この『福ブレンド』は薬草茶のような不思議な後味があります。
エゾウコギの焙煎の香ばしさと、クロモジのスパイシーさ。
内容を紐解いてみましょう。
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クロモジの葉は、漢字で黒文字と書き、和菓子などに添えられる、高級爪楊枝を作るので有名です。
リラックスさせてくれる香り高いお茶で(精油のローズウッドに似ていると言われます)
抗ウイルス作用が明らかになりインフルエンザ予防や風邪予防にとして注目されています。
エゾウコギは『蝦夷ウコギ』で、北海道産のものです。ストレスに対する持続的な抵抗力をもたらす、アダプトゲンハーブとして、心身の疲労の予防をしてくれる、また、女性ホルモン様作用もあり、女性の不調のケアにも合います。
マローブルーはウスベニアオイとも言われます、青色色素(アントシアニジン)を含むので眼精疲労や、粘膜を外部の刺激から保護する働きがあり喉に潤いを与えてくれます。
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クロモジを使ってハーブティーを作ろう!と探した時に隠岐諸島の海士町のクロモジの葉を見つけました。
現地では、このお茶を飲むと福が来ることから「ふくぎ茶」と呼ばれて親しまれています。
この話から、新年に出すお茶は『福ブレンド』と名付けました。
隠岐諸島のクロモジが、あまりたくさん購入できないので、佐渡のクロモジに出会いました。
そこで、この福ブレンドは二箇所のクロモジをブレンドしています。
滋味深い味のこの福で冬場の不調やお疲れの対策として、おすすめです!