考えさせる、刺激を与える、諦めない | 犬、猫、馬、yoga、花。。。たまに独り言

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(ビジネス、リブログ専門ブログには伺えない事も有りますがご理解下さい)


土日は昼間、父の病院で付き添う



今年3回手術をし、今回で4回目の入院



たび重なる手術の恐怖と環境の変化に対応できず



父の精神状態もギリギリだったのかもしれない



今回が1番大変で目が離せない



病院にも相性が有るのか、今の病院では3月に入院した時も



様子が変だった




今回は認知症と見間違うくらい変で せん妄 が出た


ネコの写真を見せれば「カラス」と言ってみたり


入院中なのに「実家に行ってきた」と真剣に言う


幻覚、自分が居る場所が分らない、夜になると家に帰ろうとする・・・



夜しっかり寝て貰うために、日中は車いすで院内や外を散歩させる


途中止まって水分補給をさせ、話しかける


父の好きな草花の本を買って来た

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10年前に癌センターの図書館ボランティアさんに教えて貰った


目が疲れないように写真が多くて字が大きな本を捜した

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これらを1ページずつ紙芝居の様に広げながら


「この花わかる?」と話しかける


少し考える事も有ったけれど、不思議なほど花の名前をスラスラ答える



夜のおかしい状態が嘘のよう



雨が降って来た時には、玄関の大きなひさしの下で


延々とページをめくる



私が大きな声でユックリ話しかけるのを見舞客の人たちが


ジロジロ見ながら通り過ぎて行く


もう、恥ずかしいのも慣れた



父がおかしくなった時は暴言を吐いたり暴力的になったり・・・


何も知らない人達に見られる事にも慣れた



お散歩は1時間以上続ける、


看護士さんが「戻って来ない」って心配するくらい病室には戻らない



車いすも重いし私も母も疲れるけれど


外の刺激を沢山受けて早く普通の精神状態に戻るように


認知性に移行しないようにするために刺激を与える




以前、父の記事をアメ限で書いた時に或る人から心ないコメントを



いただいて傷ついた



私はコメントに返信しなかった。



なんて返信したら良いのか?分らなかった。そういう内容だった。






自分の身内の悪口を、家族が言うのは良いけど



それを他人には言われたくないだろうって思うから



私は本人が言ってても、オブラートに包んだ言い方で同調するようにしている




父の態度が看護士さんたちに対して悪かったのは事実




ただ今思えば、あれも せん妄 の一種だったのかもしれない




他人は何とでも言えるし、切り捨てる事が出来る




だけど家族は捨てたくても捨てられないし、放り投げる訳にもいかない




家族は諦める訳にはいかない



だから、自分で出来る事、考える事は続けさせる


時間が許す限り、病院に顔を出して本を読ませるようにしている



こんな状態がいつまで続くんだろう・・・


介護してる人って尊敬する


終わりが見えないんだもんね