元ライブドア社長、堀江貴文ことホリエモンに実刑判決がでましたね。
もちろん罪はきちんと償うべきだとは思うけど、
正直、ちょっと残念というのが本心。
最短でも2年は、あのホリエモン節とはおさらばかぁ・・・。
彼が話すこと、伝えることは経済のありかたにおいては
結構本質をついていて、これからの日本経済の成長には欠かせない思考や思想を
持っていたと思ってます。
今、日本にはベンチャー企業と呼ばれる
若者達が自由な発想でイノベーションを起こしていくような
そんな活力あふれる「事業」または「企業」が圧倒的に減ってきています。
(まぁ、フレッジもベンチャーといえばベンチャーなんですが・・・)
その理由の一つとして、
ベンチャー企業が株式上場することに、あまり魅力がなくなってきていることが
要因の一つでもあります。(維持コスト管理コストの負担が大きい)
ベンチャーの上場に魅力がなくなれば、日本国内にあるいわゆるVCとよばれる
投資会社は上場のexitに狙いを定めた投資に魅力がなくなります。
だって、お金を投下しても上場しなきゃどこで回収するんだよ?って
ことになりますもんね。
上場に魅力がなくなり、資金調達も難しいってことになってくると
ちょっと小賢い若者はベンチャーを設立して必死になって
事業運営しようなんて思うはずもなく。
やっぱ公務員だよねーーー!ってことになる。
失うものが何もない若者たちが、将来の自分の可能性に掛けれず
安定に走るような日本の構図。
というかもったいないです。
しかし、どんな小規模の会社でも
上場すれば、東証から四半期ごとの決算報告~開示(45日)が必要だったり
株価の形成が変更になれば適宜公表しなければならなったり
様々な情報を適宜開示しなくてはならなかったり
四半期ごとに有価証券報告書を提出しなきゃならなかったり。
これも全然簡単にはいかなくて、会計監査が入り
永続的な営業損失が発生すれば、継続起業の前提に重要な疑義あり
なんて判断されて、決算短信や財務諸表上に注記が書かれてしまったり。
そしてそれに関わる「管理部員」なんていう人間をたくさん雇用して
人権費用+莫大な会計監査費用を負担しなければならない。
一方上場した後、新株発行で資金調達しようと思っても
そんなにしょっちゅうできるわけでもなく、ほとんどの企業が
上場時の一度きりだったりするし、信用の補完だって
単に上場したからといって永続的に得られるほど今の世の中甘くなかったり。
これじゃあね^^;
要するに、キラキラと
「よっしゃーーーこのビジネスで一旗あげて上場してやるぞ!!!!」なんんていう
10年くらい前にITベンチャーやらバイオベンチャーが乱立したような時代の
上場の魅力が今の日本には全くないんですね。
もちろん、企業にはきちんとした情報公開の義務や虚偽の開示の
罰則についてはきちんと義務を課すべきではあるとおもうけど。
でも、新しいビジネスやベンチャー企業が育っていかなければ、
日本の経済活性化は図れない。
それには、ベンチャーを設立する側にも投資する側にも
魅力あるExitの絵を描かせてあげられるような仕組みが必要なんじゃないのかな
って思ったりします。ガチガチなものじゃなくて、もうちょっとゆるくて楽しい絵。
若者達に、魅力ある日本を「想像」させてあげること。
出る杭を打ちすぎないこと。
利権や既得権益感情にとらわれ若い芽をつぶさないこと。
起業時にちょっとくらい、へましたって大目にみてあげること。
そんなことも大事だったりするのかなって思います。
ガチガチの四角い枠にはまることが大好きな日本人だけど
ここ最近は、それが過ぎているようにも感じる今日この頃。
そんなひとりごとでした。
株式会社フレッジ
渡邊陽子