函館市場。
この函館市場でお土産のカニを物色、という訳ではありません。
目的はこちら、
▶ うに むらかみ 函館本店
【うに むらかみ】、こちらが一体何のお店なのかと申しますと、何を隠そう美味しい【うに】が食べられるお店なのです。
人生で一度は美味いうにを山盛り食べたい!と願った人間が色々調べた結果高確率で辿り着くのがうにむらかみ。
こちらで本日2度目の朝食を頂きます。
妻にはちょっと何言ってるかわからないと引っぱたかれましたが、むらかみでウニを食べる事は私の旅の目的の一つですので譲れません。
オレは一人でも、うにを食べる!と珍しく強気に出ましたら、もう一回引っぱたかれましたが、何とか訪問許可が下りました。
9時の営業開始までメニューを眺めて集中力を高めます。
7時半までラビスタ函館ベイで1度目の朝食を食べていましたので、胃腸に意識を集中して潜在能力を開放し消化を促進します。
何しろ人気店なのでGWや盆暮れ正月ともなれば予約も取れないとんでもない混雑らしいのですが、平日朝の時間帯という事で見事一番乗りを果たし入店。
店内小奇麗です。
流石ウニ加工会社直営というメニュー。そこかしこにウニウニウニ。
焼き物、揚げ物は朝の時間帯は提供不可ですのでご注意を。
当初、前夜の夕食をうにむらかみでウニ尽くしと考えておりましたがまさかの定休日。
その結果、この日2回目の朝食という無茶なスケジュールとなりました。
この日のウニは函館近郊産ムラサキウニ。
6月から8月下旬ならば有名な利尻礼文島のエゾバフンウニも味わえます。
ウニ丼レギュラーサイズ!4,320円!!
ラビスタ函館ベイの朝食ビュッフェですでに腹九分ですが、ここまで来てハーフサイズという選択肢はありません。
もちろん懐にはイタイイタイですが、それでも前に進むべき時が人生にはあるのではないでしょうか。
息をのむほど美しいこのウニ丼に寄ってみます。
もっと寄ります。
メニューの写真はご飯が見えないくらいのウニっぷりでしたが、80gは80gです。
こいつをね、もうガバっと口いっぱいに頬張る訳ですよ。
あああぁぁぁ~~~
と昇天です。
全くクサみも雑味もない上品でクリーミーな味わい。
これが本物のウニなのかとわなわな震えます。
期間限定エゾバフンウニの方が甘くて濃厚で高価なようですが、この辺は個人の好み。
妻はお腹いっぱいなので私のウニ丼を一口くれれば良いと言いますが、2人で入って一品というのも申し訳なく、ウニグラタンを注文。
ウニとホワイトソースのとろけるマリアージュ。
普段ウニに興味を示さない妻ですが、むらかみのウニは大層気に入ったようで、後日ネットでお取り寄せして義父にプレゼントしていました。
入店時点で満腹でなければもっととんでもない感動があったのだろうなと惜しむ気持ちもありますが、間違いなく美味いウニを食べたかったらむらかみへ行け!これは自信を持って言えますので、皆さんも北海道訪問の際には函館まで足を延ばして下さい。
まぁ貧乏性の私としては、ウニは寿司に乗ってるくらいの量が有難みがあっていいかもな、とも思いますが、函館でのミッションをコンプリートし、今度は札幌を目指します。
続く。