ニヤーサ | ハルヨガ スプリングブレス~普段着のヨガ~

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馬好きヨガインストラクターHaruのブログです。
普段の生活に生かすことができ、親しみやすいブログを目指して、ヨガのことや様々に感じた日々の出来事、そして馬との関りなどを少しずつ書いていこうと思います。

昨日、とある「瞑想会」に参加してきました。
「瞑想」について語るのはもう少し先の事として…

昨日は瞑想の前に、隣の人同士で背骨を上から順番に軽くマッサージするように辿っていくということをしました。
そうすると目を閉じて座ったときに、外界ではなく自分の内側を意識しやすくなるような気がするんですね。身体に1本芯が通ったような感じもあり…


これは馬の理学療法で習った事なんですが、お馬さんの中には自分の身体がここからここまであるという事が分かっていない子がいるんですって。
目は前を見ているけれど、お尻や後ろ足がある事なんかまるで気にしていなくて、前足と後ろ足の動きがばらばら…なんていう。
そういう時にはどうするかというと、太くて伸縮性のある厚手の包帯のような布で胸からお尻にかけて8の字に縛ってあげるんですね。
そうすると、包帯が触っている事で馬は初めて「自分の身体ってここからここまで」と感じることが出来て、後ろの足にもちゃんと気を配るようになるんだそうです。
また、包帯で縛ると、言う事を聞かなかったり性格が荒い馬でも、段々と人に注意を払う素直な馬になっていくらしいです。誰かに抱きしめられているように感じるからと言う事でしたが、それに加えて、「自分」を感じられるようになると馬も人も内省的になっていくような気がします。


ヨガで、触られたところに意識を持っていくと言う手法を「ニヤーサ」といいます。
例えば心の不安を取り除く手段として、細長く畳んだ毛布をお腹にかけて腕でしっかり挟み込み、お腹に毛布の重さや柔らかさを感じさせるという方法をヨガに取り入れている方もいます。
不安なとき、何だかはっきりしないもやもやふわふわしたつかみ所の無い「自分」の状態から、柔らかい毛布を感じている「実体」としての「自分」に意識を集中させる事で、少しずつ気持ちが落ち着いてくるのです。


こうなると、「思考」と「感覚」って何なんだろう…って不思議に思えてきます。
「心の不安」というとそれは思考のなせる業のように思えますが、「毛布を感じる」という感覚がそれを凌駕するという…
それとも「不安」も感覚なのか…「感じる」ことも思考なのか…
さて…興味のある方は深みにはまってみて下さい(笑)

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