 スケールモデル。


当時所属していた人形教室で開催された『Living Dead Dolls』のトリビュート展(みたいなアンオフィシャル企画)への参加作品のための「小道具」として作製。

あくまで添え物なんですが、人形本体より時間と手間が掛かっております。



恐らく画像だけでは伝わらない、もう鼻血が出そうなプロセスを経て完成させたものの、結果的に いろいろと残念なポイントもありまして。

例えば。

 ・トップ&バックのアーチを再現しようと 積層したプラバンにパテを盛ってますが、突貫で時間短縮優先の素材選択のツケが・・・。
  1年くらい経ったところで剥離してベコベコに。

 ・弦の再現にこだわり過ぎて失敗。
  6本とも全部違う径を再現すべく、いろんな金属線を掻き集めました。
  ピ~ンと張ろうとテンション掛けたら、すぐにネックが反ってダルダルに。
  弦自体も伸び切ってますが、特に 4~6弦は 被覆付きのステンレス・ワイヤー(撚り線なのでワウンド弦風に見える)をチョイスしたため コシが強過ぎて、巻き癖が取れずにビヨ~ンってなってどうにもならない。

など、など。


FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』


ホントは 1/6ギターをシリーズ化して いろいろ作りたいと思ってたのですが、程なく いろんなフィギュア・メーカーなどから 私の手作りよりも遥かに完成度の高い量産品がバンバン発売されてしまい、意気消沈。


しかも、今となっては「目」が アレなので、もう・・・。
(認めたくはないのですが、手元が見えにくくなる " アレ " が 急速に迫って来るのです。)


FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』


キモは、意外に「ストラップ」かも。
合皮製ですが、肩パッドの部分は裏地のフェルトを手縫いしてました。

我ながら よくやったよな~とも思うのですが、『自画自賛』というよりは 恐らく今の私とは別人格の所業と見るのが正しい気がする。





以上、オマケでした。

とか言いながら。
むしろ、こっちが『本題』なんじゃないのか?



FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』




(おわり。)




■ FJスズキ ■