珍客来訪 | 「釣草子」

珍客来訪

hummerhead


伊豆の伊東市宇佐美の海岸で3mはあるシュモクザメ(ハンマーヘッド

シャーク)が波打ち際まで近づいて遊泳禁止となったが昨日から網を張って

一部で遊泳可能となったそうだ。


シュモクザメと言うと下田沖の神子元島は有名らしくダイバー達が

集まってくる。

私も神子元島に釣りに行った時に3~4mくらいの群れを何回か目撃した。


磯釣りでは、カメやイルカは遠目に眺める分には心も和むが近寄って来ると

招かざる珍客となる。

折角釣った魚を横取りされたり、怖がって魚が寄って来ないからだ。

サメも同様だが危険度が増す。


以前、銭州の小ダルマと言う磯に上がった時の事。

定員2人の小さな磯で海が凪いでないと渡礁出来ない。

(遠くに銭州群礁と神津島が見え、直ぐ近くに4人ほど渡礁出来る大ダルマが

あるが他には何も無い)


満潮時は多少波を被る事もあるが魚影の濃さは抜群。


kodaruma

その磯に渡礁した時の事。

渡礁時に船長が

「今日は絶対に落ちないでね。」

「なんで?」

「昨日、釣り船が大きなサメを目撃したそうだから」
「了解、了解 気を付けます。」

(と言うか潮が轟々と流れているのにここで海に落ちたら

その前に助からないかも?)


船が万一の時のために少し離れた所で待機している。

(大ダルマ、小ダルマに釣り人を渡した時は通常に待機してくれる)


釣り開始直後から大型の尾長メジナが釣れて存分に楽しんでいた。

暫く楽しんでいた時の事、仕掛けを100mは流しただろうか魚の手応えを

感じ、やりとりを楽しみながらリールを巻いて魚を寄せていると急に手応えが

軽くなった。

変だなと思いながら寄せてくると仕掛けが何も無い。

「?」

根に引っ掛かって道糸が切れるはずも無い。

釣友も何度か同じ体験をした。


そんな時、私は外道で大型のイズスミが釣れたので海にリリースすると

なんと!磯竿と同じ長さ(5m)はあるサメが磯際まで寄って来ていた。

「でかっ!」

これじゃ落ちたら本当にヤバイ。(汗)


やはりサメのお陰で釣果が落ちた。

仕掛けを潮に流して遠くで魚を釣っても寄せてくる間にサメの餌食される。

その後、大した釣果も得られず納竿となった。


めったに渡礁出来る磯では無いのでこれも良い思いでだが大きな

珍客にお手上げの釣行だった。