バタバタしていてなかなかブログにアップ出来ませんでしたが
突然の出来事を書きたいと思います。(長文になります)
7日の朝、それは突然おこりました。
前日寝るまでいつもと変わらない様子だったルークが動きません。
トイレに連れ出そうと思っても起き上がらず。
ご飯を出しても少し食べるも、吐きました。
生後3ヶ月で我が家に来たルークですが食事を取らないのは初めて。
我が家は2階がリビングなので階段を降りない場合、シーツに乗せて運ばなければですが
この時は何とか自力で階段は降りてくれよろよろしながら外へ。
トイレも普通に済ませおしっこも普通の色。
が、車にはいくら待っても乗ろうとしないので
前脚を持ち上げ座席に置いてからお尻を持ち上げて乗せて病院へ。
車の中ではハァハァと呼吸も荒くとてもつらそう。
病院に到着するも今度は車から降りられませんでした。
先生と看護師さんに手伝って貰い、車に敷いてるシートごとルークを運び出しました。
まず先生が触診。この時、お腹を触ると嫌がりました。
血液検査とエコー検査、レントゲン。
血液検査では特にこれといった異常な数値は見つからず。
次にエコーをみると、各臓器に腫瘍は見当たりませんでしたが膀胱近くに腫瘍らしきものが。
すぐに針で細胞を採り見てもらうと、腫瘍らしきものが血だということが分かりました。
濃度といい普通の血と全く同じということで、どこからか出血していると・・・・・
ただ、レントゲンを撮ってもやはり臓器は綺麗で腫瘍も見当たらず、出血の原因が全く分かりません。
そして、この時はまだ画像で見えた腫瘍らしき血の塊があるだけと思っていましたが、
診察中、ルークの容態はドンドン悪くなり更にぐったり・・・下瞼や口の中も真っ白!
口元は冷えたコンクリートのように冷たくなっています。
しかもこの日は主治医の院長先生が休みで不在だった為、違う先生だったのですが
先生もルークの容態がドンドン悪くなる為、院長先生に連絡してくれたところ
このままルークの状態が悪化するようなら、原因を調べる為に開腹手術をする事に。
院長先生が戻れるのが19時とのことで、それまで病院でルークの様子を見ながら待機。
ルークはひたすらぐったり寝ていて、尻尾も振らなければ名前を呼んでも顔も起こせない状態に。
先生も貧血が進んでいるようだから更に出血しているかもとの事で、まずは貧血をよくする点滴をする事に。
個室で私も付き添い点滴開始。
点滴が終わるころ、院長先生が到着。
今の状況を知る為にもう1度エコーをしてみると更に出血が進んでるいました。
ただ、この時院長先生が画像も見てもやはり臓器に異常がある様子がないと・・・・・
レントゲンでも脾臓や肝臓、腎臓等はやはり綺麗だと。
こうして出血の原因を調べる&出血を止めるべく緊急手術に。とはいえ、再度手術前の点滴やら
検査やらで手術が始まったのは21時くらいに。
その前に毛を刈られました。

当初は立会いの予定だったので、「お腹にメスを入れて開いてから中に呼びますので」と言われていたのですが
手術室の様子がバタバタし始め、すぐに呼ばれるはずがなかなか呼ばれません。
すると院長先生が出て来て「開いてみたら画像では全く分かりませんでしたが
右腎臓からかなりの大出血を起こしているので、急遽右腎臓を今から摘出しますと。」
その後は特に状況説明もなく、看護師さんがバタバタと手術室へ何かを持ち込んだりすること
4時間弱。。。手術が終わったようで麻酔がはずされると、突然ルークの悲痛な叫び声が。
「ヒィーヒィーン」と聞いたことのないくらい大きな甲高い声をあげて、かなり痛がっている様子。
そして、ルークをゲージに運びこむと院長先生が・・・・・
出血している右腎臓を取ったのだから、きっとそれでよくなるんだ!と思っていた私、しかし先生の
口から出た言葉は私の頭を真っ白にするものでした。
「状況ははっきり言って悪いです。このまま家に帰れない可能性もあります。」
といい取り出した右腎臓を見せられ説明が。
これが摘出された右腎臓。
私の手の平にスッポリ収まるくらいの大きさで
イメージしていたより小さかったけど普通サイズとのこと。
見えにくいけど、黒っぽくて米粒より小さなポツポツがいくつかありました。
これは画像検査では全く映らなかった腫瘍で
これらが破裂して大出血が起こっていたそうです。
しかも、これ程小さく画像検査にも映らない腫瘍が何個も破裂しているのはあまり見たことがないと。。
手術中のデジカメ写真も見せて頂きましたが凄い出血量で
腎臓の周りは特に酷く大きな血の固まりとなっていたそうです。
そしてまだ病理検査の結果は分からないけど
おそらく「血管肉腫」でしょうと。
そして血管肉腫である事を前提で考えた場合、起き上がり食事を取れるくらいに快復しても余命は2~3ヶ月。
腫瘍が破裂した場合は術後~2日で亡くなる子も多いと。
一瞬で頭の中が真っ白に。
そこからは先生の話しを聞いているようでボーっと聞き
うなずく事しか出来ず。
そして追い撃ちをかけられるように更に悪い報告が。。。
「残りの左腎臓と脾臓にも1つずつ同じような画像検査には映らなかった腫瘍がありました。そっちはまだ破裂していませんが、いつ破裂するかはわからない状態です。麻酔もだいぶ長かったので脾臓の摘出はしませんでした」と。
ICUから聞こえてくるルークの痛々しい声と先生からの話しに泣くことしか出来なくて
自分が何を話したか自分から発した言葉はあまり記憶がありません。
そして麻酔がきれ酷い痛みに悲鳴をあげてるルークのところへ。
お腹を床につけるのも痛そうに丸まりながら
必死で痛みと闘っていました。
あまりにつらそうで涙があふれましたが
私がここで泣いたら頑張ってるルークは不安になるはずです。
なので涙を拭き、絶対にルークは家に帰れると信じて
ルークに「頑張ってるからすぐにお家に帰れるからね。早くよくなって一緒に帰ろうね!」と触りながら声を掛け、
明日また来るからとルークに伝え病院を後に。
この時すでに午前2時前。
車に乗ると再び涙が溢れ、今夜ルークがこのまま死んでしまったら。。。と悪いことばかり頭をよぎり
泣きながら車を運転して帰りましたが、今考えたら無事に家に着いたのが不思議なくらい記憶がない(汗)
家に着き、すぐにネットで「血管肉腫」を検索。
やはりどれもとても悪いことばかり書いてあり見れば見る程、希望を失うものでした。
どうかルークとまた無事に会えるように祈るしかなく
手術が終了した午前1時過ぎ~翌朝病院が開く9時までがどれ程長く感じたことか。
病院の開く時間に即電話をし、ルークの状況を確認。
すると「今はぐったり寝ていてトイレも全くしていません」と。
そりゃぁ4時間に及ぶ大手術をし腎臓も1つ摘出してからまだ8時間しか経ってない訳で当たり前です。
まだ興奮させない方がいいので、何か状況変われば連絡しますから、面会は夕方」と言われ会いたい気持ちを抑えながら夕方まで待つことに。
するとお昼前くらいに携帯電話に病院からの着信が!
何かあったんだ。と心臓バクバクで出ると
「ルーク君、今自分で歩いて外にトイレに行って、ご飯も全部完食しました。」と嬉しいにまた泣いてしまいました。
そうなんです。ルークは生きよう!元気になれば家に帰れる!と必死に前を向き闘っていたんです。
このまま痛みも治まらず、家に帰れず死んでしまう可能性も大きいと言われたのに
術後たった11時間で歩いてトイレに行き、食欲が出てご飯を完食なんて本当にルークは凄い!
それなのに、私は悪いことばかり考え、落ち込んでダメ飼い主だ。と反省。
私も諦めず、生きようとするルークが不安にならないようにもうルークの前では泣かないと決めました。
夕方面会に行くとまだ貧血は酷いものの、立ち上がり前日は寝たきりぱたりとも振れなかった尻尾もパタパタと少し振って出迎えてくれました。

柵越しに私の手や顔を舐めくれ、まるで「お母さん、僕元気になったでしょ!頑張ってるよ!だから心配しないで早くお家に連れて帰ってね」と言っているように思えました。
そして私の前で夕食もペロリと完食してみせてくれ、この時の嬉しさは言葉で表せないくらいです。
こんなルークを見ていたら、立ち上がったり食事は出来たりと元気になったとしても余命が2~3ヶ月だなんて信じられないし信じたくありません。
そんなルークに「明日来るからね。」と声を掛け帰宅。
翌朝病院から連絡があり、また一瞬ドキッ!
すると昨日よりも更に元気が出て来て、トイレの後、ゲージに入らない程です。食欲もあり残さず食べるので
家に帰りたいようなのでこのまま様子が変わらず
夕方エコー検査で出血が見られなければ退院させる予定ですと!
なんと術後2日目で退院となりました。
迎えに行ったルークは自分で車にも飛び乗りビックリ!
ただお腹を押したりぶつけたりするとまた残りの腫瘍が破裂する可能性があるので気をつけなければ。
家のリビングは2階なので、階段は上がらないだろうし1階で一緒に生活する予定でしたが家に帰り、玄関を上がると自らスタスタと2階へ。
そのままベッドに直行しバタリと寝たのでやはり手術&病院疲れが家に帰ったら一気にでたのかな。更には傷口の痛みだってあるはずだしね。
ルークの傷口。

かなり痛々しいです。
舐めるので腹巻をしました(笑)
悪性組織球腫という癌の中でもっとも進行の早い病気と
懸命に闘っていただけに本当に悔しいし悲しいです。
皆で一緒に8歳を迎えたかった。。。
バンビちゃんのご冥福を心よりお祈り致します。
