精神心理、運命について悪い面で言われる
『親子の負の連鎖』
でも、正負の区別無く、親子の日常によって、子供の精神心理と運命が、親から影響を与え続けていきます。
良いも悪いも。
例えば、親が車を運転している時の口癖。
- 勘に触る運転をする車。
- 理不尽な運転をする車。
- どんな事があっても必ず車が避けてくれると思っているかの様な振る舞いをする歩行者や自転車。
僕も、
「どけ❗」
「何しとんねん❗」
「死にたいんか❗」
と、ボヤいたり叫んだりしてしまう時があります。
すると、娘は
「お父さん、『どけ❗』って言えば良かったのに」
と、僕に言った時がありました。
僕の側に正義があるという思いで突いて出る言葉でしたが、我が子が言うと、罪悪感と反省の思いが湧きました。
玩具の片付けなど、注意や躾といった生活の中で、
- 一般的に当たり前や正しいと思われる事や
- 個人的に当たり前や正しいと思う事が
親の立ち居振舞いが子供に伝播します。
「防ぎようが無いじゃない!?」
正にその通りだと思います。
この避けられない親から子への影響こそ、僕が多重精神疾患を、ほぼ克服した時に直面した恐れ、悩みでした。
親子の負の連鎖の事は知っていたので、
「純白でまっさらな命の心(脳)には必ず僕色に染まる処がある。どんなに親自身が注意してもだ。そうしたら、精神疾患者の再生産だ。」
己であの凄惨な過去を我が子に与えてしまう。
そこに悩みを置く程に、
について、
を自覚していました。
子育てしてみて気付いたのは「親である自分の悪い部分を引き継いだ我が子の嫌な部分に気付く」という事。
「自分の良い処って無いのかよ、どんな事だよ⁉️」
と、悲嘆に暮れる程に。
そこで、心に決めている事は、
「親の自分の嫌な処を受け継いだり真似する様になった子供を怒鳴らない事」
です。
「自分で撒いた種だろ、誠意をもって子供を修正しろ」
という事です。
子供の「パパ(ママ)もやってるのに」という言葉が混じる親子のやり取りは、よく見聞きする事だと思います。
子供の心身や運命の好調不調の大半は、親が影響していると、よく言われます。
子供が親の自分が映る鏡の様に、返ってくる己の姿をかえりみて、これからの自分の在り方を練り直す。
ネガティブだと思う自分の何かを自己受容する。
認識する事は、嫌で、辛く、おぞましいけれど。
多くの心理技術の中核の1つがここに集約されています。
自分原因型として物事を捉え、様々な心理技術を使っていく。
他者基準や外的基準など、受け身に捉えるだけでは、自分以外の物事に自分が支配されたままで、「自分で采配して生きている感覚」を伴った生き方ができません。
「我が子こそ思い通りにならない」
とは、よくいったものです。
最も近親な間柄であるからこそ、
- 我が子に対する親の意識的、無意識滴な理想がある。
- 親の色んな事を先天的にも後天的にも受け継ぐ。
特に日々一緒に過ごす家庭環境の場合は。
昔、娘が約2週間入院した後半に、母子家庭の子供が脚へのバイ菌による炎症と高熱の為に、娘の隣の病床に入ってきました。
母子のやりとりを見聞きして一発で感付きました。
「ああ、この親子の不和な関係が子供の今回の事態を創った。」
簡単に言えば、親のイラつき、躾の仕方、親子のやり取りの影響を受けた子供が、気持ちを鬱屈·鬱積·爆発させる気質になり、脚を掻きむしる様になり、バイ菌が入ったのです。
脚と足の至る所に掻き傷が有り、僕が気が付くと、その子は脚を掻きむしっていました。
なのて、母親がいくら我が子に「掻くな」
と指示、躾、指導、懇願、哀願しても、その子は、掻くのを止めないどころか、一層掻きました。
なので僕は「治癒と退院は長引くだろう。また再発するだろう」と確信しました。
引きこもりもですが、まずは原因を親自身を見直して、親が先に変容する切っ掛けと糧にします。
家庭内の、困難、逆境、違和感は、自分の人生の棚卸しと練り直しの時。
それは僕の家族も同じです。
個人的にも社会的にも逆境と思える時は、自分をかえりみる時期であり、かえりみた人が伸びる、好転するという情報や資料が、僕には手に入ります。
今回の場合は、家庭内、親子がテーマです。
でも今こそ、そして日頃から我が子と接しながら、我が子を通して、親が自己研究、自己変容です。
【メール/LINEのご登録】
ご登録の特典
- 無料電子書籍プレゼント
- 初回3,000円カウンセリング
- 7日間メンタルヘルス配信講座
- メール/LINEでのご質問、ご相談
- メンタルヘルス記事のメール/LINE配信
7日間配信講座と通常の配信は、メールとLINEでは違う内容を扱っています。
なので、2つご登録されると、お得です。
是非、おふたつご利用下さい。