5年間、善意のお節介でお世話したり心配していたナナちゃんが
県内の元々の飼い主さんの所へ行ったそうです
ナナちゃんは元々、娘さんが結婚の時に置いて行った仔です
その後、主にお世話していた御家族が亡くなり、残された家族が
面倒みていました
飼い主さん御家族は仕事で6時から23時まで留守の時も有り
門の前で寂しそうに待つナナちゃんを見かねて私がお散歩やご飯を
あげていました
ところが1年半前に御家族全員転勤で県外に行くことになり、ナナちゃんは無人の家に
残され、飼い主さんから頼まれてお世話していたのが近所のSさんです
それで、私がナナちゃんと関わる事がなくなりブログにも登場する事が
なくなりました。
でも雷が苦手なナナちゃんが脱走した時や、雷雨の時は夜中でもお迎えに行き
私の部屋で泊まって貰った事も数えきれないくらい・・・
年末にお世話係のSさんからお茶に誘われお宅にお邪魔して来ました
結論から言うと・・ナナちゃんのお世話を1年半続けて来たけれど、お断りしたそうです
亡くなった飼い主さんとのお付き合いで恩返しに
ナナちゃんのお世話を引き受けたようですが
1年半の間、ナナちゃんのお世話をする為に朝は1時間早く起きて居た事
契約とか金銭的なやりとりは無くボランティアでお世話して居た事
脱走癖の有るナナちゃんを庭でフリーにしていた飼い主さんに
繋いで貰うようにお願いしても許可が下りず苦労していた事
（後に何回も脱走して辟易したSさんがかなり飼い主さんを説得して繋ぐようになりました）
このような状態でSさんの善意に、飼い主さん御家族が甘え過ぎていたこと、
感謝の気持ちが足りなかったのでは無いだろうか？と思われます
1年半もお世話していたら情が沸きます
Sさんもナナちゃんの行く末が気になって心配していましたが、
その後何の連絡も報告も無かったそうで、この前の3連休の後、
無人になり同時にナナちゃんも居なくなりました
私が家族なら他の家に移動する時にナナちゃんをつれて挨拶に行きます
「今までありがとう」って・・・
そう言えば、1年半前に御家族全員が転勤で無人になる時も
（3年くらい善意のお節介でお世話してた）私にも何も言わず有る日突然
ナナちゃんだけを残して無人になりました
（Sさんにお世話をお願いした事も、私は知らず、2日間はダブってお世話してました）
言葉ってタダだけど使い方によっては（ちゃんと感謝を伝えるなど）人間関係を
壊したり、絆を深めたりするよね
そんなに遠い場所でも無いのに今までナナちゃんの様子を見に来る事も
Sさんにお礼や挨拶にも来なかった人の所に行ってナナちゃんは
可愛がって貰えているのだろうか？
Sさんも私も気になっている・・・
でも気にしすぎると眠れなくなるので、本来ナナちゃんが居るべき場所に
戻っただけだと考える事にしました（元々、彼女のワンちゃんだし）
hanakoもモモもナナちゃんが大好きで、特にモモは自分からゲートを乗り越えて
ナナちゃんの傍に行ってました
hanakoは今でも、お散歩に行くと毎日、ナナちゃんの家の前の門をカタカタゆすって
ナナちゃんが出てくるのを待っています（ちょっと目頭が熱くなる瞬間）
ナナちゃんは2月で14歳になります（人間なら72歳のお婆さん）
もう死に目には逢えないと思います
寒波の中、寒くないようにして貰えてるだろうか？家の中に入れて貰えてる？
考えるとキリがない・・・
私に甲斐性が有ればナナちゃんを引きとりたいくらい愛しているし可愛いと思っている
でも父の付き添いで病院に泊まった時の事を思うと、独りの私が、もうこれ以上
家族（動物）を増やすことは出来ない
いろいろ考えると落ち込むので、ナナちゃんの犬生の中で、私と過ごした時間を
「tarohanaさんと居た時楽しかったな」って思ってくれたらヨシとしようと思います。
動物は家族を選べないから、1度家族に迎えたら、ちゃんと可愛がろうよ！
そして終生大切に出来ないなら、動物を簡単に迎えるのはやめて欲しいです。