バラ マチルダは、我が家にある30種類のバラの中でも特に強健種で花数も多く、
そのうえ開花が一番早く、そして秋の最後に咲くバラもこのマチルダです。
可憐な中輪のバラで、淡いピンクから白へ変化します。
この可憐な姿からは想像できないほど、たくましく頼もしいバラなのです。
咲ききると、このように白く広がります。
このバラは、「来年のために、これ以上は咲かせない」という理由で、
蕾を取らない唯一のバラです。
2010年の春に植えたこのマチルダは、2014年で4度目の春を迎えましたが
ずいぶん大きく成長してくれました。
たった一株がこのように成長し、こんなにたくさんの花を咲かせるので
近所の方も気に入ってくださり、マチルダを購入してお庭に植えたほどです。
このマチルダのさらに素晴らしいところは、庭で咲くのはもちろんのこと
切り花にしても、とても花持ちがよいことです。
もちろん気温によるのですが、
種類によっては、庭でも切り花でも1日でだめになるバラもあるのに
マチルダは、圧倒的に開花時間が長いです。
バラの季節は、長年お世話になっているお隣の奥様へ頻繁にバラをプレゼントします。
2014年の初夏のバラが多種類咲いている時期に、
隣の奥様がうちの庭へいらした際に、切り花に欲しいバラを選んでもらう機会がありました。
いつも花数が多いこのマチルダや、ピエールロンサールブランを持っていくことが多いので
何色のバラを選ぶのか、とても興味がありました。
すると、隣の奥様が選んだには、以前から頻繁に私がお持ちしている
このマチルダでした。
私としては、けっこうな驚きでした。
こんなに選ぶ種類があるのに、いつも持っていくマチルダを選ぶの?と。
けれど、隣の奥様は「このバラは、驚くほど長持ちだから好き」との理由でした。
確かに私も、お花屋さんで花を購入の際は”長持ちする花”というのも、
選ぶ基準の一つとなります。
ですが、夏はかなり頻繁にバラをプレゼントするので
てっきりもらったことのない別のバラを選ぶのではないかと思ったのです。
淡い色も好みだったのかもしれません。
2015年の今年も、マチルダを中心にお持ちしようと思います
どんなバラとも相性のよいマチルダ。
こちらは、バーガンディーアイスバーグとマチルダです。
ちなみに、お隣の奥様に香りがよいバラをお持ちした際、
「あまり鼻が利かないの」とおっしゃっていました。
私の母とだいたい同じ世代なのですが、
母も私のようには鼻が利きません。
母が家へ遊びに来るときに、アロマキャンドルを焚いてよい香りで迎えたのですが
香りがわからないようでした。
その時にも思ったのです。今のうちに香を楽しもうと

香りを楽しめるのも、当たり前のようで違うのだなと。
ところで、この春からまた「植物男子ベランダー seazon2」が始まります
先週末、シーズン2に先駆けてベランダーのスペシャル番組の前後編があり、
原作者のいとうせいこう氏と主演の田口トモロヲ氏の対談で、
とても共感できたので驚いて、うれしかったことがありました。
いとうせいこう曰く、植物のプロのブリーダーいわゆる新種を作る方々と
お話する機会があるそうですが、そのブリーダーの方々は、
「花の新種は人間が作り出しているようで、実は完全に人間が花によって新種を作らされている」
と、感じるのだそうです。
「花が生きながらえ繁栄するために、人間を使って新種を作らせている」のだと。
私のようなまだまだ初心者のガーデナーでも、
この”植物によって、やらされている感”を感じます!
以前から痛烈に感じるのが、
”私がバラを育てているのではなく、バラが私を育てている”ということ。
バラから美しさを教えてもらうのはもちろんのこと、その美しさを知るには
雑草取りや消毒に雪囲いと、面倒くさがりの私にコツコツ働く辛抱強さも教えてくれます。
さらに、日光の下で体を動かして働いたあとのお昼ご飯の美味しさや
くたくたに疲れながらも感じる爽快感も教えてもらっています^^。
いつも人に話すのが「バラの立場が上で、私はバラのしもべである」ということ。
冗談抜きにそう思います。
いとうせいこうご自身も、植物にやらされている感があるようで
まずはそこに共感し、私のように感じる人が他にいることに驚いて
うれしかったのです。
さらに、いとうせいこうも原作を書くにあたり
花の美しさを単に”きれい”だなんて、そんなありきたりな簡単な言葉で表現するな!
的な圧力を植物から感じ、文章を書くことによりさらによく観察するとも言っていました。
おこがましいことですが、これもわかる気がいたします。。
私なんかは、それでも結局は同じような言い回ししかできませんが
それでもこの言ってる意味に、共感できるのです。
そしていとうせいこうは、水やりを怠った時の植物からのものすごい視線を感じる
とも言っていました。
「何やってるの?!いったい!!」という厳しい視線だそうです。
私はまだ、バラの視線には気が付いていない気がします。
でも私の場合ですと、肥料をあげる時期がかなり遅れたりだとか
雨を理由に消毒を怠り、たくさんのバラの葉が病気になった時などは
厳しい視線をおくられているのかもしれません。
今年はもっと観察します。
ちなみにベランダーの特番を見た主人の感想は、
「いとうせいこうの言っていることについていけない、変な人だね」でした。
私がかなり共感できると言うと、とても驚いていました(笑)。
対談では屋久島の杉の樹齢を例に
「植物からみると、人間は新参者」という話題も出ました。
札幌もいよいよ花の季節が始まりますが、
今年も自然や草花から、いろんなことを学びたいです
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