だいたい、人生に於いて大小含めて先送りしてる案件があまりに多すぎるので ちょっと耳が痛い感じもするし、頑に流行に乗りたくないという理由もあって言わない(書かない)ことにしているのですが・・・。
居間ですね。
10年越しに、ようやく重い腰を上げました。
蛇口のパッキン交換。
(小さい案件・・・。)
先週の水曜日(5/1)、清水区の「もでらあと」へ、Vn. 『丸尾あみこ』師匠のライブを観に行った時のこと。
既に単独記事としては書きそびれた感もあるので ついででシツレイしますが、この日は Sax. 『原科澄乃』さん と交互にソロ演奏。
伴奏の Pf. 『丸尾真紀子』さんと。
終演後、マスターを交えて歓談中、水道の蛇口の水漏れ修理云々という話になり。
あくまで蛇口のパッキン交換で対処可能なケースに限りますが、マスターが
「パッキンなんか 50円くらいで売ってるから、オレが 300円で直してやるよ。」
と。(笑)
それで思い出した、というか " 思い立った " というべきか。
10年以上毎日々々 意識はしつつも ず~~~~っと 先送りし続けていた我が家の水漏れの件、あまりに常態化し過ぎて その「意識すること」を「無意識に」やってるという なんだか異様な状況に。
(そんな例は枚挙にいとまがございませんが・・・。)
まあ、水漏れといっても蛇口の先から たまにポタリポタリと水滴が落ちる程度なので急を要するわけでもなし。
パッキン交換でなんとかなるレベルだというのも一応 知識としては持っていたので、かえって「そのうちに・・・。」と先送りを続けていた次第。
たまたま そんな話題が出たのを機に、この際 連休中にやっつけてしまおうじゃないかと心に決めたのでした。
念のため、事前にインターネットで修理方法を 確認。
図解入りで懇切丁寧に説明してくれてるサイトがあったのですが、チラッとだけ見て分かった気になった。
ホームセンターにて。
パッキン 2個入りで 50円。
今回、全 5箇所分でも 150円。(1個 余り。)
「全 5箇所」というと まるで豪邸みたいですが、実際は
・キッチン:水/お湯
・洗面台:水/お湯
・洗濯機
の合計 5箇所。
洗濯機というのは、約 四半世紀に渡って稼働中の 二層式への引き込み用の蛇口です。
10数年前に入居した時点で既に気になってたのが ここの水漏れでした。
その後キッチンも洗面台も日に日に怪しくなって行き、今では思いっきりコックを締めても にゅるっと突き当たり感がない状態で、ポタリポタリが止まらない。
もともと手持ちの工具で一通りの作業は可能だったのですが、簡易型のオールインワン・タイプの工具にぐらっと来て ついつい購入。
1,600円也。
それなりに便利ではありましたが、結局 手持ち工具を引っ張り出すことになったのでムダな出費でしたね。
まあ、「万能工具」というのは『男のロマン』(?)みたいものなので よしとする。
作業は 特に難しい話ではありませんでしたが、やっぱり、知ってるつもりでも実際に手を動かしてみないと分からないこともあるな~と再認識。
蛇口 首元のナット式のカバーを外した後、引っ張れば抜けると思ってた中身が『ねじ式』だったので ちょっと戸惑いました。
まだ めめくらげ の季節には早いというのに。
さらに、混合栓の右側は「逆ねじ」なのね。
構造をちゃんと理解すれば至極当然・・・、という話なんですが。
作業終了後 屋外にある元栓を戻す際、漫画みたいに ピュ~っと水が噴き出して家中水浸しになったらどうしようと ちょっとドキドキしました。
元栓を開けて 家に入ると ザ~~ッ! と勢い良く水が流れる音が聞こえたので「よもや!」と思ったのですが、洗濯機用の蛇口を組み直した後に解放状態のまま放置してただけだったのでダイジョブでした。
修理後の蛇口は キュッ! と止まる。
ああ、ちょっと感動。
(小さい・・・。)
この 10年はいったい何だったのか? って話ですが。
いや、この 10年があったからこその感動かな~。
う~む。
10行くらいで まとまるはずだったのに・・・。
少なくとも もう 1題、リビングルームの話は続く予定。
■ FJスズキ ■