いけばなを会社に飾ることを、昨年の春から復活させてもらい
毎週お花屋さんが選んだ花材を私が活けてます。
前回は、昨年の春から秋にかけての画像をアップしたので
記録として昨年冬から今年の春までの写真をまたアップします。
会社にいけばなを置くだけで、それがちょっとしたきっかけとなり
仕事ではあまり話すことのない社員とも、話す機会がうまれます。
お花屋さんは、いつも季節を少しだけ先取りした花材を
選んで持ってきてくれますので、一足先のその花を見て
これから来る季節について、「もうすぐ春だね」などと会話をするのです。
桃の花は、お雛様

さくら餅とうぐいす餅は、どちらの方が好きかなど食べ物の話にも発展します
冬が長い北海道なので、桜が届くと格別な思いがします。
桜が届く頃はまだ雪があるのですが、
長い冬がもうすぐ終わり、また春が来るという希望に満ちた気持ちになるものです。
花の名前も、話題となります。
なので、わからない名前がないよう花材はすべて、
名前を書いて届けてもらっています。
そのほとんどが、カタカナでの名前です。
会社のおじさま達からは、「このお花、きれいだね」と言ってもらえても
かつて生け花を習っていた人は、見る目が大変厳しい場合もあります。
同じ流派の上司から、「これは何流ですか?」と聞かれたり

わざと聞いたわけではないので、よけいつらい。。
普段仲良く話す同僚でも、それまで生け花の話題で一切話したことがなかったのに
実は私がいない時を見計らって花を見ていたようで、
ある時、私が席に居ないと思って生け花を見に来たら私がいて驚き、
「席に居ないと思って花を見に来たのに」と言われ、今度は私が驚いた経験が。。。
彼女も生け花経験者、私の花に何か違和感を感じていたのかもしれません。
いけばなを通して、様々な勉強をさせてもらっいます。
かくゆう私も、いけばなについて厳しいひとり
旅館に飾られた生け花が、あきらかに生け花未経験者が活けた場合すぐわかり
残念でなりません。
またある日、私が急に花材が届く日に休むことがありました。
生け花の経験がなく、洋風のお花を月に一回習い始めた後輩から
「活けてみたい」とメールがあったので、「自分の感性でいけてみて」と返信しました。
けれど、その日の主の花材は、生け花未経験者には難しいであろう
ぼけの枝でした。
後日出社してみると、
生け花では違和感のあるバランスで生けてあり驚きました(笑)。
そしてあらためて思い知ったのが、どの流派にも基本形があると思うのですが
それらは、長い年月をかけて熟考された究極のバランスで
未経験者でも、バランスを取りやすいひな型であるということの素晴らしさでした。
後輩が活けたぼけの花は、水盤に水がほとんど入っておらず
剣山の上には水がとどかず、私が出社したときには水不足で枯れていました。
活け終わったら、水盤にたっぷり水を足す。
自分の中では、当たり前すぎて助言することすら思いつきませんでしたが
何であってもそうでしょうが、何かを習うということは、
それに付随した、たくさんのことも同時に学ぶものなのだと気付く良い機会でした。
そんな機会を与えられたことに、感謝です
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