いる所にはいますねえ。天才児。
カリフォルニアの12歳の少年が、短大卒の卒業証書を貰っちゃった、ってお話。しかも5つの学位。へえ。
この少年、9歳の時からローカルのコミュニティ・カレッジで授業を取り始めたんだそうです。小学校の授業があまりに退屈で。親は、悩んだみたいですけど、賢い少年が時間を無駄にする方が、罪悪であると結論して、中学校、高校を飛び抜けて一気に市立の短大へ進学と相成りました。
取った学位は
歴史学
社会行動学
芸術と人文表現学
自然科学と数学
自己開発学
一つの学位を取るのも大変なのに、まあ、大したもんです。
コミュニティ・カレッジというのは、地方自治体が経営する大学で、教育の機会に恵まれなかった大人や、4年制大学に編入するためのステップにしたい人たちに開かれています。勉強したい人は基本誰でも入れます。短大卒の学位をもらわなくて、単に1つ2つコースを取っても構わない。だから、ここに通う学生は、雑多。高校を出たばかりの青年もいれば、おばちゃんもおじいちゃんもいる。だけど、小学生はまずいない。はははは。
少年は、みんなの小さい弟としてクラスメートに可愛がられたんだとか。へえ。
少年、将来は、エアロスペースのエンジニアになりたいと言ってるんだそうです。一体どこの大学に編入するんですかね。楽しみです。
コミュニティ・カレッジは誰にでも開かれてますけど、普通の大学でも子供が入れる可能性はあります。
例えば、カリフォルニアだといくつかの州立大学は、SATで1300以上だとかを取った中卒の子供を高校を飛ばして大学に入れてくれます。こっちはちゃんとした4年制。その代わり、自宅からの通学という縛りがありますけどね。我が家の双子の同級生もこのシステムを使って、中学から直接カリフォルニア州立大学ロサンジェルス校(UCLAではない)に入学して、双子がやっと高校を出た時には、涼しい顔で、カーネギーメロンのエンジニリング大学院に入りました。
やはり双子の同級生で、スタンフォードとカリフォルニア工科大学に中学2年(8年生)で合格した猛者もいました こっちは、高校生活を経験したいと言って、1年入学を猶予してもらってから、進学しました。もちろん、自宅から徒歩で通えるカリフォルニア工科大学の方に。
神童たち、成人してタダの人にならないといいなあ、と凡人は思ってしまうんですが。。。まあ、どちら様もお幸せに。
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