いやあ、参りました。これは、無敵かも。
『私は、刑務所で生まれた』(I was born in prison.)
これが、大学に出したエッセイの出だしインパクト、大きすぎですって
どう考えても、これ以上の出だしは考えられない
キラーエッセイ
誰でも、『えっ
』って思っちゃう。
(少女の生まれた刑務所)
テキサス出身のこの少女、新学期からハーバード大学に進学します。高校では学年3番。出自だけのアピールじゃなくて、ちゃんと成績も頑張った。
この少女、刑務所に収監されていたお母さんから生まれました。母親は産んだだけで、彼女の人生から退場。
お父さんがシングル・ファーザーとしてずっと育てたそうです。いろんな記事を漁ってみましたけど、プラバシーもあってか、お父さんの職業だの、どんな人だの全く出来てきませんでした。エッセイには書いてあるのかもしれませんが。
逆境の中で産み落とされた少女はコミュニティに育てられました。恵まれない環境にある子どもたちをサポートする団体が彼女にメンターをつけてくれた。そのメンターが受けっとった少女のことプロフィールにこう書いてあったそうです。
尊敬する人は、ローザ・パークス(アメリカ人なら誰でも知ってる黒人解放運動の先駆者)
好きな食べものは、デイリークイーンのタコス。
このメンターは彼女がハーバードに受かるまで、目一杯、支えたようです。
初めて美容院にヘアーカットに連れて行ったのもメンター。ハーバードへ大学見学に連れて行ったのもメンター。プロムのお世話も、サマーキャンプも、歯の矯正も手配した。
このメンターだけじゃなくて、優秀な少女をいろんな人が支えています。
大学に提出したエッセイはボストン大学の教授が指導してくれた
この教授のお陰で、自分が言いたいことをベストな形で文章にすることが出来た、ってインタビューに答えて言ってます。この結果、内容もユニークな上、文章も洗練されちゃったってことでしょうね。これは、受かります。
アメリカの大学は、学校の成績、共通テストの点(最近はオプショナルの大学が増えた)、課外活動、そしてエッセイで総合的に判断して合否が決定されます。アプリカントがどんな人物なのかが分かるのがエッセイで、成績優秀者ばかりが出願して来る名門大学になればなるほど、エッセイの評価が合否を左右します。
この少女のエッセイは公開されてませんから、推測するだけですけど、出だしから考えて、自分のやりたい目標に向かって頑張る彼女を支えてくれた人たちに感謝した内容だったんじゃないですかね。キラーエッセイ。
少女が頑張って来たからこそ、凄い人たちが本気でサポートした勝利ってことなんでしょうね。おめでとうございます。
皆さんも、頑張ってキラーエッセイ書いて下さいね。喜んで、フレックスラーニングも頑張って、サポートしますから、お声かけ下さい
それでは、良い夏を
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