とっても不純な動機。 | FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

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  FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』



映画『プラチナデータ』観ました。

ここのところ、映画館でといったら東映のヒーローものが続いておりましたが。



動機は単純。
というか不純。


ピアノ弾き語りシンガー『小林未郁』さん が、挿入歌を歌ってるので。



音楽担当『澤野弘之』氏 の仕事に招かれる形で歌われてますので、映画としてのクレジットには 小林未郁さん ご本人のお名前は登場しておりませんが。

公開日の前後に流れまくってた TV CM にも使われてましたので、恐らく皆さん 知らず知らずの裡に耳にしていることと思います。

因みに TV CM は 2バージョンありましたが、「主題歌」の方じゃございませんので 念のため。
( 「主題歌」は『嵐』さん ですね。)




金曜日のレイトショー(21:00~)だったので途中で寝ちゃいそうだな~と思いながら。

事前情報で 件の挿入歌はオープニングで流れるらしいということだったので、まあ、最悪 そこだけ押さえとけばいいか・・・、みたいな。
(とっても不純。)


どうも日本映画の導入部って、理由は不明ですが妙に気恥ずかしい気持ちにさせられてしてしまうケースが多いのですが(個人的な感想です)、今回は問題無し。
重く沈んだ感じがよいのかも。

その低い所から ずど~ん! と起ち上がって来る、インパクト絶大な歌声をぶちかましてくれてます。
ドイツ語での歌唱だそうで。


マジメに鳥肌立ちました。
「鳥肌が立つ」とは嫌悪感を表す場合に使うものだとはよく聞きますが、生理現象としては違いが あるのか/ないのか?
どっちもでもいいけど。



あくまで「挿入歌」扱いですが、実質的にこの映画の質感とか世界観をリードする重要なポジションに収まっております。(・・・と思います。)
" あちら " が「主題歌」として別格扱いなのは、ヒジョーに分かりやすい「オトナの事情」なんだろ~な~、というのは お子ちゃま な私にも分かりますけど。


結局、上演時間 2時間強ありましたが、けっこう面白くて惹き込まれました。
(寝なかった。)
ちょっとカーチェイス・シーンが冗長気味かな~というのはありましたけど。(笑)




小林未郁さん は、他にも 澤野弘之さん が音楽担当する TVドラマや アニメのサントラ作品にも歌い手として多数参加されてます。
私はもともと " ピアノ弾き語り " 方面から入った口なので、サントラ系は とりあえず後回しと思い ほ~んの一部しか聴いてない状況。

ツイッターをちょろっと覗いていると、今回の『プラチナデータ』含めてサントラ系で初めて聴いて絶賛してる人がけっこういます。
「歌唱」を聴いて興味を持ったという意味では、そちらの方が とっても純粋な気がして来た。


まあ、『剥製』きっかけ という不純さが、むしろ「小林未郁ファン」の在り方として純粋なのだと信じたいところはありますが。

って、何言ってんだか・・・。




映画館のショップでサントラCD 買おうかと思ったら売ってなかった。
サントラはタイミングを逃すと大抵そのまま買いそびれて終わってしまうので、帰ってすぐにネット通販にて発注でございます。


これで 家でも鳥肌立てられる! (笑)






■ FJスズキ ■