大学進学にカウンセラーはいる? | 双子をアイビーリーグに入れた母が綴る『知らないと損をするアメリカの教育事情』

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双子の子供を2人ともアイビーリーグに入学させた母親であるフレックスラーニングのシニアカウンセラーがニューヨーク近郊から発信しています。フレックスラーニングはアメリカ大学進学相談、オンライン家庭教師のプロです。

大学進学のために、カウンセラーは必要?

 

高校にも、進学指導の先生はいるし、わざわざ、外部のカウンセラーを雇う必要があるのかしらん?一言で言うと、いた方がいい、と思います。

 

 

どんな大学があって、どこがぴったりなのか?そして、その大学に行くためには、どんなことをしないと行けないの?エッセイは、何をどう書けばいいの?課外活動は、何をしたら大学にアピール出来るの?どの学年で、どの教科を取ればいいの?それから、行くために必要な資金は、どうやって捻出するの?質問は、沢山あります。高校のどの時点で雇うかも大切なポイント。考えて見てください。高校の全成績が大学の考慮する対象になるし、どんな教科を取ったのかも審査の対象なんですから、グズグズしている暇はありません。

 

年に1、2回しか会わない進路指導の先生にこの内容を全てお願いしようと言うのは、ちょっと無謀だと思いませんか?じゃあ、自分で全部してしまう、と言うのもありかもしれませんけど、調べるのにどれだけ時間を使うのか?それにこれで、いいのかなあ?と思っても、背中を押してくれる人がいるのといないのじゃあ、違いませんか?

 

それから、カウンセラーに助けを借りるなら、高校のどの時点で雇うかも大切なポイント。考えて見てください。高校の全成績が大学の考慮する対象になるし、どんな教科を取ったのかも審査の対象なんですから、グズグズしている暇はありません。アメリカの大学に行こう、と決めた時点で相談がいるかも?

 

で、そのカウンセラーは、いくらくらいかかるのか?高校の始め(9年生)から雇って、各学年の段階で、必要なアドバイスをもらって、出願になだれ込む、なんていう契約をすると、始めに$5,000程度 (日本円で60万円くらい)かかると思った方がいいでしょうね。それから、授業料支払いのローンだとか(ファイナンシャルエイド)の書類の作成だとか、を頼むと別料金。カウンセラーによりますけど、エッセイのアドバイスや添削は、しない可能性があるので、別の人を雇う必要があるかも。別のブログで書きましたけど、エッセイは、第三者の目でレビューしてもらって、添削してもらうのは、絶対必要だと思います。それが、アウトサイドのカウンセラーであろうと、両親であろうと、学校の英語の先生であろうと。特に、私立大学を受けるのなら、尚更です。

 

アメリカの大学進学は、長期戦で、各学年の積み重ねです。どの学年でどの学科を選択したか、によって次に取れるものも決まってきます。大学は、どの学科を取って、どんな成績だったのかをきちんと審査しますから、なるべく早い段階で、どんな大学で何をしたいのか、の方向性を決めることが重要です。そうじゃなくても、高校生は、忙しいんですから、なるべく、効率的に学科を選択して、努力を集中させることです。スーパースターだって、休みは必要ですからね。4年間、全力疾走なんて、非現実的です。集中、集中。で、何をするの?カウンセラーは、五里霧中の高校生と親を助けるためにいます。

 

でも、カウンセラーは高い!だから、どの部分で、いつ手助けを貰うかを見極めることです。もちろん金銭的に余裕があれば、何もかも丸投げしてお世話して貰うのもいいでしょうけど。そうでなければ、例えば、『アイビーリーグに行きたいけど、どうすればいいの?』とか、『どうやったら、我が家の資産で出来るだけ沢山、大学から奨学金を引き出せるの?』とか、『エッセイの内容は、どうやって決めたらいいの?』とか、疑問を持った都度、答えてくれる使えるカウンセラーを雇うというのも手です。まずは、一度、相談してみては?契約が必要なカウンセラーじゃなくて、ちょっと気楽に相談出来る所で。それで、ずっと、面倒を見てくれる人が欲しいと思ったらその時に、誰かと契約するのもありかも。または、そのままそのカウンセラーに都度、相談というのもありです。

 

アメリカの大学進学は、年々苛烈になっています。それをどうにか、泳ぎ切って、無事向こう岸にたどり着いて下さいね。応援してます!

 

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