昨晩、いきなり娘からメッセージが届きました。
『5%』
筆者からの返事。
『えげつないねえ。』
アメリカ東海岸時間3月31日午後7時に、アイビーリーグが一斉に合格発表をしました。その結果を見ての会話です。娘は、自分の大学の数字を見て、知らせて来たという訳です。例年のことながら、合格率の低いこと。息子は、ガン無視。
今年も去年と同様、コロナでテスト会場が閉鎖されていたので、共通テストであるSATとACTの点数がオプショナルだったせいか、ひょっとしたら、自分にもアイビーリーグに入れるチャンスがあるかもしれないと夢を見た受験生の出願もあってか、去年並みに高い競争率となりました。
まあ、どこも去年と同じレベルですけど、やっぱりハーバードが1番エグい。もっと、合格率が下がりました。3.4%から 3.19%に。これ以上、下がるなんてことあるんですかね。ついでに言うと、軍隊経験者も18人、受かったそうです。へえ。
コロンビア大学は、去年と横ばいですけど、ハーバードと同じく3%代でした。やっぱり、ニューヨークという場所にも惹かれるんでしょうかね。学食も美味しいと評判ですし。ははは。
そういえば、金融業界に就職して1年目の娘が文句を言ってました。同じトレーニングチームにいる人が、コロンビア卒だと言っていたくせに、よく聞いたら、付属の女子大のバーナードだったって。敬意を払った自分が悔しい、って。まあまあ。いいじゃないですかね。同じ会社に入ったんだから。
プリンストンとコーネルは、データの公表をするのを差し控えました。その理由は、例えば、SATの合格平均点数とかを見て、ユニークで素晴らしい才能の持ち主が諦めちゃうと、大学も損だからって。数字をものともしないような人材って、一体どんなスーパーマンを欲しがってるんでしょうかね。こっちの方が、怖いような気がするんですけど。去年の合格率は3.98%でした。
アイビーリーグの中で、ユニークなプログラムを持つブラウン大学の全体の合格率は5%ですが、アメリカ版東京芸大RISD(ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン)とのデュアルプログラム合格者は19人、8年間医学部一貫教育プログラム合格者は80人でした。この2つのプログラムに受かったら、絶対行くんでしょうね。
予想通りの厳しい結果となりました。他の有名大学の結果も出つつありますから、近いうちに、またそのお話もする予定です。
それでは、ごきげんよう。
知ってるとお得な『アメリカ大学進学情報』と『面白い生活』について、NY地区から発信しています! 是非、下のボタンをクリックして応援して下さいね!