さよなら | 「釣草子」

さよなら

昨日は新年度の始まりだったが全ての仕事をキャンセルして師匠、

釣友達と南伊豆まで船長の通夜に行って来た。
南伊豆に向かう車中で船長との思い出話しに花が咲いた。
師匠は、「エイプリルフールに亡くなるなんて船長らしいよ」と

言っていた。
師匠と亡くなった船長は、親子ほど歳が離れていたのに

妙に気が合っていた。
焼香を済ませ、棺の中を見ると安らかな顔で横になっていた。

もうあの独特な笑い声は聞けないのかと思うと寂しさと悲しみが

こみ上げて来た。


「船長、釣りの腕あげますから」