前半戦の続きです☆
【4、葉を集める】
乾燥した枝から葉だけを落とす。
乾燥しているので、枝を叩くとパラパラと落ちる。
バシバシと叩きます!(笑)
そして落ちた葉っぱを集めます。
【5、手選別】
葉っぱには小枝が混じってたり、虫がついてることもある。
洗浄でも落ちなかった虫や繭もここでしっかりと分けられる。
エアシャワーを抜けて入ったこの小さな部屋はヘナの良い香りが充満!
皆、真剣です(笑)黙々と。
残った小枝や繭など。(一部です)
【6、粉砕】
粉砕機にかけて、粉末にする。
ここでも目視で小枝等を外す。
この作業はスタッフさんがやったので写真ない〜(^◇^;)
あんなに小枝を分けたのに、ポイポイと捨ててる!
【7、充填】
ヘナ粉は粉砕機で温まってしまうので、冷めるまで待ったのちに袋に詰める。
説明を聞いてるところ。
スマホに打ち込んでます。
粉になったばかりのほんのり温かいヘナ。
これが!
なんて気持ちいいの!!!
空気を含んでいるので、ふわふわ!
ビニール袋の上から触っても何とも言えない感覚。
これを枕にしたい(笑)
今回、充填したものは自分用にいただける、出来立てのヘナ♡
昨日刈り取ったばかりの本当に出来立て!
香りも爽やかなお茶のよう。
できたー!
数名分しかありませんがご希望のお客様にはこの出来立て琉球ヘナを使用しますね。
◆
出来立ての琉球ヘナを使って体験会。
眉毛も染めてみた(笑)
(でも私は眉毛はしっかりあるので何も変わらなかったわ(笑))
◆
参加者は知ってる美容師さんばかりだけど、一人だけ異業種の人がいらっしゃいました。
ここのオーガニック琉球ヘナをOEMで扱う会社の人。
美容業界に入ったばかりでヘナを詳しく知らない。
とても良い機会なので、ヘナをやってみましょう〜ってことで、塗られて塗って。
ヘナスクーパのアライフ青木さんがいるので、ヘナスクーパの使い方も習う。
どうやって塗るのか、塗られてどんな感覚なのか、ヘナ中の待ち時間の感覚、洗ったあと、時間が経ってから。
湯シャンでいいの?シャンプーした方がいいの?
いろいろ感じることはあるかも。
自分の体験があると説得力がありますね。
塗布されてます。
今度は塗る番。
しかし、ロングヘアで絡みやすいモデルさん…。
初心者にはとても難しい髪の人に当たってしまった。
acoちゃんが手取り足取りで教えてます。
(少し慣れたのか表情が変わってきました)
慣れてないと『髪に触れる』ってできないです。
『髪を扱う』って難しいんですよ。
最初は泣きそうな顔してたけど(笑)すぐにヤル気をもって、しっかりやり遂げてました。
素手で塗布したので手が染まってます。
これも体験の一つ。
ヘナってどんなものか、これで自信を持って販売できますね!
◆
二日間に渡り、全ての工程を体験して…。
琉球ヘナは元々はインドから苗を持ってきた。
沖縄各地で栽培してみて、育ちの良い土地が見つかり畑を南部に移した。
日本人ならではの細やかさと生真面目さで、オーガニック琉球ヘナは完成する。
他にも沖縄で栽培されたヘナは存在する。
(私は使ったことがないけど)
できたものは同じヘナであっても、刈取りや洗浄、いろいろな工程で違いが出てくる。
洗浄してないところもある。
オーガニック琉球ヘナは「葉」しか使わないが、値段が安い沖縄のヘナは茎も混じっている。
茎も染色能力はあるが葉と比べればとても少ない。
琉球藍についても話を伺った。
藍は栽培の場所が北の方で、刈取りの時期も違うので見学は無し。
いつか琉球藍も見てみたい!
なによりも!
スタッフさんが皆、楽しそうに仕事をしている。
愛情をもって琉球ヘナに接しているのがわかる。
「楽しい」は見ていて安心する。
愛されて出来上がったものたちを使いたいと思う。
行ってよかった。
見れてよかった。
疑問質問は東京からでも、メールでも電話でもできる。
でも、直に見る、って全然違う!
楽しかった!!♡
実りある二日間でした。
お世話になった方々、本当にありがとうございました!!
次は番外編をお送りします(笑)