色マンチェル飯田暢子公式ブログ

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山内暢子のブログ



季節の変わり目、特に秋から冬に向かう今ごろは、カラダの変調も感じやすいものです。特に女性は、自律神経の調節がうまくいかなくなる傾向があって、その結果、血液の流れが悪くなり、肩こりや頭痛などの症状が顕著に表れる時期でもあります。秋に備えてカラダと心のメンテナンス法がほしいところですね。
 そこでおすすめしたいのが、カラーとアロマを上手に取り入れた、秋の夜長にできる簡単なリラクゼーション法です。日ごろシャワーしか浴びないという方も、週に一度ぐらいは試してみていただきたいのが、入浴剤入りの湯船につかることです。お気に入りのアロマエッセンスを湯船に数滴落として、その後はシャワーを使ってお湯をためていきます。自分も湯船につかりながら、肌に心地よい温感と水圧感、アロマの香りで筋肉の緊張を解きほぐしていきましょう。できれば蛍光灯の明かりを消して、キャンドルの明かりを灯しながらであれば効果倍増。お湯がいっぱいになるころには、ジャグジー効果で新陳代謝も促進されます。
 入浴後は、リラックスできる空間でゆっくり過ごしましょう。ベッドやソファに寝そべったり、畳の上にゴロンとなったりご自由に。その視界に、好きな色の布でカバーリングしたソファやクッション、ベットカバーなどがあると、それだけでもカラーセラピー効果が期待できます。そしてほのかに香るお気に入りの香りと、バスケットに入った栗や柿など季節の風物を優しく照らす間接照明の明かりが、ゆらぎ効果を演出します。
 秋から冬に向かう季節のカラダは、急激な変化を嫌います。注意してほしいのは、強い刺激(鮮やかすぎる色や激しい音、明るすぎる照明、きつい香りなど)は禁物という事です。他の季節よりもゆったりとした時間と優しい刺激が疲労回復を助け、癒やしを喚起してくれます。
 私が行っている「キャメス・カラーセラピー」では、今の自分に必要な色(フィーリングカラー)と香りを見つけることができます。12色のカラーボトルから選んだフィーリングカラーと香りには、自分自身を癒やすと同時に、心とカラダのバランスを整える動きがあります。自分にとって心地いい色と香りを見つけて、ときには時間をかけ、心とカラダにたっぷりと潤いを与えてあげましょう。
情熱や勇気の印 赤
~エネルギーが強い~
 私たちは心や身体にエネルギーが満ちあふれてくると、無意識にそのエネルギーを発散しようとして身体を動かしたくなったり、声が大きくなったりします。また、怒ったり暴力的になったりするのも同じです。
 この状態を色でいうと「赤」で、心身のエネルギーが強い時は、赤の洋服やアクセサリーを選びたくなるものです。これは、自分の状態が赤のエネルギーと引き合ったということです。
 赤を選びたくなる時は、活動的でなんでもうまくいきそうな気がします。体力的にも疲れ知らずで、いくらでも動けそうな勢いが出ます。特に、目新しいものを見つけたり、ドキドキするような体験をすると、やる気に拍車がかかってますます動きたくなります。
 日ごろから赤が好きという多くの人は、人に従うよりはリードする方を好みます。また、外向的でアクティブなので、たとえ失敗をしたとしてもめげずにどんどん前に進んでいきます。肉体的にも精神的にもタフですから、周りの人はついていくのが大変なほどです。
 というのは、色彩生理学的にみると、赤はドーパミンという神経伝達物質(脳から分泌されるホルモン)と関連しています。これは、車で例えるとアクセルの役割をするもので、瞬発的な興奮や意欲を生み出すことがわかっています。
 そのドーパミン効果を利用しているのが、バーゲンセールの文字。「赤」で描かれることがほとんどです。
 会場を紅白幕で彩り興奮させ、早く買わないと損をするように競争意識を喚起させることで、購買意欲を出させようという色彩戦略なのです。黄色い文字や青い文字でバーゲンセールと描かれていた場合、安くていいものが手に入るというイメージがしにくいのです。

~集いの場盛り上げ~
 そんな赤ですから、インテリアやファッションに上手に取り入れると、疲れた身体やめいった気分に元気をプレゼントするような効果が得られます。
 朝起きた時に、今日は元気が足りないなと感じたら、赤い下着を選んでみませんか。ひと口に赤といってもハイビスカスのように鮮やかな赤から、ワイン色のような落ち着いた赤までさまざまなので、自分の心と身体がしっくりなじむ赤を選びましょう。そのうちに、身体を動かすのがおっくうじゃなくなっているのを感じるはずです。
 また、家族が集まるリビングやダイニングといった生活空間に赤い花を多めに飾ったり、カーテンやブラインドを赤に替えると、いつの間にか会話が弾んでいるのに気がつくでしょう。そのうえ、時間を課題評価する感覚を生むので、短い時間であったとしてもたっぷりと楽しいひとときを過ごしたように錯覚します。お試しくださいね。
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人は誰でも年を取ると青や緑、紫などの寒色系が見えにくくなってきます。高齢者に多い白内障は、眼球の中の水晶体と呼ばれる弾力性のある透明なレンズが白く濁るというものです。ひどくすると失明に至りますが、そうならないまでも濁ったレンズを通して見える光景は、黄色っぽく濁ったものになってしまうのです。
 これがレンズの「黄変化」です。このため、青や緑などの寒色は黒っぽくくすんで見え、色同士の区別がつきにくくなります。濃い緑や紫、茶色などはほとんど黒と見分けがつきません。白も黄色っぽく見えるので、黄色と白の区別もつきにくくなります。つまりは、目で感じられる色の種類が減ってしまうということです。高齢になるとたくさんの色を楽しめなくなるのは、このあたりにも要因がありそうですね。
 寒色が見えにくくなるのとは反対に、暖色(赤や橙、黄)は鮮明に感じるようになり、他の色よりきれいにはっきり見えてきます。このような状態になることから、人は年をとると見えやすい暖色を好むという傾向が出てきます。
 また暖色には、身体の内蔵を刺激してエネルギーを生み、ホルモン分泌を活発にする作用があります。もっと元気に長生きをしたい人にはもってこいの色なのです。中には「年寄りがピンクなんて恥ずかしい」と考える人もいるかもしれませんが、色彩心理の観点から言えば、年をとったからこそピンクや黄色、オレンジなどの中から自分の目にきれいに見え、心地よく感じる色を選んでそれに包まれて暮らす方が、気持ちもリズミカルになって元気が出るのです。
 わたしは介護施設などの色彩設計に数多くかかわってきた経験から、自分の服や人の着ている服、身の回りの色に興味を持ち、カラフルな色が好きな人は、男性でも女性でもとても元気で明るく、若々しい人が多いことを知っています。人の着ている服にも興味を持ち、自分も明るい服を好む。その刺激が大脳に働きかけ、情緒を活性化させるという効果もあるのです。例えば、画家の多くが長生きで、90歳、100歳で死ぬ直前まで鉛筆を持ち続けています。色に対するこだわりや楽しみを持つことは、ひいては健康で長寿の秘けつとも言えるのです。