青い目の釣友
以前勤務していた会社の職務上、ヨーロッパやアメリカへの
出張が多かったので当時、駅前留学をしようと考えていた。
学生時代に友人とアメリカを放浪した時に英語が出来なくて
苦労したのだがそれでもどうにかなってしまったので必要と
感じなかったのだが、仕事となると話しは別だと思ったのだが
結局、駅前留学は断念、会社も辞めて独立した。
しかし、私が所属している釣りクラブにイギリス人の釣友が
いるのだが奥さんは日本の方なのだが当人は殆ど日本語を
話せない。
コミュニケーションは何とか出来るのだが時折り、お互いに「?」
と付くような場面もある。
やはり駅前留学しておけば良かったか?
このイギリス人の釣友とは不思議な縁があって、初めて会ったのは
7年前。
私が闘病生活を終え、師匠に同行してもらってリハビリを兼ねて
南伊豆のホームグランドの釣り場に逗留していた時のこと
夕食に船長が傷にはアワビやサザエが良いと言う事で
テンコ盛りに頂いたのだが食べきれなかったので隣りの席で食事を
していた外人夫妻にお裾分けしたのが最初。
その後暫く釣り場で会わなかったのだが南伊豆では珍しく
雪が降る日に釣り場で再会した。
しかも同磯したのだ。
カタコトの英語と身振り手振りでコミュニケーションを図った。
その時に釣りクラブ入会を誘ったのだ。
彼は外資系銀行に務めていて忙しい身だがそれでも
時間を作っては磯釣りに出かける。
港に一緒にいると他の釣り人は一瞬、驚く。
青い目の外人がフカセ釣りをするのだ。
しかも最近は腕を上げたようだ。
また行こう!