最高気温39℃の猛暑の中、
私は岐阜県土岐市の土岐プレミアムアウトレットに行っていました。
妻は色々と買い物をして満足していましたが、私にとってはアウトレットは前座に過ぎません。
私の目的はこちら。
岐阜県瑞浪市土岐町3368-3
▶ 牛まぶし みわ屋
営業時間 11:00 ~ 15:00 17:00 ~ 20:30
定休日 火曜日、第3月曜日
約50台分の広い駐車場に加えて、なんとヘリポート有り。
ヘリを所有している方は直接乗り付ける事ができる利便性。
コインヘリポート探したり普段ヘリ停めるとこ困りますからね有難い事です。
昭和38年創業の趣。
入り口入って即飛騨牛。
お高い雰囲気に、アウトレットで(妻が)散財してしまった財布の中身が心配になります。
この日はお盆直前の平日12時30分頃の到着で、前に待ちが6組ほど。
席数は多めですが、回転はゆっくり目なので30分ほど待ちました。
しかし待つだけの価値があるお店です。
土岐川を眺める窓辺の席だとラッキー。
お座敷、テーブル席の他に個室や、カウンター席も完備。
公式には飛騨牛と豆腐のお店。
ちなみに瑞浪市のこちらが本店で、他に名古屋駅の高島屋のデパ地下にお弁当の店、岐阜の高島屋から柳ヶ瀬に移転した岐阜店、道の駅 志野・織部内に峠の茶寮みわ屋があります。
やはり一度は本店で。
この日はお盆期間という事で平日ランチメニュー未提供でしたが、平日ランチはかなりお手頃価格。
アウトレットのお陰で妻が上機嫌だったので、あわよくばランチコースをと目論んでいましたがこちらも通常の平日限定。
飛騨牛シャトーブリアンまぶし 7,300円!!
ヒレまぶし5,800円!
たっか!こんなん我が家じゃ無理無理!!
とビビらされた後に、その下にあるロースまぶし3,500円がお手頃に感じてしまう罠。
ドアインザフェイスですね、分かります。
飛騨牛の牛まぶしを看板にしつつも、焼きの技術は通ずるところなのか、鰻との豪華2トップ。
牛まぶしと鰻まぶしを両方楽しめてしまう牛鰻まぶしなどという神をも恐れぬ至高の逸品。
私はこれを選びたかったのですが、妻にすごい渋い顔をされ断念。
ひつまぶしよりも普通のうな重や丼を好む私は、牛鰻まぶしがダメなら鰻重の大箱(1匹半)を狙いましたがまたしても妻からNG。
稼ぎの悪い夫の立場の弱さ。
宝くじが当たったら、う巻きとかうざくも注文します。
今はまだ当たっていないので注文できません。
シンプルに飛騨牛のステーキも。
ハンバーグ膳1,760円が激安に感じてしまう異空間。
要予約のコースもあります。
ヘリポートに降り立てる人間じゃないと手が出ませんねこれは。
で私は結局こちら、鰻まぶし中箱。
中箱と言っても鰻一匹ですからね、十分な量。
見た目以上に鰻もご飯もたっぷり入ってます。
ひつまぶしの作法に従い、まずはそのまま、次に薬味を乗せて。
正直鰻はやっぱり鰻専門店だろうと思ってましたが、パリっと香ばしく文句の付けようのない焼きあがり。
大変美味しい。
ダシもダシで良いダシなもんだからそのまま飲んでも美味しいし鰻にかければ超美味しい。
多彩な薬味とダシをどのように組み合わせてちょうど全て使い切るように食べ進めるか悩んでしまうのがまぶしの難しい所で、そういうのが面倒で私は普通のうな重を好むのですが、久しぶりのまぶしは悩ましくもやっぱり美味しい食べ物でした。
ボリュームはしっかりあるのに食べ終わりに寂しくなってしまうのは美味しい鰻の証拠です。
鰻…おまえ、もう終わっちまうのかよ…鰻ぃ…。と。
次はいつ会えるんだよ…鰻ぃぃ…。と。
そんな鰻への哀愁をよそに、それほど鰻に興味がない妻は飛騨牛ロースまぶし!
我が家では違うメニューを注文してシェアするのがルールですから、好みが被らないのは良い事です。
やはり、みわ屋に来たからには牛まぶしはマスト。
薬味の構成は基本的に鰻まぶしと一緒ですが、汁物が違ったり、漬物が一つ違ったりとメインに合わせて細かい気遣い。
飛騨牛のロース、軟らかいわジューシーだわでノンブランドの牛達との差をこれでもかと見せつけてきます。
飛騨牛ってお高いだけあって美味しいんだなと改めて思いしらされました。
たっぷりの胡麻も良い感じ。
決して安くはありませんが、値段以上の満足感。
いいもん食ったなーと満たされます。