『それで、卓球台はあるんですか』
これは、アパート探し中の息子の決まり文句。ちょっとねえ。
聞くところによると、ITベンチャー企業は、オフィスに卓球台を置いているらしいですが、卓球はオタクの間では必需品
新居のアパートを探している最中に、工学部出身の息子が必ずしたのがこの質問です。やれやれ。
(息子の新居)
お陰様で、息子も就職しました。
どこの会社に行くか最後の最後までヤキモキさせられました。内定をもらっても、蹴り続け、卒業前に身の振り方が決まらず、あわや不良債権化かと覚悟を決めた矢先に決まりました。内定先には、超安定企業だと思われる電力会社だとか、インフラを作る会社だとかあったんですが、田舎に住みたくないとか、ゴネまくり。その他、製鉄会社や自動車会社や製紙会社とかの製造業もありましたが、工学部の学生のドリームジョブはなんと言ってもエアロスペース。小僧の頭は、これ一辺倒。はあ。
で、やっと念願のエアロスペース業界への就職となりました。知っている人は知ってる超有名な防衛産業の会社です。
親兄弟も車のディスカウントの恩恵に預かれる自動車会社っていうのに、娘も筆者もかなり惹かれていたんですけどね。だって、飛行機やロケットのディスカウントなんてもらってもねえ。。。
学部卒だと、エアロスペース会社も技術職のローテーション職というのがあって、そこで、2年間いろんな経験をさせてトレーニング後、お互いの合意のもとにポジションを与えるというのが普通です。息子は修士を取ったので、ローテーション職にそのまま当てはまらなくて、募集のあるポジションに応募という形になりました。だから、経験者とポジション争いをしないといけなくて、それなりに苦しい就職戦線だったような気もします。
やっと内定をもらったエアロスペース会社なんですけど、防衛産業だけあって、セキュリティ・チェックが厳しい。これを全てクリアするのに時間がかかったので、他の内定会社には、返事を出来るだけ待ってもらったり、冷や汗もんでした。ふっーー。
全てクリアしてから仕事開始までわずか2週間。いやあ、大変でした。勤務地のコネチカット州でアパートを探して、引越しですからね。アパートを決めてからわずか4日の引越しという離れ業『お母さん』頑張りました。今、虚脱状態です。。。。
娘も今月フィラデルフィアに引っ越してますし、双子はついにご近所さんではなくなりました。
(娘のアパートの屋上からの景色。気分転換にここで仕事をすることもあるらしい。)
我が家から車で息子のアパートまで北に2時間、娘のアパートまで南に2時間。ちょうど真ん中です。どっちにもトイレが詰まっても、ゴキブリが出ても、駆けつけてやるものかと意を決しているところです。どうなることやら。。。。
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