『あんた、エンジニアなんだよね。ちょっと。。。』
車をメンテに出すことになっての息子との会話です。車はもちろん筆者のSUV。息子は、車を買う余裕がないと言って、筆者の車をコネチカット州に持って行ったきり。流石にメンテに手を貸すつもりはありません。
息子『オイル交換は頼むけど、タイヤがおかしいと思うんだよね。タイヤ圧のランプはついてないけど。試しに乗ってもらった友達も、どこか変だって言うし。どうしよう』
筆者『友達って、会社のエンジニアなの?』
息子『彼は、工学博士。』
筆者『。。。。』
大丈夫か工学部
戦闘機を作っていても、車のことは分からないらしい。仕事のことはあまり話しませんけど、息子は冷凍装置のテストを近頃やってて5、6時間ずっと計器を眺めてるらしい。
息子『凍りませんねえ。』
上司『うん、凍らないねえ。』
息子『再テストしますか?』
上司『いや、これは失敗だよ。次、次』
って感じらしい。ちゃんと飛ぶ飛行機を作って欲しい。
そう言えば、最近オンライン学位を出す大学が増えつつありますけど、流石にオンライン工学部は無いようで。実験がありますからね。失敗するにせよ。ははは。
コロナになって子供達にオンライン授業を受けさせることになった父兄は、学校教育の見直しをしているようです。
つまり、別に通学させなくても、いいじゃん、って。
9月末のワシントンポストの記事によると、今までホームスクールを選択しているのは、保守的なクリスチャンの家庭が中心だったのに、宗教以外の理由で選ぶ方が多くなったんだとか。
学校でのイジメ、銃撃戦の危険が倍増して来たので、子供の安全を考えてというのが1番の理由になりつつあります。実際、コロナでオンラインで授業を受けさせてみたら、うまく行ったという経験値も増えたので、じゃあ、危ない学校にわざわざ行かせる価値があるか、と考える父兄が増えてきたということらしい。まあ、気持ちは分かる。
効率的に勉強させるだけが目的なら、ダラダラ学校で授業を受けるよりも自分のペースで進められるホームスクールに軍配はあがりますよね。余った時間は、興味や趣味に費やせる。友達は、スポーツクラブや習い事を通して作ることも出来ますしね。
娘が小中学生の頃に入っていたユースオーケストラの仲良しにホームスクーリングをしている少女がいました。小学生の頃から頭をどピンクに染めたぶっ飛んだ娘。バイオリンを弾くだけじゃなくて、バイオリン工房に出入りしていて、バイオリンを作ってた確かに、有意義に時間を使っていたってことなんでしょうね。ちょっといいかも。
その子が進学した大学は、ボストンにあるバークリー音楽院。まあ、あそこは、ジャズやロックで有名ですから、バイオリン専攻とはいえ、ピッタリの大学を選んだなあ、って思ったもんです。
(娘のいたユースオーケストラ。右上のバイオリンが6年生の娘)
考え方は、色々ありますけど、子供によってはホームスクールも悪くないのかもしれませんね。但し、1つご注意。近頃の大学はSATはオプショナルですけど、ホームスクールの子はSAT必須ですからね。ちゃんと勉強して下さいね。
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