第3回総選挙、名古屋を応援する自分にとって晴れ晴れとはならなかった。唯一松井玲奈がなし得た10位という順位は快挙ではあるが、彼女は言葉ではなく表現力で語る。コメントには物足りなさを感じたファンもいるのではと推測する。
ただテレビ放映すらされなかったたった一人のSKEが、全ての自分を救った。チームK2のリーダー、高柳明音である。
チームK2はあらゆるチームのなかで唯一公演がない。AKB・SKEのお下がり公演を経て、さあこれからオリジナル公演というところで突然動きが止まった。高柳明音は壇上で秋元康に向けて言った。「私たちに公演をやらして下さい」
到底信じられるものではなかった。総選挙は自身の成果であり、自分の戦いである。壇上にあがった者はそれぞれ与えられた環境に感謝し、支えられたファンに感謝し、自らの抱負を述べる。次は永久にやってこないかもしれないそのチャンスを高柳はチームに注いだ。もちろん彼女もファンに対する感謝は告げた。ただ普段からファンの事を真剣に考えている彼女であれば、もっとあらゆる言葉を駆使してその想いも言えた筈だ。彼女は秋元に対する一言に全てを注いだのだ。
その時気づいた事がある。自分もそれを望んでいたのだ。誰かが心から真剣にそう言ってくれるのを待っていたのだ。叶えてくれたのは他ならぬK2のリーダーだった。彼女が人知れず悩んで悩みぬいて出した答え、それは図らずも自然に全てのメンバー、全てのファンの願いと一致していた。いつもニコニコしていてファンサービスを忘れないこの女性は、真のリーダーだった。
夏・・・苦手です。。名古屋行きも夏終わりくらいまでしないでしょう(>_<)
松井秀喜というメジャーリーガーがかつてヤンキースをFAになり移籍先を探していた頃、代理人のテレム氏がメディアに声明を出した。綴られていたのは松井はまだまだできるということ、ジャパンマネーの価値といった当たり障りのない事項に加えて松井秀喜という野球選手の人間性だった。松井秀喜の実力などスカウトからすれば周知の事実であったし、ジャパンマネーの算段など容易に出来た。ヤンキースともなればそのマネーさえ、脅かすものではなかっただろう。テレム氏が伝えたかったのは彼の人間性だった。契約にはプラスにはならないと解っていても、少しでも多くの人に知って欲しかった。こんなにも素晴らしい選手がここで野球をやっているんだと。もちろん、根拠はない。
自分はプロデューサーでも玄人スカウトでもない。でも何十年もアイドルを見てきたうえで言わせてもらう。松井珠理奈は秀逸だと思う。散々戯れ言を書いてきたが、こんなことをいくら並べても彼女を批判するひとはこれからも続けるかもしれない。馬鹿かお前と自分を罵るかもしれない。それでもAKBのメンバーでもいい。SKE内の仲間でもいい。スタッフでも上の人間でも裏方でもいい。分別のある大人が小指一本でもいいから彼女が潰れないように支えてあげてほしい。声が届くところにいるひとは、こんなんで潰れるようなら所詮そこまでだと匙を投げずに光で包んであげてほしい。その行為は必ず自分にかえってくる。
心の底から真剣に願えばその想いは相手に届く。まだろくに生きてもない新参者だけれど、自分が人生で経験したただひとつの真実だ。
どうかただ真っ直ぐに夢を見続けていてほしい。そんな世界を守るのは誰ですか?僕には自由に動ける足と人を支える手がある。貴方はどちら側の人間ですか?

もし読んでくれた方がいるのなら本当にありがとうございました。