錆びついた玉の柄 | 「釣草子」

錆びついた玉の柄

昨日、営業の帰り道に師匠の店に立ち寄った。

師匠は生憎、北陸に取材のため留守だった。


代わりに店番をしていたのは師匠の会社の総務部長。

総務部長と言ってもバリバリの磯釣り師で誌面にも

良く出ている。

三浦半島の黒鯛釣りは、エキスパートの域に達していると思う。


そこでこんな会話になった。


部長:「ねぇ、最近玉(タマ)使った?」

私:  「え~と、先日ですが玉入れの練習になるほど

    アイゴ(バリ)を釣りましたよ」

    「それとタカノハダイも」

部長:「外道でも玉使えたんだ。いいね~」

私:  「でも、外道ですよ。あまり良い事では無いですよ」

部長:「そうだね。なんかデカイの釣りたいね~」

私  :「そうですね。大きいの釣りたいですね」

   *玉(タマ)→魚をすくう網のこと。

     玉入れ(タマイレ)→魚を網ですくう動作のこと。


   tamanoe.jpg


と、二人で大きいメジナか黒鯛を釣り上げる妄想に入ってしまった。(笑)

確かに最近は玉を使うほど良型のメジナや黒鯛を釣っていない。

殆ど魚を抜き上げてしまう。

抜き上げるほどの魚しか釣っていないと言う事だ。


磯に上がるとまず最初にする事が玉の柄のセット。

魚をすくうだけでなく、万一海に物を落とした場合にすくうためだ。


釣りの終わりにも一番最後に仕舞う。

しかし、魚をすくわずに仕舞う時の寂しさは何とも言えない。

早く、使えるほどの魚が釣りたい!