こんなに愛着があると思わなかったです。我が家のバカ犬に。
マルチーズ・プードルのミルクシェイクが死んで10日。毎日、長時間一緒に過ごした仕事部屋に戻って来ました。小さな木箱に入って。
部屋を出入りする度に、箱に触って声をかけてます。なんだか、本当に撫でてやってる気がするのが不思議です。
机の横の窓際には、足型が置いてあります。
何だか気合の入らない毎日ですが、やることは山積みで、ちょっと忙しく過ごしています。
ちゃんと、例のアファーマティブ・アクション(マイノリティ優遇処置)違憲判決のフォローもしてますから、ご安心を。
ハーバード大学とノース・キャロライナ大学が合否判定の際に、白人やアジア人を逆差別しているということで敗訴して、一体これからどう変わるんだろう、と思ってましたけど、一言で言えば、変わらないようです、なーんにも。予想通りですけどね。
最高裁の判決の翌日から、どこの大学も大忙しで、受験生へのメッセージを発信しました。
アイビーリーグのペンシルベニア大学のメッセージがこれ。
要約します。
法律に沿って、合否判定は出すように学内の要項をアップデートするけれど、大学の多様性は凄く大切に思ってるよ。将来、世界で活躍するリーダーを養成する当大学の使命を果たすには、やっぱり大学には色んな学生がいる環境を作らないといけないからね。
学部レベルでは全米1位のビジネススクールを擁するペンシルベニア大学らしいメッセージ。
基本的にどこの大学も言っているのが、
大学の多様性は非常に大切だから、人種を合否判定の要因の1つに入れることは出来なくなったけど、総合的な判断で合否を決めることには変わりはないからね。心配しないでね。どんなバックグラウンドの学生も大学には必要だと思っているから、諦めずに応募してよね。
です。
この総合的判断というのは、良い学業成績だったか、どんなことに興味を持っているか、どんな課外活動をしてきたか、論理的な思考が出来るかどうか、コミュニティーへの貢献度は、等々。だから、人種云々を入れなくても、親がお金を持っていて塾に通わせてもらっただとか、習い事をやってきたかだとかがなくても大丈夫ってことです。
ほら、先日、ブログで書きましたよね。刑務所で生まれた少女がハーバードに入学するって。逆境にめげず頑張った人は認めてもらえるってことですよ。
ちょっと面白かったのは、どこの大学もこの40年、多様性を重視してアファーマティブ・アクションをして来たと言っているのに対して、ブランダイス大学は、ユダヤ人迫害まで遡って75年と言っているところですかね。
この件、大きい声で白人とアジア人以外を優遇することは出来ないけど、色んなことを見て合否を決めるということなので、皆さんは、これまで通りの対策で頑張って下さい。応援してます。
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