サロンでオススメされるシャンプーは何千円。
何が違うのでしょうか？
使って分かりやすいのは、香りや泡立ちです。
使い続けてようやく髪が傷みやすいか、傷みが落ち着くか違いが出てきます。
ドラッグストアなどで買える安い市販品は
サラサラしっとりといった手触りを良くするための補修剤として
シリコーンをメインに添加しています。
シリコーンと一言で言っても、実はたくさんの素材があるのです。
どのような特徴のシリコーンなのか、これは裏書きの表示を読むだけでは
全くわかりません。
値段が安ければ安い素材を使っています。当たり前ですが。
シリコーンは油です。
シャンプーのモミモミで剥げたキューティクルをごまかすために
さらにシリコーンがたっぷり配合されているのです。
剥げる→ごまかす→剥げる→ごまかす
一見、サラサラしっとりですが、髪の内部はスカスカです。
実は傷んでいます。
でもシリコーンのお陰で傷みはわかりにくくなっています。
ではサロンで売っている専用品はどうでしょうか？
サロン用でもシリコーンを配合しているものは多いです。
しかし、何が違うかと言えば
シリコーンだけではないということです。
シリコーンだけでなくPPTやCMCなど
いろんな素材が混じり合い
髪の内部を補修し、キューティクルを保護し剥離を防ぎます。
値段の差は、何の素材をどれだけふんだんに使っているかの表れなのです。
香りも違います。
“良い香り” だけでなく適度に消えるように設計されています。
いつまでも香りが残ったら、
もしも香水つけてたら香りが混じって台無しですね。
でも香りに無頓着な人が多くて苦しく感じる場面が多くなりました・・・。
シャンプーの残り香だけじゃなく、洋服もものすごい香りの洗剤や柔軟剤がありますね。
ﾔﾚﾔﾚ。
市販品とサロン品の違いをわかっていただけたでしょうか？
とはいえ、安い市販品を否定はしません。
高ければ良いとも思いません。
使用して、その人が “楽しい・心地良い・気持ち良い” であれば
安かろうが何でも構わないと思うのです。
高いからこそ、大事に良さを味わって使うかもしれませんし、
安いからこそ、気兼ねなく使えていいかもしれません。
値段の差は素材の差です。コマーシャルの有無もありますが。
食べ物にも言えることですが、安い物は当然安い理由があります。
高い物は高くなる理由があります。
そこをしっかり理解して物をお選びいただきたいと思います。
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