藍は愛だね!蓼藍を学ぶ旅◆蓼藍畑 高知の巻/蓼藍畑 | 素髪美人 flavour★salon あなただけの美容室 *・゜゚・*自由が丘

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なかなかupできなかったけど続きです☆

だって、写真830枚もあったんですよ!!!(笑)

アメブロは15枚しか載らないので厳選するのに時間がかかっております…。

まだまだ続きます…。




1日のスケジュールを把握してないまま、龍河洞にて観光し(笑)、畑に行く前にランチにて蓼藍生産者 『藍里農園』依光夫妻とようやくご対面。



大阪からプリマヴェーラ叶さんも合流。



お会いした瞬間から熱量高い依光夫妻。


長年関西にいらっしゃったのに、高知に戻ってきて蓼藍の栽培を始めてまだ8年。

ずっと研究しながら育てていらっしゃいます。



蓼藍畑



《刈取り》

今年はマムシが多いとのことで、刈取りは見学。


今の時期は3回目の収穫。

花も咲き始めています。

花が咲いてしまうと時期も終わり。

一年草なので毎年が勝負です。



植物相手ですから、想像してないこともあるでしょう。

「オーガニックで育てる」というのはとても大変。


「有機栽培だから虫がつかないなんてことはない」


夜盗虫や根切り虫、アブラ虫もつく。

つくと葉っぱは黒くなる。




花は道端でよく見る「イヌタデ」と似てますね。

ピンク色の花が咲きます。



《洗浄》

生菌コントロール後、何度も洗浄します。

この洗浄は琉球ヘナでもやっていました。

インドヘナと大きく違う点です。



すごい水量!



いくつも桶があり、ザブザブ洗っては次の桶に移していきます。



葉を選別

流水でザブザブ洗って、傷んだ葉っぱや虫を取り除きます。

傷んだ葉っぱは既に藍色。




床は藍色に染まってます!



「◯◯やき〜」と、高知弁を教えてもらいながら和やかに工程を見せてもらいました。



なぜか、「葉っぱは苦い」という話から食べてみることになりまして(笑)



私の舌が藍色!!!

一番青く発色してました!

ランチに食べたものが影響してるのか?(角煮丼でしたけど〜)

口内のpHなのか?


なんでだろうね?と言いながら皆でモグモグ、あっかんべー(笑)




《乾燥のための工程》

洗浄した枝と葉を乾燥させます。

機械はタバコの乾燥機。



乾燥機は蓼藍の香り!


生葉ではわからなかった香りです。

ヘナとも違う、例えがわからない香りなんです。


防湿袋に入れて保管します。


粉にするのは他社で。

細かな粉に引いてもらって商品になります。




戻ってきた蓼藍粉を袋詰めする部屋を見せてもらいました。

この部屋は粉がつかない素材の壁なんだそう。



そして、袋に詰めて、完成です!



「蓼藍」で髪を染めるということは難しい。

傷んだだけで発色してしまう蓼藍。

この時点で発色してしまうということは、髪に乗せた時にはとっくに発色は終わってます。


「藍染」という布を染める工法は昔からある。


布を染めるように、例えば熱湯に浸けたり、薬剤に浸けたり、空気に晒したり、水で濯いだり、



同じことを髪ではできない。


どのように髪を染めるための染料にするか?なるか?


試行錯誤でできあがった髪を染めるための蓼藍。

まだまだ歴史が浅い、始まったばかりです。




続く☆