アイビーリーグの合格発表から2日。今年の合格者の様子が分かって来ました。
とりあえず、お待ちかねの数字からです。非公開の大学もあるので、分かっている限りを表にしてみました。
コーネルが1番合格率が高いことは、定番なので、アイビーリーグの合格率は4−6%って言う感じでしょうね。コロンビア大学は、ハーバードと並んで、合格率が低い大学ですから、例年よりは、少し受かり易くなったでも、超難関であることには違いないですけど。。。。
例年ほど、アイビーリーグに殺到していない理由は2つ挙げられるんじゃないかと巷で言われています。
1つ目は、ハーバードが散々叩かれたように、事務局の合否判定がやっぱり不透明なんじゃないか、アファーマティブ・アクションにやっぱりエッジが効いているから、出願を見合わせた学生がいたこと。
2つ目は、コロンビア大学から波及したパレスチナ支援の学生運動の騒動を避けた学生がいたこと。
まあねえ。
上の記事は、ブラウン大学新聞からの引用ですが、どうやら、全体の合格率は5.65%だけど、一般出願からの合格率は4%だったって言ってますよね。それから推測するとアーリーディシジョン出願者の合格率は17.65%と言うことになります。
ブラウン大学だけじゃなくて、他の名門大学でもアーリーからの出願者が合格者(入学者)の占める割合が年々高くなっているようです。例えば、南部の名門エモリー大学の昨年度の入学者の3分の1はアーリーの出願者だったようです。もっと言うと、アイビーリーグ並みに超名門とされるノースウェスタン大学では、なんと半分以上がアーリーの出願者アーリーの制度、上手く利用したいもんです。
今年の合格者のご様子がちょっと違っているようです。
アイビーリーグやMIT等の超エリート大学は、学問的に突出した才能を求める傾向にありました。つまり、数学オリンピックで入賞した学生だとか、尖った頭脳がお好みだったようですが、今年は、もっと、全般的に優れた人を選んでいるようです。
MITでは、興味を1つに絞らず「宇宙論とコスプレ』が大好きな学生や、「量子論とキルティング」に興味がある学生を合格させたと言っています。全く違う組み合わせがエグいですねえ。
コーネル大学も負けていません。複数の興味が上手くブレンドされている学生を選んでます。例えば、「象形文字と災害対策」に興味がある学生や「大気汚染のリサーチをやりながら、低所得者支援の家作りのボランティアを続けた』学生。面白いですねえ。
やりたいことや、面白いなあと思うことは、何でもいいし、いくつあってもいいから、本気でやった人材こそ、エリート大学は求めてる、ってことなんでしょうね。もちろん、成績とSATの高得点が必要なのは、言うまでもないですけどね。
出願大学を選ぶ時の参考にして下さい。それじゃあ、皆さん、頑張って。
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