「貴女の旦那様は命を削って会社に行っていませんか？」
以前ネットで読んだ衝撃的な言葉です
会社で理不尽な扱いに耐え家族の為に毎日、会社に通う男性
私個人の意見で言えば個人企業と呼ばれる少人数の会社の方が
理不尽な扱いが多いように思います（一概には言えませんが・・・）
以前、派遣で働いていた大企業では個人の人権が守られ周りの目も多い為、
上司も怒鳴ったり理不尽な物言いは少なかったように思います。
反面、個人企業では経営者が社員を罵倒する場面が頻繁でした
以前、勤務していた個人企業の経営者は
他の職場で働く事も無いまま親から貰った会社の社長に治まった
苦労知らずの２代目でした
感情の起伏が激しく社員に対して「死ね！」の暴言は日常茶飯事、
交通事故を起こした社員に対しても
「アイツはどうなっても良いけど車は会社のだから困る」
父親の代から40年働いてくれている独身社員の事も
「アイツは孤独死で死体にウジ虫がたかってから見つかるさ」
と耳を疑うような暴言の数々
反面、強い人には逆らえず、お客さまの対応にも隠れて出て行かない人でした
（一般の会社では間違いなく上には行けないタイプの人でした）
高校やスポーツ界でパワハラとも言える選手たちに対しての体罰や
言葉の暴力さながらの事が大人の社会でも行われて居るのです。
たぶん働いて居ない人には理解できない世界かもしれません
頭で分ったつもりで居るのと実際その場で働いて居るのとでは違います
私自身、今の年齢になり人に慣れ会社で新しい仕事を覚える事が
こんなにも大変だったのかと痛感している毎日です。
そして、悩む度に何とか現状を打破しようと本を読んでいます
最近、読んだのは話題の「督促OL修行日記」
日本一つらい職場で生き抜く技術・・・が書かれています
人見知り、口下手、気弱なOL N本さんが
カード会社の督促電話、1時間60本のノルマを課せられ
年間2000億円の債権回収をするまでの物語です
N本さん、とっても頭の良い人だと思います
現状を打破するためにセミナーに行ったり先輩たちのやりとりを
目で見て盗んでいるのです
「おわりに」ではホロリとさせられる文章が続きます
事情で部屋から出られない弟さんに向けて
「働くってそんなに悪い事ばかりじゃないよ」と伝えたかったこと
「仕事は生きて行くために必要なお金を与えてくれるし、
一緒に過ごす仲間も与えてくれる。
そして自分を強くする力を与えてくれるかけがえのないものなのです」
本当にそうだなぁと思います。
いつも仕事に真面目に取り組んでいるT子も本を読んで研究している
人はツライ時の方が成長するんだろうな・・・
私も以前より本を読む機会が増えました
どんな仕事でも悩みながら頑張って居る人に興味が有り、
話をしてみたいと思う今日この頃です