米国東海岸時間3月30日午後7時に、アイビーリーグ8校が一斉に合格発表を出しました。
各大学とも即時、インスタに、『2027年度クラス入学おめでとう』の文字が舞って、キャンパス紹介映像がポストされてます。お祭り気分。
筆者も双子がこの時間をコンピューターの前でまんじりともせず、待っていたのをつい昨日のように思い出します。そんな息子も今年の5月に卒業です。はああ、長かった。
どこも去年と同様、多くの出願者が殺到して、低い合格率となりました。こんな感じ
これから数字を出す大学もあるのかもしれませんけど、プリンストンなんかは、合格率競争に巻き込まれたくないから、出さないよ、って言い切っちゃってます。だから、大学のウェブサイトにも合格に関する記事が出てない。これだけ。
なーんにも分からない。大学進学カウンセラー泣かせ。とほほ。
ペンシルベニア大学も59,000人以上の出願者がいたよ、ってこれだけ。まあ、いいですけど。
各大学の新聞からいくつか面白い数字を拾ってみました。
ハーバード:アジア人学生が増えて、なんと29.9%。いいですねえ。頑張ってますもんね。そして留学生は14.5%に増えました。それから大切なのは、授業料全額免除になる家庭の収入の上限が$85,000になりました。
ブラウン:2年後から海外からの学生も親の収入を全く考慮せず、受け入れると言ってます。それから授業料全額免除になる家庭の収入上限が$125,000に
ダートマス:ここは既に完全に親の収入を全く考慮してない7大学のうちの1つ。但し、授業料全額免除になる家庭の収入上限が$65,000
どの大学も4月中に合格者を招待して、キャンパスを見せたり、授業体験やクラブ体験をしてもらうイベントが開催されます。イエール大学は大学のマスコットの名前をつけて『ブルドック・デー』と呼んでいて、今年は4月26日にあります。
最後にちょっと面白いお話を。
世間でアイビーリーグの評価は相変わらず高いですけど、高校生の間で1番のドリーム大学はマサチューセッツ工科大学(MIT)だそうです。ここの合格率も3%台でした。。。
CBSが上げていたドリーム大学トップ10はこれです。
1位:MIT
2位:スタンフォード大
3位:ハーバード大
4位:ニューヨーク大
5位:UCLA
6位:プリンストン大
7位:ペンシルベニア大
8位:コロンビア大
9位:ミシガン大
10位:テキサス大オースティン
皆さんのトップ10とマッチしましたか
4月半ばまでには、どこの大学からも合否発表が終わるので、一言。
成績がBで、SATの点数も低いけど、取り敢えず受けて滑った人は仕方ないですけど、そうじゃない人も大勢、名門大学に不合格を出されるのが現実だと思います。そういう人は、大学の方のロスだと思って、胸を張って生きていって下さい。本気で言ってますからね。
それじゃあ、ごきげんよう。
知ってるとお得な『アメリカ大学進学情報』と『面白い生活』について、NY地区から発信しています! 是非、下のボタンをクリックして応援して下さいね!