今日は、アメリカの投票日です。下院議員と地方議員の。
やっぱり参政権を行使すべきと思い、5時過ぎに投票所に出かけました。筆者の住んでいる所は、サムソンのアメリカ本社が近いせいもあってか、韓国系が大勢います。ってことで、選挙通知にもハングル文字があるスペイン語もですけど。。。
投票所に行ったら、笑われました。
『おたく、郵送の投票用紙を希望なさってましたよね。2回、投票は出来ませんよ』
そりゃそうだ。1ヶ月くらい前に郵送してたので、すっかり忘れてました。はははは。面目ない。
速報を見ると、民主党はかなり苦戦中のようです。
下院は218議席を取ると、多数派になって安定するんですが、現時点では、どうやら共和党の方が議席を取ってるようです。バイデン大統領が民主党ですから、下院を共和党が取ると、ねじれが起こって色んな法案が通らなくなる。さあ、どうなることやら
そう言えば、我が家の双子は、ちゃんと選挙したのかなあ。
特に息子が怪しい。
夏のインターンの仕事のために息子は今、ペンシルベニア州にいます。郵送で投票してから行ったのかなあ。小僧は、政治の話が大好きなんですけどね。どうでしょうねえ。
そんな息子とちょっと面白い会話をしました。
就活中に、息子は、AI相手の面接は、志願者を人間相手にしていないから、嫌だ、と贅沢なことを言って、数社の面接を拒否しました。親としては、せっかくのチャンスを勿体無い、と説得したんですけどね。
AI面接をオファーして来た会社にはメールを送ったんだそうです。
『面接のオファーはありがたいのですが、誰もいないスクリーンに向かって話をするのは、自分自身を理解して頂けないと感じています。御社の仕事内容には興味があるので、是非、どなたかと対面でお話しさせて頂けませんか』
雇ってもらう学生の立場で生意気だから、とにかく面接をすべきだと、説得する筆者に息子が言いました。
『僕は、世間的には、エリート中のエリートのポジションにいると思うんだよね。そんな学生の意見だからこそ、会社も真面目に取り合ってくれる可能性が高いかと思うんだ。大学生を雑に扱うトレンドは止めて欲しい、って他の学生のためにも責任持って声を上げる立場にあると思うんだ。』
ちょっと、びっくり。いつもバカばっかりしている息子なんですけど。。。へえ。
声を上げることが息子にとって得でない場合でも(実際、メールを送った先からは断わられた)自分の為だけじゃなくて、他の人の為にも声を上げる姿勢は悪くない。既に世間の垢に塗れた筆者は、長い物には巻かれちゃうんですけど。
選挙の日に、自分の声をちゃんと上げることについて、ちょっと考えちゃいました。
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