久しぶりのShanti のアコースティック・ライブ、今年は自分にとっては 1月の
アコースティックトリオのライブ、3月のSPOOKY、4月のPhilip Woo
スペシャル・ライブにつづき4度目だ。

今回は新宿のBrooklyn Parlor、ミュージック・チャージはフリー。
昨年の10月、11月、12月に続く4度目の登場だ。
前々回の11月は比較的良い場所に座れたが、前回の12月はライブ開演
30分前で席がなかった。予約もいっぱい入っていた。
なので今回は18:30ごろお店に行った。ま、予約すれば良いんだけどね。
一人で予約っていうのもちょっと気がひけた。(笑)

店に入ったら、Shanti とギターの木原良輔さんがリハしているところだった。
リハというか、PAのチェックだ。 モニターだけでなくて、音の感じ、
柔らかな感じとかそういうところに凄くこだわって音作りをしていた。
19:00ごろリハ終了。お店のスタッフに、「さ、ご飯にしましょう!」と促されて
楽屋のほうへ。

僕はというと、まずは Brooklyn Lager Draft を・・・・ すでに2杯め (笑)
少ししてイワシのオイルサーディンを食しました。
せっかくなのでドライな白ワインも。 さて 20:00になり、1st set のスタート。

セットリストはこの5曲。

1st set
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01 Yuyake
02 Adnishia
03 Fields Of Gold
04 From This Moment On
05 In France They Kiss On Main Street

1曲目は Shanti と木原さんの共作。アコースティック・デュオ/トリオのときは
欠かせない曲ですね。 新作『Born To Sing』に収録されます。
2曲目もShantiのオリジナル。この日、New York から来ている友達に捧げます
と言ってました。
このお友達の友人・知人関係でお店に15人ぐらいはいたようでした・・・・。
3曲目は Sting の曲を Eva Crassidy アレンジで。
昨年11月のここでも演奏してました。
4曲目はCole Porter作の古いジャズ・ナンバー、1月のモーション・ブルーでも
演奏。 新作に収録されます。
5曲目はJoni Mitchell の曲。
New Yorkのお友達も好きな曲だと紹介していました。

こうして、1st set が約30分で終了。
これから 2nd set まで 1時間あるんですよね。
ちょっと小腹が空いてきたのでシュリンプのフリットを。ソースがちょっと
ピリ辛。 旨いんだけど、こりゃビールが必要だね。
ということでさらにビールを2杯。
で、ここに来たらこいつを飲まなきゃなという Brooklyn Martini を。
これはトマトとドライ・ベルモットを使っているそうです。
もうただのノンベーです。(笑)

やっと1時間経過して、21:00、いよいよ2nd set が始まりました。
Shanti も木原さんも、この1時間のインターバルがやばい、大変、まだ?
という 感じだったそうです。 30分インターバルじゃないと辛いよね。うんうん。

さて 2nd set のセットリストです。

2nd set
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01 Wake Up To The Sun
02 Before You Walk Out Of My Life
03 真夏の果実
04 Closing Time
05 Fly Me To The Moon
(encore)
06 Yuyake

1曲目は 2007年の秋にインディーズでフランス発売、2008年1月に
日本発売したアルバム『Share My Air』から。
2曲目は Shanti が16歳の頃、バークレー音楽学院のサマースクールに
行ってたころ良く聴こえてた曲だそうだ。
木原さんのiPodに入っているのをみつけて演奏することにしたとのこと。
つづいて 3曲目は、言わずと知れた桑田佳祐の楽曲に Shanti が英語詞を
つけたもの。 6月発売の新作『Born To Sing』にも収録される。
英語詞をつけるにあたって、日本語がもつ間接的な表現みたいなところを
意識したそう。
4曲目は、アコースティック・ライブでもバンドでのライブでもよく演奏している、
Shanti とピアニストの松本圭司さんの共作曲。新作に収録されます。
5曲目は Bart Howard作のジャズのスタンダード。これも新作に収録。
これで本編は終了になるわけですが、アンコールの拍手にこたえて
もう一度 Yuyakeを。

MCで横浜、名古屋、大阪でライブをやることが決まったと言っておりました。
楽しみですね。

終了後、2008年2月のモーション・ブルーですでに購入済みの『Share My Air』
をレジで購入。Shanti が出てくるのを待って、CDジャケットの内側にサインを
してもらいました。(ミーハーですなぁ)

Shanti, 「顔は覚えてるよ」 と。
それで十分です。ありがと、嬉しいです。(笑)


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4月26日、前日に知ったライブに行ってきました。

「今日はメビウスのためにあります。」 
このライブの開催をリードしたフィリップ・ウーが 1stステージの最後に話した
メッセージ。

「いまの時代、ミュージシャンにもライブを提供する店にも厳しい時代。
今日のパフォーマンスはこの店のために。 この店とマスターのために
捧げます。」

マスターにお世話になったというミュージシャンが、フィリップの気持ちに
賛同して集まりました。 参加したミュージシャン、演奏、すばらしかった。

マスターの控えめな佇まい、柔和な笑顔、きっと正直に真っ直ぐに、
気持ちを大事にしてこられたんだろうなと思いました。

ステージは 40分ぐらいのセットを 3ステージ、ステージの間は 40分ぐらい
休憩、休憩中はミュージシャンがお客さんのテーブルやバーカウンターで
お酒を飲みながら歓談するという、なんともアットホームな環境です。

一人で行ってて、ミュージシャンと特別親しいわけでもなくて、しかも
人見知り・話ベタな僕としては(知人・友人は信用してくれないけどさ)
居場所がないって感じでもあるんですけど・・・・ 
グラスを傾けながら人の話を聞いてます。 (爆)


参加したメンバー

フィリィップ・ウー(Pf/Key)
ゲイリー・アドキンス(Vo)
HANK 西山(G)
法西隆宏 (G)
荒砥亮太(B)
下久保昌紀(D)
みずき (Vo)
Lyn (Vo)
そして Shanti (Vo)  

シャンティは 2ndからの出演で、フィリップがシークレット・ゲストと
紹介してたけど、最初からずっとそこにいてわかってるし。(笑)

フィリップの打楽器のようなキーボードプレイと歌うハープ、
ゲイリーのソフトな歌声、HANKさんの滑らかなギター、
西さんのワウの効いたサイドギター、荒砥さんのどっしりとしたベース、
下久保さんのタイトなドラム、RinさんとMizukiさんのコーラスに
それぞれのパワフルなソロボーカル、
そしてリズミカルなアクションで歌うシャンティ。

シャンティ、喉の調子は良くなかったのかな・・・・ 
たぶんリハしてないかも?


僕はカウンターの奥のほうに座っていて、すぐ後ろの丸いテーブルに
座っていたハーフっぽい男女3人組がシャンティのお友達でした。
(僕のお友達ではない・笑)
で、開始前、休憩中、シャンティがすぐ目の前でお友達としゃべってる
わけですよ。

あぁ、 こんにちは(いや、こんばんは、か。)
の一言すら言えない・・・・ ヘタレだ・・・

3rdステージでは シャンティが SPOOKYを歌いました。
曲名がわかるのはこれぐらいなんです。(苦笑)


アンコール、店内はダンシング・タイムになって大騒ぎでした。
おおお、目の前でシャンティが踊ってるぅ~! 踊りまくってるぅ~!

来月 26日にも フィリップとゲイリーとでここでライブやるそうです。
フィリrップは6月から久保田利伸のツアーに同行すると小耳に挟みました(笑)
シャンティのCD発売記念ライブはないのだろうか・・・・
って、そこに本人がいるんだから訊いてみればいいのに。>オレ

フィリップ・ウーさん、とても素敵な人です。
人を惹きつけ、人をひっぱり、人を気遣う人でした。
こんな僕にも最後に近寄ってきてくれて、「アリガトウ」って
手を差出してくれた。
なんだかとても感動して、握手したけど言葉がでなかった。
どこまでシャイだよ>オレ

お父さんに捧げる歌 (ゲイリーはお母さんを想って歌いました)、
胸に響きました。


お店を出たのは 11:30過ぎ。 
長時間、カウンターに座っていてちょっと疲れたけど
とても良い気分で家路につきました。

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ついにシャンティ (Shanti Snyder) のオリジナル・アルバム新譜の発売が
決定しました。

レコーディングは、今年の 1月22、25日、2月8、9日、2月18日に
ワンダーステーションで 行われています。

参加ミュージシャンは、
西山史翁 (g)、木原良輔 (g)、Philip Woo (keyboard)、Jay Stixx(ds)、
Cliff Archer(eb) という、ライブでもおなじみのメンバーに、
Francis Silva (perc)、Tommy Campbell (ds)、 Chris Silverstein (wb)
が加わり、さらにスペシャル・ゲストとして、TOKU (flugelhorn)、
小沼ようすけ (g) という布陣。 

TOKUさんは 彼のアルバムに入っていた Shanti との共作 「Talking Low」に
参加でしょう。
小沼さんは Shantiとの共作で、Shantiが昨年6月22日のCotton Club での
ライブ以来、 アコースティック・ライブでもずっと歌っている 「Our Song」に
参加してるでしょうね。

収録曲は、これまでShantiがライブで歌ってきたオリジナル曲と
彼女が好きなナンバーの カバー曲がたくさん含まれています。
そしてそして、ボーナス・トラックとしてあのCM曲が!
これは素晴らしすぎる! 

発売日は 6月23日、コロンビアレコードから。 
あ、大先生の 『Emotion and Commotion』 Special Edition と
Limitted Edition の 発売日と同じだ! ・・・・ 関係ないけど (笑)


『BORN TO SING』

2010.06.23 Release COCB-53916 ¥2,800(tax in)

01 Aqua's Lullaby (SHANTI)
02 They can't take that away from me (Ira Gershwin/George Gershwin)
03 Killing Me Softly With His Song (Norman Gimbel/Charles Fox)
04 真夏の果実 -Summer Blue- (桑田佳祐/英語詞・SHANTI)
05 Our Song (SHANTI/SHANTI&小沼ようすけ)
06 Yuyake (SHANTI/SHANTI&木原良輔)
07 Talking Low (SHANTI/TOKU)
08 From This Moment On (Cole Porter)
09 Cry Me A River (Arthur Hamilton)
10 Look Back (SHANTI)
11 Closing Time (SHANTI/SHANTI&松本圭司)
12 Fly Me To The Moon (Bart Howard)
13 Goodnight (SHANTI)

14 【Bonus Track】 Curtain Call (SHANTI /吉澤はじめ)
   -森永乳業マウントレーニア ダブルエスプレッソ テレビCM曲


このテレビのCM曲と映像は、こちらから!

Mt Rainier Caffe Latte CM SONG

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プレミアム・ジャズ・ユニット「SPOOKY」

Shanti(ヴォーカル)
小沼ようすけ (ギター)
日野JINO賢二 (ベース)
藤井伸昭 (ドラム)
ハクエイ キム(キーボード)

2週間近く前のライブですが、素晴らしかったことを記憶に残しておきたいと
思います。


一週間前にこのライブのことを知って、あわてて予約をしたんです。
最初このお店の Webサイトの予約フォームからやってみたんですが、
翌日ふと不安になって電話をかけて尋ねてみたら、入ってなかった・・・(苦笑)
電話して良かったですよ。

この日は2回、完全入替制。 1st show は 17:00オープン、18:30スタートで、
会社を定時で終わってすぐに行けばなんとかなるかもしれないけれど、
余裕をみて 2nd show にしました。 こっちは 19:50オープン、20:30スタート。

西新宿から丸の内線で赤坂見附に行き徒歩。
一ツ木通りの店までは5分ちょっと。
19:00少し前、ちょうど雨がぱらつき始めた頃に店の前に到着。

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普通のお店のつくりなので演奏中の音がガンガン聴こえてきて、
一人で並んで待っていても気分が盛り上がってきます。

そのうち後ろに10名近く並んだでしょうか。
前のお二人もそれぞれお連れの方が来られました。
そうだよね、あんまり一人で来る人はいないよね。
僕はたいてい一人だけど。(苦笑)

前のカップルの話を聞いててわかったんだけど、宇崎竜童さんと
奥様の阿木耀子さんがオーナーのお店だそうで、竜童さんもお店にいたり
飛び入りすることも良くあるそうです。

20:00頃、ようやくお店に入りました。
ここでライブやるのか、というぐらいの大きさ。
ステージを最前列の席は取り囲むように並んでいますが、
少し後方の大テーブル席に座ることにしました。
後方と言ってもミュージシャンまでの距離は十分近いです。

20:40 を少し回って、Shanti 以外のメンバー 4人が登場。
セッティング、チューニングをしながら、そのままジャム・セッションが
はじまります。
ちゃんと曲名があるのかどうかすら僕にはわかりませんが、す・す・すごいっ。 
いきなりのグルーヴ感に圧倒されます。
それに、思いがけず音のバランスが良い。
いやバランスをつくっているんですね。
それぞれのソロをフィーチャーして 10分以上のインストでした。

JINOが Shanti を紹介して呼び込んで、Shanti のオリジナル
「Wake Up To The Sun」を新たなアレンジで。
なんとなく南の海っぽい感じがしました。

つづいて、ギルバート・オサリバンのカバーで 「Alone Again (Naturally)」
オリジナルは1972年にリリースされました。
子供の頃リアルタイムで大好きでした。
Shanti の歌声で聴けるなんて! 嬉しかったなあ。 感動でしたね。

その次は、ハイラム・ブロックのカバーで 「Color Me」
この曲は去年4月に池袋で行われた Spookyのライブや、
今年6月のコットンクラブでのShanti 名義のライブでも演奏された、
彼女自身も特別に大事にしている曲。

ここで一旦 Shanti がステージを降りて、次の曲は JINOの詩の朗読から
ボーカルをフィーチャーしたラブソング (曲名わかりません)。
そして(たぶん)小沼ようすけ曲。 ギターのインストだけど、その後ピアノ、
ベース、ドラムとソロを回していく。 きれいなお洒落なサウンドと、
インプロヴィゼーションの緊張感が同居した、ライブならではの楽しさが良いです。


そして、再度 Shanti が登場。 衣装を変えてきました。 可愛い から 綺麗へ。
ジャズのスタンダードのような曲・・・ これまた曲名がわかりませんが。
JINOも黒っぽいバックボーカルを入れました。
ニューオーリンズあたりって感じかな。

そして Shanti のオリジナルから 「Let's Live In The Light」
ここでの JINO のギターのようなベースソロも良かったです。
ドラムソロもスゴイ。 客席も大盛り上がりでした。
サビの We can make it real ~のリフレイン、いっしょに口ずさんでました。(笑)

最後にもう一度 メンバー紹介、「We are SPOOKY !」 で、約80分弱の本編が終了。
もちろんアンコールは、このユニットの名前の由来となっている 「Spooky」
ゆっくりとしたテンポで始まり 1コーラス + 間奏 ギターソロのあと、
テンポをあげてピアノソロ、またテンポをさげてボーカルに戻り、
そしてまたテンポをあげてエンディングへ。

始まる前は 1時間ぐらいのライブだろうと思っていたところ、
合計 1時間半を超える時間で演奏も素晴らしく会場も大盛りで楽しかった。
すごくクオリティの高いライブで大満足です。

終了後しばらくして、Shanti ひとりでステージ上で写真の撮影をしていました。
新しいアルバムに使うのか、宣材として使うのか、いずれにしてもこれも楽しみです。

僕もドサクサにまぎれて(笑) 写メしちゃいました。

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突然ですが、2006年10月に遡ります。(笑)


このところ Shanti がアコースティック・ライブを都心で演ってくれて、
生で聴ける機会があって良かったんだけど、演奏する曲が
オリジナルなのかカバーなのか、なんていう曲なのか、わからない
ことがたくさんあるわけです。


オリジナル・アルバムのCD化は「Share My Air」だけなので、
それ以外はライブ中のMCを一生懸命聞いているしかない。
それでもなかなか聞き取れなかったりね。


で、いろいろと調べるわけですが・・・・・ インターネットは便利だ (笑)


Clover_2_3


調べているうちに発見したのがこれ。


中目黒「楽屋」というライブ・レストランの10周年を記念して設立されたという「楽屋レーベル」の第一弾CD。


4人の女性ボーカリストの楽屋でのライブが 3曲づつ収録されています。



Shantirakuyacdphoto


クレジットによると、
Shanti の収録は 2006年10月22日、
木原良輔さんとのアコースティック・デュオです。
このときのセットリストはわかりませんが、CDに収録されているのは



Adnishia (詞 Shanti、曲 Shanti & 木原良輔)
Happiness (詞・曲 Shanti、編曲 GATS)
What A Difference A Day Made (Maria Grever)



Adnishia は最近のアコースティック・ライブでも
必ずと言っていいほど演奏している曲です。ソウルフルです。


Happiness も Shanti のオリジナル。日本語詞です。
編曲の GATS氏は ソウル・シンガー(&G)で、当時、
ジョイント活動が多かったようです。
その後 GATZという表記に変えて、なんとドリカムのバックで
ツアーに参加していたそう・・・・


What A Difference A Day Made はスタンダードナンバー。
もともとは75年ぐらい前の曲だそうです。
Shanti はこういう古い曲も結構好きですね。
やっぱりお爺ちゃんの影響なのかな。



このCDのレコ発ライブが 2006年12月16日・17日に行われたそうです。 
このときのセットリストも発見できてませんけど。(苦笑)




Rakuyas2

Rakuas4

Rakuyas3