13年間続いた習慣をいきなり変えるのは、無理があります。
ってことで、朝の習慣、散歩に出かけました。たった4ブロック歩くだけの短い散歩。1人で歩くと、あちこちに立ち止まることもないし、あっと言う間の散歩です。
昨日、我が家の犬が死にました。寝てる間に。。。
昨日の朝6時過ぎ、散歩に連れ出そうと、ミルクシェイクの(ミルクシェイクというのは、犬の名前です)クレートを覗いたら、いつも鼻の先を金網の隙間に出して迎えてくれるのに、横たわったまま。いきなり分っちゃいました。死んだんだって。
(空っぽになったクレート)
覚悟してなかったです。。。。
1年前、心臓疾患で、緊急入院した時は、もうダメかもしれないと獣医に言われて、覚悟しました。でもそれを乗り切って、毎日何錠もの薬を飲んで、定期検診を受けて、何ごともなかったんで、油断してました。すっかり。
心臓ですからね。ダメな時は、いきなりのようです。いやあ。。。。
動かないミルクシェイクを見ながら、いつものようにお茶を沸かして、彼女のお気に入りの窓際の椅子に座って、ゆっくりお茶を飲みました。手際を考えながら。
(ミルクシェイクのお気に入りの場所)
7時になって、双子にチャットで連絡。
こういう時に、違いが分かります。
息子は、即座に連絡して来ました。
『お母さん、大丈夫』
『うん、多分。あんたはどうなの?ミルクさんは、あんたたちの犬じゃない。』
『お母さんの犬だよ。少なくともミルクさんはそう思ってるよ。いつもくっついてたし。』
そうかあ。。。
娘からは、梨の礫。五月雨式に日中ずっと続いた2人の会話に何も反応なし。午後6時近くになって、心配になったので、娘宛にテキストしました。
『今、話せる』
『うん』
やっと一言。
娘は、その前日、夜中までかかってフィラデルフィアに引っ越しをしたこと、会社のゴタゴタ、体調も崩していて、すでにボロボロ状態。トドメが犬。フェイスタイムをしたら、毛布をかぶってソファーで繭状態。子供の時から、面倒なくらい精神が弱いです。相手がここまで落ちていると、感傷に浸る時間はなくなります。
(娘がいなくなったマンハッタンを臨む部屋。今日、筆者が最後の点検をして鍵を返しました)
朝のお茶を飲んだら、もう一度、動かないミルクシェイクを見てから、仕事部屋へ。仕事はせず、火葬業者を探して連絡。誰もやってくれませんからね。自分でやるしかない。大人の辛いところ。。。どの業者を使うのか悩みました。
就職が決まっている先の手続きで帰宅出来ない息子の一言で決めました。
『お母さん、1人でセレモニーをしてもらっても辛いだけだよ。全部任せようよ。』
火葬のために、家に正午までに引き取りに来てくれる業者にお願いしました。灰を火葬後に 桜材の木箱に入れて、足型と一緒に戻してくれるパッケージ。足型は、双子の分も追加注文。計700ドル(日本円で約9万円)也。ちょっと高めですけど、まあ、自分で色々対処する余裕はないので、それで。
筆者の仕事中も椅子の後ろに一緒に座っていた犬がいない状態に慣れるには、ちょっと時間がかかりそうです。
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