フランスに留学中の友達から面白い話を聞きました。
アメリカで、1番知られている日本語は『スシ』。だけど、フランスでは『マンガ』だって。
さすが、フランス。自分たちの料理が世界一と思っているだろうから、絶対『スシ』じゃないだろうと思ってましたけどね。日本のアニメ・マンガが言語や文化を越えて世界中のポップカルチャーに影響を与えているのは、誇らしい。学術的にも研究されているようです。。。
実際、筆者がBLにハマった理由は、娘が大学で日本文化のクラスを取ったことでしたからね。クラスタイトルもズバリ『クイア・ジャパン』(日本の性的マイノリティ)担当教授は白人男性だったんですけど、まずクラスでアサインされた文献は、井原西鶴の『男色大鑑』。それからアメリカの日本文化学者の著書"Beautiful, Borrowed, and Bent" 副題が『少女漫画における少女愛としてのボーイズ・ラブ』ですからねえ挙句に、漫画やアニメのBLものも課題図書。娘に勧められて、読んだのが運のツキ。(どれを読んだかは、秘密です。)ハマっちゃいました。とほほほ。
このクラスの期末で、娘は『乙女ゲーム』という題でレポートを書きました。母娘で散々盛り上がったおかげで、Aをもらいました。ははは
日本のアニメや漫画についての研究は、アメリカ人学者ばかりではないようです。
UAE大学の社会学者が、インタビューに答えて、アラブ世界でも日本の少年アニメ・漫画が人気である理由を述べていました。
*少年物は、子供向けなので、センサーを受けなくて良いこと。(なるほど)
*ストリーが面白いこと。ハリウッド映画よりも自由な発想。 (奇想天外なものもあって、現実から逃避できますしね)
*価値観が共有出来ること(これは、ちょっとびっくり。そうなんですね)
*登場人物が魅力的なこと(確かに。)
UAEでは1970年代に始まったアニメ放送『キャプテン翼』と『グレンダイザー』が大ヒット。そんなアニメで育った親が子供たちと楽しんでいるのが、現在、日本と同時放映されている『ナルト』と『マイ・ヒーロー・アカデミア』なんだそうです。へえ。『マイ・ヒーロー・アカデミア』は筆者もお気に入りです。ウフフ。
坐骨神経痛でお世話になってるニューヨーク大学卒のフィジカルセラピストとも、今日『葬送のフリーレン』のアニメの話で盛り上がりました。まあ、日本文化は浸透してます。
とは言っても、受験生の皆さんは、漫画ばっかり読んでないで、たまには()勉強して下さいね。
ごきげんよう
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