この状態で飼い主に保健所持ち込みされそうになった黒プーちゃん
SNSで回って来て友達Mちゃんに送ったら飼い主に名乗りをあげてくれて
保護した数時間後にはトリマーのお姉さんが来てくれて綺麗にしてくれた
翌日には可愛い洋服を着せて貰って病院へ
ネグレクトだっただけ有って治療が必要な事が多い
トイレは外派なのに、お散歩にも連れて行って貰えず
我慢していたんだと思う。。。膀胱炎だった
皮膚は、今までの不衛生とアレルギーの可能性も有って治療が必要
避妊手術もこれから・・・医療費もかなり掛かると思う
そして、それよりも重症なのは、心の病 分離不安が酷い
少しでも姿が見えなくなると吠えたり
遠吠えしてしまうらしくフルタイムで働いているMちゃんは
近所迷惑になるし、ドッグトレーナーにお願いする事も考えていた
3日間くらいは本当にキツカッタらしく
「私も、この仔も頑張ってる」と報告が・・・
初日のお留守番の定時５分前にMちゃんからＬＩＮＥで
「あの仔 きっと待ってる。心配、もう帰りたい・・・」
気持ちは痛いほど分かる。
それでもMちゃんも黒プーちゃんも頑張って少しずつ進歩した１週間後
逢いに行って来た
すごく凄く可愛がられて居て８年分の幸せを取り戻してるみたい
アレルギー用の洋服（人間の赤ちゃん服と同じで縫い目が外に有る）を
着せて貰って生理が来たのでオムツもして貰ってた
本当に人間大好きで、くっついて撫でて貰うと安心するみたい
トリマーのお姉ちゃんも、逢いに来てくれた
時間が出来ると様子を見に来てくれるらしい
人間はみんな好き・・・多分、あんな酷い元飼い主の事も。。。
私は飼い主の知り合いでも無いしタイムラインで回って来ただけ
けれど
大変な事をMちゃんに押し付けてしまった様な申し訳なさを感じる
「避妊手術代の半額を出させて欲しい」と申し出たけど
「もう家の仔だから気にしないで」と・・・
そう言うところは信念が有るサッパリしたＭちゃんなので、
それ以上は私も口を噤んだ
だから、少しでも役に立てば・・・と皮膚用のフードを持参した
こんな事くらいしか出来ないから。
ＳＮＳで拡散した人たちは飼い主が決まった事を喜んでくれた
タイムラインで流した人の報告には「いいね」がたくさん・・・
でもね、保護されて良かった！で終わりじゃない。
周りは「良かった」一色のお祭り騒ぎでも
引き受けた人は、ずっと、その仔に対しての責任を負う
お金も、時間も、精神的負担も・・・十数年も手に負えるかどうか。
だから保護も譲渡も簡単ではないと思う
雨と麦の里親さんは毎日タイムラインで様子をアップしている
周りには「保護主さんに安心してもらう為」って話してるらしい。
エイズキャリアを承知で２頭一緒に迎えてくれた上に有難い言葉。
雨・・・ついに抱っこ出来るようになったらしい。凄いね。
麦は、雨の分まで ご飯を食べる位 元気になって・・・
毛色も濃くなって来た
目がまん丸で可愛いね
また栄養の有る ご飯持って行くからね