野良猫に優しい世の中に | 犬、猫、馬、yoga、花。。。たまに独り言

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(ビジネス、リブログ専門ブログには伺えない事も有りますがご理解下さい)

下半身不随の黒猫ちゃんは、保護主さんのワンちゃんの掛かりつけ病院で
4日程預かっていただきました。
 
威嚇が酷かったそうで、革手での対応です↓
 
車に轢かれた可能性が高く、内臓も損傷しているそうです。
 
怖いよね・・・でも、もう怖がらなくても大丈夫だよ。
みんな優しいから、早く元気になろう!
 
そして、本日から保護主さん宅でお世話してもらう事になりました。
 
良かったね。
 
 
今朝、近所に住むWさんが、ご自分の投稿した新聞記事をコピーして届けてくれました↓
 
Wさんは、2年前の夏、子猫だった福たち兄妹にコッソリご飯をあげてくれていたのです。
 
とても若々しく、真っ黒なボブに綺麗に化粧をして、身ぎれいなWさん。
 
頭も良くて、地元紙の投稿の常連さんなんです。
 
そして夏の想い出に、ミーちゃんファミリーを私が保護した事を書いてくれました。
無類の猫好きだけど、ご自身の年齢を考えて(御年80歳)
 
猫との生活を諦めていた時
 
野良猫として生まれて来た、あの仔達に出逢ったそうです。
 
もう2度と猫と暮らせないからこそ、福たちに ご飯をあげていた間が
 
楽しくて嬉しくて忘れられないと言っていた。
 
野良猫に ご飯をあげる事が無責任だと自覚していたけれど、
 
私が保護したことに因って、「命を繋げた」とホッとしたと書いてくれて有りました。

 

 
野良猫だからって汚いとか嫌いだとか虐めるだけじゃなくて、自分と同じ命で有る事。
 
昔みたいに、捨てる・排除する事から保護する、里親さんを探す事も有るんだと世間の皆さんに知って欲しいと思います。
 
この新聞記事を読んで少しでも、お外の猫さんに対する目が変わってくれたら・・・
 
 
そして、新たな事実が・・・
 
ご近所さんが、私が保護する前のミーちゃんファミリーの写真を持っていたのです。
 
その中には、幸にそっくりな私の知らない仔が・・・向かって左の仔です↓
 
幸は後ろを向いて右端に居ます。
 
聞けば、ミーちゃんの子供は5匹居たそうで・・・
 
私やWさんが存在を知った時には既に3匹だけになっていました。
幸は、このソックリな仔と、いつも一緒にいたそうで、
極度な警戒心は、この片割れちゃんが人間に何かされたのを見て居たからでは?と
写真をくれた方が言っていました。
 
向かって左が幸、 右の仔は私は見たことが無かったと記憶しています。

 

これは、幸が1匹で現れた時の物
(痩せていてキツネのようです)
この時には既に片割れちゃんは居なかったそうです。。。
 
 

 

この写真を見た時、何とも言えない気持ちになって無性に泣けてきました。
 
ミーちゃんが必死に守ろうとした命
 
気付いてあげられなくて、守ってあげられなくて、ごめんね。
 
どうか、お外の猫に対して 温かい目で見て欲しいと思います
 
あの仔たちは、好きで野良猫に生まれた訳では有りません。
 
この地球は人間だけのものですか?
 
人間が1番偉いとか他の動物を排除して良いなんて発想は
 
思い上がりでは無いですか?
 
私たちの来世は、お外猫さんかもしれません。
 
その時、人間に石を投げられ、お水を掛けられて初めて野良猫の気持ちが
 
分かっても遅すぎます。
 
苦手でも嫌いでも仕方が無いけれど、そっとしておいて欲しいのです。
 
お外での生活は、命を落とす程、とても過酷です。
 
それなのに、敢えて意地悪したり攻撃を仕掛けるのは、
 
人間は何をしても許されると言う傲慢さを感じます。
 
 
 
物言えぬ動物に対して、情けを掛けられる人間で居たいし、
 
そんな人と関わって行きたいです。
 
長々とスミマセン。。。