ショパンコンクールの結果が出て、1ヶ月ちょっと。6位入賞の17歳は、11月になってやっと大学のキャンパスに到着したそうです。
最年少入賞を果たしたJ.J,ブイ君のお話。
彼は、アメリカの某音大の2年生です。普通の大学生より若いのは、神童だったってことですかね。
ブイ君、1年生だった去年は、リモートでキャンパスに行けなかった今年は新学期前にワルシャワに行って、入賞を果たし、カナダに帰国して、それからコロナの隔離を経て、他の学生に遅れること2ヶ月、やっと初めてアメリカの音大に辿り着きました
生まれて初めて親元を離れて大学生活を送るのに、コロナの影響で、カナダから両親も付き添えず、心細く1人で大学にやって来たんだとか。
最年少の入賞者であるブイ君は確かに素晴らしい才能。だけど、彼の音大のピアノの教授もただものじゃありません。ダン・タイ・ソン教授。
教授は1980年のショパンコンクールの優勝者です。ヒエー
ショパンコンクールの優勝者で、音大の教授をしている人は世界広しと言えども、この人だけ。彼の凄さはそれだけじゃない。バシバシ、名ピアニストを製造し、ショパンコンクールに送り込んでいる
そんな教授は、毎日のように世界中からメールをもらうんだそうです。
例えば、
『うちの息子は8歳なんですけど、先生に教えていただけないでしょうか』
先生、そんな親に、
『うーーん、まあそのうち、指導出来ることもあるかもしれませんね。まず、うちの音大を受けてみては』
なんて、答えてるとか、ないとか。
教授、今年のショパン・コンクールで審査員もしていたんですが、1次でのブイ君の演奏を聴いて、他の審査員2人から感動して泣いちゃった、って言われて、自分も泣きそうになったって語ってます。いい話ですねえ。
先生の薫陶を受けたのは、ブイ君だけじゃありません。
先生の教えている音大がどこなのか、他にどんな学生がいたのか、先生の武勇伝の続きは、アメンバーの記事にしてます。気になる方は、是非、そちらで。
アメンバー申請はタダですからね。お気楽に申請しちゃって下さい。バシバシ、承認しますんで。それじゃあ、ご機嫌よう。
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